世界・海外・国外の文学賞

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アダム・トゥーズ

アダム・トゥーズ

Adam Tooze

別名: John Adam Tooze

プロフィール

性別
男性
生誕
1967-07-05 (ロンドン, イングランド)
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ロンドン(出生) → ハイデルベルク(幼少期) → ベルリン(留学) → ニューヘイブン(イェール大学勤務) → ニューヨーク(コロンビア大学勤務)

経歴

職業
歴史家, 大学教授, 作家, コラムニスト
活動期間
1990年〜2025年
所属
ジーザス・カレッジ(ケンブリッジ), イェール大学, コロンビア大学ヨーロッパ研究所(所長), カーネギー・ヨーロッパ(非常勤研究員), ZOE Institute for Future-fit Economies(理事)
所属団体
ZOE Institute for Future-fit Economies(理事)
影響を受けた人物
ウィン・ゴドリー(Wynne Godley)

学歴

ハイゲート・スクール
期間: 1983–1985
卒業年: 1985
国: イギリス
中等教育(在籍期間は1983–1985)
キングス・カレッジ(ケンブリッジ)
経済学
学位: BA
卒業年: 1989
国: イギリス
経済学の学士号を取得
フリー大学ベルリン
国: ドイツ
留学経験(詳細な在籍期間・学位不明)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)
経済史
学位: PhD
卒業年: 1996
国: イギリス
博士論文: Official Statistics and Economic Governance in Interwar Germany(1996)

受賞歴

H-Soz-Kult賞(現代史)
2002
対象作品: Statistics and the German State, 1900–1945
主催: H-Soz-Kult / ドイツ歴史学コミュニティ
結果: winner
Philip Leverhulme Prize
2002
対象作品: Statistics and the German State, 1900–1945
主催: Leverhulme Trust
結果: winner
Wolfson History Prize
2006
対象作品: The Wages of Destruction
主催: Wolfson Foundation
結果: winner
Longman History Today Prize
2007
主催: History Today / Longman
結果: winner
Los Angeles Times Book Prize(歴史部門)
2015
対象作品: The Deluge
主催: ロサンゼルス・タイムズ
結果: winner
Lionel Gelber Prize
2019
対象作品: Crashed
主催: Lionel Gelber Prize(トロント・ムンクスクール等)
結果: winner
Hans-Matthöfer-Preis für Wirtschaftspublizistik
2019
主催: Hans-Matthöfer-Stiftung 等
結果: winner
Keynes-Gesellschaft 賞(経済ジャーナリズム)
2023
主催: Keynes-Gesellschaft
結果: winner
Philip Leverhulme Prize(重複記録)
2002
主催: Leverhulme Trust
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Wages of Destruction: The Making and Breaking of the Nazi Economy

    ナチス・ドイツの経済政策と戦時体制を詳細に分析し、戦争遂行のための動員・生産・資源配分が国家と社会に及ぼした影響を実証的に示す。戦争と経済の相互作用がいかに敗北へとつながったかを検証する決定的研究である。

    経済史ナチス・ドイツ戦時経済第二次世界大戦
  1. 受賞作: The Deluge: The Great War, America and the Remaking of the Global Order, 1916–1931

    第一次世界大戦後のアメリカと世界秩序の再編をたどる歴史書。

    672ページ
    第一次世界大戦国際秩序経済史外交史

作品

代表作

Statistics and the German State, 1900–1945: The Making of Modern Economic Knowledge

2001年 経済史・史学

ドイツにおける統計学と経済知識の形成を、1900年から1945年まで追った学術研究。国家と統計の関係を分析する。

統計と国家近代化経済政策
翻訳
  • ドイツ語訳など

The Wages of Destruction(破壊の代償)

2006年 経済史・軍事史

ナチス・ドイツの経済体制と戦争遂行の関係を詳細に分析した研究。戦争経済の構造と資源配分を明らかにする。

戦争経済国家と資源配分独裁体制の経済基盤
翻訳
  • ドイツ語、フランス語、オランダ語、イタリア語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語

The Deluge(大洪水)

2014年 現代史・国際史

第一次世界大戦後の国際秩序とアメリカの台頭を中心に、1916年から1931年の世界的な再編を論じた大著。

第一次世界大戦後の秩序アメリカの台頭国際金融と外交
翻訳
  • ドイツ語、フランス語、オランダ語、スペイン語、中国語、ロシア語

Crashed(クラッシュ)

2018年 経済史・経済ジャーナリズム

2008年の金融危機以降の10年間が世界に与えた影響を、経済史的かつ地政学的視点で分析した著作。

金融危機グローバル経済政策と権力
翻訳
  • ドイツ語、フランス語、オランダ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、ロシア語、ギリシャ語

Shutdown: How Covid Shook the World's Economy

2021年 経済史・時事評論

COVID-19パンデミックが世界経済に与えた衝撃と構造的影響を検証する論考。

パンデミックと経済政策対応グローバルサプライチェーン

全著作

  • Statistics and the German State, 1900–1945: The Making of Modern Economic Knowledge (2001)
  • The Wages of Destruction: The Making and Breaking of the Nazi Economy (2006)
  • The Deluge: The Great War, America and the Remaking of the Global Order, 1916–1931 (2014)
  • Crashed: How a Decade of Financial Crises Changed the World (2018)
  • Shutdown: How Covid Shook the World's Economy (2021)

作品の翻訳

  • 主要著作は多数の言語に翻訳(ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語など)

作風・主題

文体
学術的で分析的な文体広範な統計・一次資料の活用政策と歴史を結びつける説明的なスタイル
頻出モチーフ
経済と戦争の相互作用国家の統計と行政能力危機と制度変容

評価・遺産

アダム・トゥーズは、経済史と現代史を横断する大著により国際的な評価を得た歴史学者であり、政策議論にも影響を与える公的知識人として知られる。

引用

  • (米国が)現在そうでないもの――共同リスクを管理する有能で協調的なパートナー――になることを可能にする国内政治上の妥協を作り出せるかどうか。これが(グリーン・ニュー・ディールが)約束したことだ。
    出典: London Review of Books(2020) (2020年)

豆知識

  • 父は分子生物学者で、幼少期をハイデルベルクで過ごした。
  • 著作『The Wages of Destruction』は2006年の献辞で祖父母に捧げられている。
  • Substackでニュースレター「Chartbook」を発行している。
  • 2021年からCameron Abadiと共にポッドキャスト「Ones and Tooze」を主催している。