世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

アブドゥルアハブ・アイサウィ

アブドゥルアハブ・アイサウィ

Abdelouahab Aissaoui

プロフィール

性別
男性
生誕
1985-03 (ジェルファ(アルジェリア))
国籍
アルジェリア
言語
アラビア語

経歴

職業
小説家, メンテナンス技師
活動期間
2012年〜

学歴

ザヤン・アシュール大学
電気機械(エレクトロメカニカル)工学
学位: 学士
国: アルジェリア
出典により同大学でエレクトロメカニカル工学の学位を取得したとされる

受賞歴

アラビア語フィクション国際賞
2020
対象作品: スパルタンの法廷(The Spartan Court)
主催: International Prize for Arabic Fiction
結果: 受賞
共和国大統領賞
2012
対象作品: ヤコブの映画館(Jacob's Cinema)
主催: アルジェリア政府
結果: 受賞
アシア・ジェバー賞
2015
対象作品: 死の山(Mountain of Death)
主催: Assia Djebar Prize
結果: 受賞
スアド・アル=サバーフ小説賞
2017
対象作品: サークルと扉(Circles and Doors)
主催: クウェート・スアド・アル=サバーフ財団
結果: 受賞
カタラ賞(未発表部門)
2017
対象作品: 忘れられた者たちの行為の遺言(Testament of the Deeds of the Forgotten Ones)
部門: 未発表小説部門
主催: カタラ財団
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: スパルタの法廷

    アルジェの5人の人物を、1815年から1833年までのオスマン支配からフランス侵攻へ移る時代の中で追う歴史小説。

    384ページ
    アルジェリア歴史植民地支配政治抵抗

作品

代表作

ヤコブの映画館

2012年 小説

アルジェリアで刊行された長編。2012年の共和国大統領賞を受賞。

記憶社会

死の山

2015年 歴史小説

スペイン内戦後に北アフリカで囚われたスペインの共産主義者たちを描く物語。

戦争亡命政治

サークルと扉

2017年 小説

多層的な語りを持つ長編。クウェートのスアド・アル=サバーフ賞を受賞。

人間関係運命

忘れられた者たちの行為の遺言

2018年 小説

未発表の小説部門でカタラ賞を受賞した作品。

記憶歴史

スパルタンの法廷

2018年 歴史小説

1815年から1833年のアルジェに設定された多声的(ポリフォニック)な歴史小説。地中海地域の対立と占領の歴史を重層的に描く作品で、2020年にアラビア語フィクション国際賞を受賞した。

植民地支配抵抗歴史と記憶

全著作

  • ヤコブの映画館
  • 死の山
  • サークルと扉
  • 忘れられた者たちの行為の遺言
  • スパルタンの法廷

作風・主題

文体
多声的(ポリフォニック)な語り歴史的叙述を取り入れた現代小説
頻出モチーフ
記憶と忘却植民地と抵抗亡命と囚われ

評価・遺産

アブドゥルアハブ・アイサウィは、2010年代以降のアラブ語圏で注目される作家であり、2020年にアルジェリア人として初めてアラビア語フィクション国際賞を受賞したことで国際的な注目を集めた。歴史を題材にした多声的な物語構成が評価されている。

引用

  • 魅了的で祝福されるべき作品だ。交差する物語は読者を惹きつけ、その登場人物と彼らの運命に心を奪われる。
    出典: ヤシール・スレイマン(書評・コメント) (2020年)

豆知識

  • 2020年にアラビア語フィクション国際賞(Arabic Booker)を受賞し、初のアルジェリア人受賞者となった。
  • 2016年にInternational Prize for Arabic Fiction Nadwaに参加している。
  • 発表された主要作の多くが文学賞を受賞している。