世界・海外・国外の文学賞

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アンドリュー・マイケル・ハーリー

アンドリュー・マイケル・ハーリー

Andoryū Maikeru Hārī

プロフィール

性別
男性
生誕
1975-01-01 (プレストン(ランカシャー))
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
プレストン(出身地) → ロンドン(在住歴) → マンチェスター(在住歴) → プレストン周辺(現住所)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 教師, 図書館員, 大学講師(クリエイティブ・ライティング)
活動期間
2006年〜
所属
マンチェスター・メトロポリタン大学(講師)
影響を受けた人物
J. R. R. トールキン, 英国民間伝承・ゴーストストーリーの伝統
影響を与えた人物
現代イギリスのフォークホラー作家

受賞歴

コスタ・ブック賞(新人賞)
2015
対象作品: ザ・ロニー(The Loney)
部門: First Novel
主催: コスタ・ブック賞
結果: Won
Waverton Good Read Award
2015
対象作品: ザ・ロニー(The Loney)
主催: Waverton Good Read Award
結果: Longlisted
Authors' Club First Novel Award
2016
対象作品: ザ・ロニー(The Loney)
主催: Authors' Club
結果: Longlisted
British Book Industry Awards(年間最優秀書籍、デビュー作品部門)
2016
対象作品: ザ・ロニー(The Loney)
部門: Book of the Year / Debut Fiction
主催: British Book Industry Awards
結果: Won
エンクワー賞(Encore Award)
2018
対象作品: デヴィルズ・デイ(Devil's Day)
主催: 王立文学協会
結果: Won

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Loney

    北西イングランドの沿岸地域で起きる不穏な出来事と家族の葛藤を描くゴシック風小説。宗教観や迷信が物語に暗い影を落とす。

    ゴシック宗教家族不気味さ
アンコール賞 1回登壇
  1. 受賞作: Devil's Day

    イングランド北部の閉ざされた村を舞台に、古くから続く祭礼『Devil's Day』をめぐる恐怖と家族の歴史を描くゴシック小説。土地の伝承や儀礼が人間関係に影を落とし、過去の秘密と償いが徐々に明らかになる。

    ゴシック村社会家族伝承恐怖

作品

代表作

ザ・ロニー

2014年 ゴシック・ホラー / フォークホラー

北西イングランドの海辺の地を舞台に、信仰と迷信、家族の歴史を巡る暗く陰鬱な物語。作者は本作を「黒いクリスマス物語(暗い受胎告知のようなもの)」として構想したと述べている。

信仰と疑念景観と土地の力民間伝承孤独と喪失

デヴィルズ・デイ

2017年 フォークホラー

ランデン谷(フォレスト・オブ・ボウランドをモデルにした架空の地)を舞台に、神話や儀礼、土地の記憶が絡む物語。恐怖と民話の要素を用いて冷え冷えとした効果を生む作品。

儀礼と伝承土地の記憶共同体の暗部

スターヴ・エイカー

2019年 フォークホラー / 家族ドラマ

子供を亡くした夫婦を中心に、グリーフ(喪失)と民俗祭儀が絡み合う物語。喪失の非合理さやフォークロアの効用を描く。

喪失と悲嘆儀礼と民俗罪と赦し
映像化・舞台化
  • [映画] スターヴ・エイカー(映画版) / Daniel Kokotajlo (2023)

バロウベック

2024年 短編集 / 地方伝承

ヨークシャーとランカシャーの境にある架空の村バロウベックを舞台に、千年にわたる物語を集めた短編集。土地の歴史と人々の運命が交差する。

場所の歴史世代間のつながり民間伝承

ソルトウォッシュ

2025年 小説

詳細不明(2025年刊)。

全著作

  • Cages and Other Stories(2006)
  • The Unusual Death of Julie Christie and Other Stories(2008)
  • The Loney(2014/2015)
  • Devil's Day(2017)
  • Starve Acre(2019)
  • Barrowbeck(2024)
  • Saltwash(2025)
  • 短編・寄稿(複数、2017–2023年)

翻案

  • 映画『Starve Acre』(監督:Daniel Kokotajlo、2023年)
  • BBC Radio 4 放送『Voices in the Valley』(2022年、Barrowbeck に基づく朗読シリーズ)

作風・主題

文体
叙情的で陰鬱なトーン風景描写を重視した細やかな筆致フォークホラーの手法(儀礼・民俗・土地の力)
頻出モチーフ
海辺・砂地湿地や谷間の風景儀礼と祭礼信仰と疑念孤立した共同体

評価・遺産

アンドリュー・マイケル・ハーリーは現代英国におけるフォークホラー復興の重要な作家の一人として評価されている。土地と民俗を主題にした描写で批評的評価を受け、複数の文学賞を受賞している。

関連学会

  • 王立文学協会(関連賞の授与団体)

大衆文化への影響

  • 映画化『Starve Acre』(2023年上演)
  • BBC Radio 4 朗読シリーズ『Voices in the Valley』(2022年)

引用

  • 小説の出発点は「ある種の暗い受胎告知のようなものを書きたい」という考えと、北西沿岸にある荒涼とした場所から来た。
    出典: The Guardian(著者自身の発言、2016年) (2016年)

豆知識

  • 『The Loney』はまず2014年に限定350部で刊行された後、2015年に大手レーベルから一般刊行された。
  • 作家は以前に教師と図書館員として働いていた。
  • 2016年からマンチェスター・メトロポリタン大学でクリエイティブ・ライティング(フィクション)の講師を務めている。
  • 小説『Starve Acre』は映画化され、モルフィド・クラークやマット・スミスが出演した(2023年、BFIロンドン映画祭でプレミア)。