世界・海外・国外の文学賞

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アレクサンドラ・ベルンハルト

アレクサンドラ・ベルンハルト

Alexandra Bernhardt

ペンネーム: オスカー・ゼルツァム児童詩で用いる筆名

プロフィール

性別
女性
生誕
ドイツ・バイエルン州
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語, 英語, カタルーニャ語, デンマーク語, アイスランド語, ポーランド語
居住地歴
バイエルン州(出生地) → オーストリア・ウィーン(2002年以降)

経歴

職業
哲学者, 詩人, 作家, 翻訳者, 編集者, 出版社経営者
活動期間
2002年〜
ノミネート
2017年 Spiegelungen 詩賞(オーディエンス賞)ノミネート

学歴

ウィーン大学
哲学部(哲学、比較文学、古典学、オリエント学を履修) / 哲学・比較文学・古典学・オリエント学
学位: Magister / Master's (卒業論文あり)
期間: 2003–2007
卒業年: 2007
国: オーストリア
Peter Kampits教室で卒業。卒業論文は「person(人格)」の目的論的概念に関する研究。

受賞歴

ミュンヘン・バイエルン映画センター指導プログラム奨学金
2015
主催: Bavarian Film Center Munich
結果: 受給
Spiegelungen詩賞(オーディエンス賞)
2017
主催: Spiegelungen
結果: ノミネート
ウィーン市文化局 奨学金
2020
主催: ウィーン市文化局
結果: 受給
ウィーン文学助成(Vienna Literature Grant)
2021
主催: ウィーン市
結果: 受給
Merano Poetry Prize(RAI南チロル メディア賞)
2022
対象作品: 詩サイクル『trutzlichtigall』
主催: Merano Poetry Prize / RAI 南チロル
結果: 受賞
ウィーン市文化局 プロジェクト奨学金(文学)
2023
主催: ウィーン市文化局
結果: 受給
芸術・文化・公務・スポーツ省 文学奨学金
2024
主催: オーストリア芸術・文化・公務・スポーツ省
結果: 受給

受賞・候補エディション

作品

代表作

Et in Arcadia ego. - Gedichte

2017年 詩集

古典的な参照や形式を用いながら現代の感性で詩的断片を織りなす詩集。

古典と現代記憶形式と自由

Hinterwelt oder Aus einem Spiegelkabinett. - Erzählungen

2018年 短編集・物語

鏡や反射、内と外の境界をめぐる短編小説集。幻想的で内省的な語りが特徴。

境界幻想自己と他者

Weiße Salamander. - Gedichte

2020年 詩集

自然や変容を主題にした詩篇。イメージの凝縮と音の配列が特徴的。

自然変容イメージの凝縮

Europaia. - Gedichte

2021年 詩集・実験詩

ヨーロッパの文化的・歴史的重層性を断片と実験的手法で再構成する作品群。多言語的要素や方言的語彙を用いる。

ヨーロッパ性他者との出会い言語の再構成

Mit 20 Tieren um die Welt. - Gedichte(Oskar Seltsam 名義)

2022年 児童詩

児童向けの詩集。Andrzej Krauzeによるイラストを伴う軽快な作品群。

動物子ども向けユーモア

Schwellenzeit. Von Honig und Mohn. - Gedichte

2022年 詩集

転換期や境界を主題にした詩集で、自然的モチーフと儀礼的イメージが交錯する。

境界自然儀礼

Zoon poietikon. - Gedichte

2024年 詩集

詩的想像力と生物的比喩を探る近作。言語実験とイメージ操作が中心。

想像力動物比喩言語実験

capvt mvndi. - Gedichte

2025年 詩集

ラテン語的要素を含むタイトルを持つ詩集。世界の破片化と再構築を主題とする実験的作品。

断片化再構築ラテン語的参照

全著作

  • Et in Arcadia ego. Gedichte. Sisyphus, 2017.
  • Hinterwelt oder Aus einem Spiegelkabinett. Erzählungen. Sisyphus, 2018.
  • Weiße Salamander. Gedichte. edition offenes feld, 2020.
  • Europaia. Gedichte. Sisyphus, 2021.
  • Mit 20 Tieren um die Welt. Gedichte. (Oskar Seltsam). Edition Melos, 2022.
  • Schwellenzeit. Von Honig und Mohn. Gedichte. Edition Melos, 2022.
  • Zoon poietikon. Gedichte. Sisyphus, 2024.
  • capvt mvndi. Gedichte. Edition Melos, 2025.
  • 編集: Jahrbuch österreichischer Lyrik(複数号), 2019–2023.

翻案

  • 詩曲化・歌曲化(いくつかの詩が音楽に設定されている)

作家による翻訳

  • カタルーニャ語からドイツ語への翻訳
  • デンマーク語、英語、アイスランド語、ポーランド語からの翻訳作業

作品の翻訳

  • アメリカ英語への翻訳(詩の一部)
  • デンマーク語、オランダ語、フランス語、スロベニア語への翻訳例あり

作風・主題

文体
古典的形式(ソネット等)の使用と脆い自由詩形の併存言語の分解・再構成、方言や中高ドイツ語的要素の導入イメージの凝縮と形式的なアイロニー
頻出モチーフ
境界(海、鏡、国境)動物的比喩航海・船のイメージ

評価・遺産

ベルンハルトは現代ドイツ語詩の実験的かつ古典的技巧の調和で評価される。編集者・出版社経営者として新しい声を支援し、国際的な翻訳や音楽化を通じて影響を広げている。

大衆文化への影響

  • 一部の詩が作曲され歌曲化されている

引用

  • アレクサンドラ・ベルンハルトは詩作の技術を確かなものとしているため、古典的形式を用いながらそれらを超越することができる。磨かれた古風なソネットの横に、脆い自由詩形があり、静かな形式的アイロニーが語られるものをきらめかせる。
    出典: Edith-Ulla Gasser(ORF放送) (2018年)
  • これらの小さく圧縮された形式は空間を与え、参照のネットワークを追うことを許す。組版は船の舳先や帆を想起させ、海事的語彙が詩に強い動機的密度を与えている。
    出典: Merano Poetry Prize 評議会(『trutzlichtigall』に関する評) (2022年)
  • 『Europaia』において、ベルンハルトは見つけられた言葉や断片的で実験的な詩を通してヨーロッパであることの意味を再提示する。彼女は一つのヨーロッパではなく、多数のヨーロッパが人間の移動と抵抗を反映していると論じる。
    出典: ハンナ・V・ウォーレン(翻訳者・解説) (2023年)

豆知識

  • 2020年にウィーンで独立系出版社Edition Melosを設立した。
  • Oskar Seltsam の筆名で児童詩を執筆している。
  • 2019年以降、Jahrbuch österreichischer Lyrik の編者を務めている。
  • 2002年以降ウィーンに居住している。