ギタンジャリ: タゴール詩集 歌のささげもの
神への祈りと献身を、澄んだ抒情で紡いだ詩集。個人の内面の声が、そのまま普遍的な敬虔さや愛の感覚へと広がっていく。
作品情報
祈りの言葉が、個人の感情を超えてひろがっていく。
タゴールの英語圏での名声を決定づけた詩集として知られ、静かな文体のなかに深い宗教的感覚が流れる。言葉は難解ではなく、むしろ日常の語感から自然に立ち上がる。
書籍情報
- 出版社
- 風媒社
- 発売日
- 2011-12-01
- ページ数
- 158ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784833120753
- ISBN-10
- 4833120755
- 価格
- 2998 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
インドの詩人タゴール(Rabindranath Tagore 1861〜1941)は、1913年にアジアで初めてのノーベル文学賞を受賞し、世界で愛読されている。その名を世界に知らしめた円熟期の自選詩集『ギタンジャリ(歌のささげもの)』全103篇の最新の完訳版を英文テキストとともに収録。タゴールの詩のこころが、親しみやすい清新な日本語訳によっていきいきとよみがえる。 〈こころが怖れず顔を挙げていられるところ、 学問が自由であるところ、 世界が国境の壁によってばらばらになっていないところ、 ことばが真実の深みからあらわれてくるところ、 たゆまぬ努力が完成をめざして腕を伸ばしているところ、 理性の澄んだ流れが、因習のわびしい砂漠に迷いこまないところ、 こころがあなたにみちびかれ、たえず思索と行動を広げていくところ---- そんな自由の天国へと、父なるものよ、祖国を目覚めさせておくれ。〉(ギタンジャリ〔35〕) 訳者は本書の詩篇に「太古から人間のいとなみのなかに息づいている、よろこびとかなしみに彩られた普遍的なこころのありよう」が見いだされ、「簡素なことばの花が、澄みきった水のような静けさのなかに咲きこぼれるだろう」と述べている。
レビュー
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対訳が良い。
93歳の父が読みたいと言うので代わりに購入しました。 まさかタゴールの詩を英語で読めるとは思わなかった、と喜んでいます。 日本語も良い訳のようです。
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「マイケル・ジャクソンが愛読した詩人」
はじめてタゴールの詩集を読みました。 マイケルが 『THIS IS IT』 で朗読している 「Planet Earth」 という詩は、タゴールの影響を受けて書かれたそうです。 二人称の 「あなた」 は地球でもあるのですね。 読んで納得。感動しました。
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わたしから、あなたへ
呪術的な単語の羅列ではない、素朴なことばのつぶやき... バーボン片手にグラスを傾けながら、一人の至福な時間を過ごすよろこび あなたはどこにいるのだろう。わたしはどこに行くのだろう。 純粋な素朴な自分に戻れる時間を幸せにおもいました。
関連する文学賞
- ノーベル文学賞 第13回(1913年) ・受賞