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第10回(2000年) 受賞受賞作: No Great Mischief
ケープブレトン島を舞台にスコットランド系移民の家族史と兄弟の絆を描く叙情的な物語。口承文化や労働の記憶を通して記憶と郷愁を探る傑作。
家族記憶移民労働
アリステア・マクレオド
アリステア・マクレオド
Arisutea Makureodo
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1936-07-20 (サスカチュワン州ノースバトルフォード, カナダ)
- 死没
- 2014-04-20 (オンタリオ州ウィンザー, カナダ) 77歳
- 国籍
- カナダ人
- 言語
- 英語
- 宗教
- カトリック
経歴
- 職業
- 小説家, 短編作家, 大学教授
- 活動期間
- 1968年〜2014年
- 所属
- ウィンザー大学(University of Windsor)
- 所属団体
- ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダ
- 影響を受けた人物
- トーマス・ハーディ
- 影響を与えた人物
- カナダの短編作家・小説家一般(世代後の作家), アレクサンダー・マクレオド(息子、作家)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ノバ・スコシア教員養成学校(Nova Scotia Teachers College) | — | — | Teaching qualification | 1956–1957 | カナダ |
| セント・フランシス・ザビエル大学 | — | 英語 | BA, B.Ed | 1957–1960 | カナダ |
| ニューブランズウィック大学 | — | 英語 | MA | 1960–1961 | カナダ |
| ノートルダム大学(University of Notre Dame) | — | 英文学 | PhD | 1961–1968 | アメリカ合衆国 |
ノバ・スコシア教員養成学校(Nova Scotia Teachers College)
学位:
Teaching qualification
期間:
1956–1957
卒業年:
1957
国:
カナダ
トゥルーロ校で学び、卒業後にポートフード島で教職を務めた。
セント・フランシス・ザビエル大学
英語
学位:
BA, B.Ed
期間:
1957–1960
卒業年:
1960
国:
カナダ
学士(文学)および教育学位を取得。
ニューブランズウィック大学
英語
学位:
MA
期間:
1960–1961
卒業年:
1961
国:
カナダ
修士号取得。
ノートルダム大学(University of Notre Dame)
英文学
学位:
PhD
期間:
1961–1968
卒業年:
1968
国:
アメリカ合衆国
トーマス・ハーディに関する博士論文を執筆。フランク・オマリーに師事し創作指導を受けた。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2001 | インターナショナル・ダブリン文学賞 | 『ノー・グレート・ミスチーフ』 | — | International IMPAC Dublin Literary Award 運営委員会 | 受賞 |
| 2000 | トリリウム賞 | 『ノー・グレート・ミスチーフ』 | — | オンタリオ州文学賞(Trillium) | 受賞 |
| 2000 | トーマス・ヘッド・ラダル賞 | 『ノー・グレート・ミスチーフ』 | — | ノバスコシア州文学賞 | 受賞 |
| 2001 | ポーシャ・ホワイト賞 | — | — | ノバスコシア州 | 受賞 |
| 2003 | ラナン文学賞(Lannan Literary Award) | — | フィクション | ラナン財団 | 受賞 |
| 2009 | PEN/Malamud賞 | — | 短編文学 | PEN/Faulkner Foundation | 受賞 |
| 2008 | カナダ勲章(オフィサー) | — | — | カナダ政府 | 叙位 |
| 2008 | ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダ フェロー | — | — | ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダ | 選出 |
| 2015 | ノバスコシア勲章 | — | — | ノバスコシア州 | 受賞(追贈) |
インターナショナル・ダブリン文学賞
2001
対象作品:
『ノー・グレート・ミスチーフ』
主催:
International IMPAC Dublin Literary Award 運営委員会
結果:
受賞
トリリウム賞
2000
対象作品:
『ノー・グレート・ミスチーフ』
主催:
オンタリオ州文学賞(Trillium)
結果:
受賞
トーマス・ヘッド・ラダル賞
2000
対象作品:
『ノー・グレート・ミスチーフ』
主催:
ノバスコシア州文学賞
結果:
受賞
ポーシャ・ホワイト賞
2001
主催:
ノバスコシア州
結果:
受賞
ラナン文学賞(Lannan Literary Award)
2003
部門:
フィクション
主催:
ラナン財団
結果:
受賞
PEN/Malamud賞
2009
部門:
短編文学
主催:
PEN/Faulkner Foundation
結果:
受賞
カナダ勲章(オフィサー)
2008
主催:
カナダ政府
結果:
叙位
ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダ フェロー
2008
主催:
ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダ
結果:
選出
ノバスコシア勲章
2015
主催:
ノバスコシア州
結果:
受賞(追贈)
受賞・候補エディション
国際ダブリン文学賞
1回登壇
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第6回(2001年) 受賞受賞作: No Great Mischief
ケープブレトン島を中心に、スコットランド系移民一家の記憶と労働、喪失を世代を超えて描く。家族の物語と土地の歴史が重なり合う、叙情的な長篇。
家族の記憶と土地の歴史が、ケープブレトンの風景の中で重なり合う。
304ページ家族移民記憶労働郷愁
ラナン文学賞
4回登壇
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第90回(2003年) 受賞
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受賞作: 受賞業績(小説・短編)
家族や移民体験を主題にした短編・長編で知られ、深い人間描写と叙情性が評価されて受賞の対象となった。
小説短編移民家族
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受賞作: 短編集(代表作:The Lost Salt Gift of Blood)
ノヴァスコシアの漁村や移民の家庭を舞台に、世代や土地に根ざした記憶と喪失を深い郷愁を伴う文体で描く短篇群。語りは抑制的でありながら情感が濃密に伝わる。
家族郷愁土地の記憶移民
作品
代表作
『ノー・グレート・ミスチーフ』
1999年 歴史小説 / 家族小説 240ページノース・グレート・ミスチーフはケープブレトン島出身のマクドナルド一族の歴史と絆を描く家族叙事詩。移民、戦争、鉱山労働、家族の忠誠と喪失が主題となる。
家族の絆移民と故郷記憶と喪失自然と労働
『失われた塩の贈り物(短編集)』
1976年 短編集 / リアリズム 160ページケープブレトンの漁師や鉱夫、移民の子孫たちを描いた短編集。故郷、伝承、世代間の葛藤が描かれる。
地域性口承と伝統喪失と再生
『As Birds Bring Forth the Sun and Other Stories(短編集)』
1986年 短編集 192ページさらに成熟した短編作品群で、家族、信仰、海と土地との関係を繊細に描く。
信仰家族史海と労働
『Island: The Collected Stories(短編集)』
2000年 短編集(全集) 320ページ既刊の短編2冊に加え新作を収めた収全集。ケープブレトンの物語世界を網羅する。
島のアイデンティティ移民史記憶
映像化・舞台化
- [オペラ] 『Island(抜粋を基にしたオペラ)』 / Christopher Donison (作曲者/演奏作品)
全著作
- The Lost Salt Gift of Blood(1976)
- As Birds Bring Forth the Sun and Other Stories(1986)
- No Great Mischief(1999)
- Island: The Collected Stories(2000)
- Remembrance(チャップブック、2012)
翻案
- ドキュメンタリー映画『Reading Alistair MacLeod』 (2005)
作品の翻訳
- 作品は17言語に翻訳されている
作風・主題
- 文体
- 叙情的で精密な文体口承伝統に根ざした簡潔で直接的な語り一文一文を吟味する緻密な作り
- 頻出モチーフ
- 故郷・島という空間家族と血縁の絆移民・スコットランド系移民の記憶海、鉱山、労働
健康
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脳卒中(stroke)2014年1月(発症)2014年1月に脳卒中を発症し、その後4月に死去。
評価・遺産
ケープブレトン島を舞台にした濃密な短編・小説で知られ、カナダ文学における短編の名手として高く評価される。『ノー・グレート・ミスチーフ』は地域文学の代表作として広く支持され、国際的な文学賞も受賞した。
関連学会
- ロイヤル・ソサエティ・オブ・カナダ
資料所蔵先
- アリステア・マクレオド文書館(Library and Archives Canada 所蔵)
大衆文化への影響
- 『ノー・グレート・ミスチーフ』が2009年にアトランティック・カナダの最高の書に選出
引用
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「私は一度に一文を書き、それからそれを声に出して読む。」
出典: インタビュー(引用:本人発言) -
「物語は読み書きよりずっと古いものだと思う。私は物語を書いているというより語っている印象を与えたい。」
出典: 発言(引用)
豆知識
- 夏の執筆はケープブレトンの別荘(ダンヴィーガン)で行うことが多かった。
- 7人の子供がいる(うち1人は幼児期に死亡)。
- 作品は17言語に翻訳されている。
- 2005年にナショナル・フィルム・ボードのドキュメンタリーの対象となった。