世界・海外・国外の文学賞

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アブデルファッターフ・キリト

アブデルファッターフ・キリート

Abdelfattah Kilito

プロフィール

性別
男性
生誕
1945-04-10 (ラバト、モロッコ)
国籍
モロッコ
言語
アラビア語, フランス語, ドイツ語

経歴

職業
文学研究者, 作家, 教授
活動期間
1970年〜
影響を受けた人物
ハマダーニー(Al-Hamadhani), ハリーリー(Al-Hariri)

学歴

モハメド5世大学
文学部 / 古典アラビア文学
国: モロッコ
同大学で後に教授となる

受賞歴

キング・ファイサル賞(アラビア語・文学部門)
2023
部門: Arabic Language and Literature
主催: キング・ファイサル財団
結果: 受賞
スルタン・アル・オワイス賞(批評・文学研究部門)
2006
部門: 批評・文学研究
主催: スルタン・アル・オワイス文化財団
結果: 受賞
フランスアカデミー賞(フランス語の普及賞)
1996
主催: アカデミー・フランセーズ
結果: 受賞
グレート・モロッカン賞
1989
結果: 受賞
アトラス賞
1996
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 古典アラビア語の語りと現代理論

    古典アラビア語の物語伝統をナラティヴ理論などの現代的理論と照らし合わせて分析し、物語構造や語り手の役割に関する新たな解釈を提示。古典テキストの現代的意義を明らかにした業績が評価された。

    古典文学物語論ナラティヴ理論批評

作品

代表作

セッション ― ハマダーニーとハリーリーにおける物語とコード

1983年 学術・批評

古典アラビアの物語形式と文化的コードを分析した学術論考集。

古典アラビア文学語りの形式文化的コード

著者とその分身 ― 古典アラブ文化に関する論考

1985年 学術・エッセイ

古典アラブ文化における著者像や分身(複数の語り手)を巡る論考集。

著者論物語論テクストと自己
翻訳
  • 『著者とその分身』英訳

アダムの舌 ― その他のエッセイ

1999年 エッセイ

言語と文化、宗教的寓意をめぐる多様なエッセイを収めた著作。

言語文化論寓意
翻訳
  • 『アダムの舌』英訳

アラブ人と物語の技法:奇妙な親しみ

2009年 批評・文化論

アラブにおける物語の伝統と現代的意味を比較文化的に論じる作品。

物語の伝統比較文化近代性
翻訳
  • 『アラブ人と物語の技法』英訳

『私の言葉を話してはならない』/『私はすべての言語を話すがアラビア語で』

2008年 随筆・エッセイ

言語、アイデンティティ、翻訳をめぐるエッセイを含む著作。英語・フランス語訳が存在する。

言語とアイデンティティ翻訳多言語性
翻訳
  • 英訳: Thou Shalt Not Speak My Language
  • 仏題: Je parle toutes les langues, mais en arabe

全著作

  • Les séances: récits et codes culturels chez Hamadhânî et Harîrî (1983)
  • L'Auteur et ses doubles: Essai sur la culture arabe classique (1985)
  • La langue d'Adam: et autres essais (1999)
  • The Clash of Images (1995)
  • Les Arabes et l'art du récit: une étrange familiarité (2009)
  • Je parle toutes les langues, mais en arabe (2013)

作品の翻訳

  • 『著者とその分身』英訳:The Author and His Doubles (2001 翻訳)
  • 『アダムの舌』英訳:The Tongue of Adam (2016 翻訳)
  • 『アラブ人と物語の技法』英訳:Arabs and the Art of Storytelling (2014 翻訳)

作風・主題

文体
学術的で精緻な分析散文的で説明的なエッセイ風比較文学的アプローチ
頻出モチーフ
語りの構造言語とアイデンティティ古典と近代の対話

評価・遺産

アブデルファッターフ・キリトは古典アラブ文学と現代的理論を結びつける研究で国際的に評価され、複数の主要賞を受賞。フランス語・英語への翻訳を通じて欧米でも広く読まれている。

資料所蔵先

  • モハメド5世大学アーカイブ(関連資料あり)

引用

  • 私はすべての言語を話すが、アラビア語で。
    出典: Je parle toutes les langues, mais en arabe(著作タイトル) (2013年)

豆知識

  • フランス語でも多数の作品を執筆している。
  • 2013年に著作『Je parle toutes les langues, mais en arabe』を発表。
  • 2023年にキング・ファイサル賞を受賞。