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罪人を召し出せ

ブッカー賞

罪人を召し出せ

ヒラリー・マンテル

『ウルフ・ホール』に続く三部作第二部。1535年のイングランド宮廷を舞台に、トマス・クロムウェルがアン・ブーリン失脚へ向かう政治の渦をさばきながら、王の気まぐれと国家の危機のあいだで生き延びようとする歴史長編。

トマス・クロムウェルアン・ブーリンヘンリー八世の宮廷権力闘争歴史小説

作品情報

王の気まぐれと宮廷の陰謀が、ひとりの重臣を追い詰めていく。

『罪人を召し出せ』は、『ウルフ・ホール』に続く三部作第二部として、ヘンリー八世の宮廷を舞台にトマス・クロムウェルの視点でアン・ブーリン失脚の過程を描く歴史長編。権力の駆け引きと私情が折り重なる、緊迫感のある宮廷劇として読める。

レビュー要約

  • クロムウェルの人物像と宮廷政治の緊張感を高く評価する声が多く、歴史小説としての厚みと読み応えが際立つ。結末を知っていても、人物の心理の揺れと権力の圧力で引き込む力が強い。

書籍情報

出版社
早川書房
発売日
2013-09-20
ページ数
604ページ
言語
日本語
サイズ
14.2 x 3.9 x 19.4 cm
ISBN-13
9784152094001
ISBN-10
4152094001
価格
3300 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

〈ブッカー賞/コスタ賞受賞〉十六世紀英国。国王ヘンリー八世が世継ぎを望む中、王妃の不貞の噂が宮廷をかけめぐる。『ウルフ・ホール』に続き辣腕政治家トマス・クロムウェルの人生を描く傑作

レビュー

  • 宮廷の内部事情が興味深い歴史小説

    16世紀、ヘンリー8世がお世継ぎの子供を欲しがり・・・というお話。 前作の「ウルフホール」でもお世継ぎの子供が産めないで・・・というお話でしたが、ここでもまた子供の問題でどうするか、クロムウェルが東奔西走し・・・という話しでした。 産めと言われてすぐ産めるものでもないし、この時代は男子じゃないと王になれない、という制約もあり、大変であったろうと思われますが、結局アン・ブーリンの悲惨さが悲しかったです。 今(2025年くらい)は女性でも要職に就く人が増えたので、隔世の感がありますが、この時代の女性の地位の低さが印象に残りました。 ただ、前作もそうでしたが、登場人物が多く、そのキャラクターやその思惑を覚えながら読むのも大変でしたので、一部解釈にマチガイがあるかもしれないので、その場合はすいません。 でも、この時代の西洋史の歴史小説は面白い物が多いので、楽しめました。当時生きていた人からは、怒られるかもしれないですが。 宮廷の内部事情が興味深い歴史小説。前作共々是非。

  • 助かりました

    早いし、品質も申し分なかった。

  • The mirror and the light が出版されます!

    トリロジーの三作目がやっと来年3月に出版されます。翻訳はいつ頃出るのでしょうか。ご存知の方おられましたら教えて下さい。お願い致します。

  • クロムウエルがんばれ

    前作に興味を抱きながら、読む機会を逃していたため、本作をすぐに注文して読みました。ほのめかし気味の会話を楽しみながら、クロムウエルを追いかけるのは、なんとも楽しいひと時でした。次作も楽しみです。

  • さすがの読み応え

    クロムウェルという人物がかくも魅力的とは。 真実は置くとして、歴史小説を読む喜びを満喫させてくれます。 慎ましくもしたたかなジェーン・シーモア、彼女らしく凋落するアン・ブーリン。 数々の登場人物達の末路を知ってはいても、そこに至るまでの道筋はずっしりと重たげなタペストリーの模様を指で辿るよう。 それにしてもヘンリー八世って…傍迷惑な君主ですね。

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