世界・海外・国外の文学賞

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アンドレア・ワン

アンドレア・ワン

Andrea Wang

ペンネーム: 陳郁如(中文名)出生時の中国語表記・漢字名(参考情報)

プロフィール

性別
女性
生誕
ケンブリッジ(マサチューセッツ州)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語, 中国語(北京語・学術的背景)
居住地歴
イェロー・スプリングス(オハイオ州) — 幼少期(2〜13歳) → ボストン近郊(マサチューセッツ州) — 家族帰郷後 → コロラド州(現在の居住地)

経歴

職業
児童文学作家, 絵本作家, 環境コンサルタント(元), ノンフィクション作家
活動期間
2000年〜
影響を受けた人物
ニエン・チェン(Nien Cheng)

学歴

ウェルズリー大学
学部(生物学・中国学) / 生物学・中国学
学位: BA
期間: 1988–1992
卒業年: 1992
国: アメリカ合衆国
ウェルズリーでの出会いが作家としての転機になったと本人が語る。
インディアナ大学ブルーミントン校(School of Public and Environmental Affairs)
公衆・環境問題学部(環境科学) / 環境科学
学位: MS
国: アメリカ合衆国
環境科学の修士号を執り、執筆で『舞台を登場人物のようにする』ために環境知識を活用していると述べている。
レスリー大学
MFA(児童文学の創作) / 創作プログラム
学位: MFA
国: アメリカ合衆国
若い読者向け創作のMFAを取得している。

受賞歴

アジア太平洋アメリカ図書館員協会 文学賞(Honor Award)
2019
対象作品: The Nian Monster(『年の怪物』)
部門: Picture Book
主催: アジア太平洋アメリカ図書館員協会(APALA)
結果: Honor
アジア/太平洋アメリカ文学賞(Asian/Pacific American Award for Literature)
2022
対象作品: Watercress(『ウォータークレス』)
部門: Picture Book
主催: アジア/太平洋アメリカ文学賞運営団体
結果: Winner
カルデコット賞
2022
対象作品: Watercress(挿絵:ジェイソン・チン)
部門: Picture Book (illustrator award)
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: Winner
ニューべリー・オナー(Newbery Honor)
2022
対象作品: Watercress(『ウォータークレス』)
部門: Children's Literature
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: Honor

受賞・候補エディション

作品

代表作

The Nian Monster(『年の怪物』)

2019年 絵本/児童向けフィクション

中国の伝承に基づく怪物ニアンを題材にした児童向けの創作絵本。文化的背景と家族のつながりを描く。

伝承家族文化的アイデンティティ

Magic Ramen: The Story of Momofuku Ando(『マジックラーメン:安藤百福の物語』)

2019年 伝記絵本

インスタントラーメンの発明者、安藤百福の人生と発明の物語を子ども向けに紹介した絵本。

発明努力食文化

The Many Meanings of Meilan(『メイランの多くの意味』)

2021年 中級児童向け(ミドルグレード)作品

名前や文化、家族をめぐる成長物語。主人公の個人的な発見と文化的ルーツを描く中編作品。

アイデンティティ家族文化の継承

Watercress(『ウォータークレス』)

2021年 自伝的絵本

作者が幼少期に経験した、田舎で中国系アメリカ人として育ったことに関する自伝的な絵本。家族の記憶と誇り、恥ずかしさがテーマ。

移民の記憶家族の歴史自己受容

Luli and the Language of Tea(『ルリとお茶のことば』)

2022年 絵本

お茶を通して世代や文化が結びつく様子を描く絵本。食と習慣を媒介にした家族の物語。

食文化世代間のつながり伝統

全著作

  • The Nian Monster(2019)
  • Magic Ramen: The Story of Momofuku Ando(2019)
  • The Many Meanings of Meilan(2021)
  • Watercress(2021)
  • Luli and the Language of Tea(2022)

作風・主題

文体
簡潔で感覚的な描写環境や風景を『登場人物』のように扱う家族や文化に焦点を当てた温かい語り口
頻出モチーフ
家族の記憶食べ物(文化の媒介として)移民経験・アイデンティティ自然・環境

評価・遺産

アンドレア・ワンは、アジア系アメリカ人の経験を描く児童文学作家として高く評価されている。特に『Watercress』は複数の主要子ども賞を受賞し、現代絵本の重要作の一つとされる。

関連学会

  • アジア太平洋アメリカ図書館員協会(APALA)
  • アメリカ図書館協会(ALA)

引用

  • 私は学んだことを使って『舞台を登場人物のようにする(make the setting a character)』と語っている。
    出典: O'Neill magazine(インディアナ大学の機関誌)記事 (2018年)

豆知識

  • 両親は中国からの移民である。
  • 幼少期の大半をオハイオ州イェロー・スプリングスで過ごした。
  • 長年環境コンサルタントとして働いた後、児童文学の分野に転向した。
  • 『Watercress』は2022年にCaldecott MedalとNewbery Honorなどを受賞した(書誌情報に基づく)。
  • ウェルズリー大学の卒業生('92の記載がある参考資料あり)である。