世界・海外・国外の文学賞

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アラム・パチャン

アラム・パチャン

Aram Pachyan

別名: セヴァク・ハコビ・タマミャン / Sevak Hakobi Tamamyan
ペンネーム: アラム・パチャン作家名(筆名)

プロフィール

性別
男性
生誕
1983-03-19 (キロヴァカン(現:ヴァナゾル)、アルメニア(旧:アルメニア・ソビエト社会主義共和国、ソビエト連邦))
国籍
アルメニア人
言語
アルメニア語
居住地歴
ヴァナゾル(旧キロヴァカン) → エレバン

経歴

職業
作家, コラムニスト
活動期間
2009年〜
影響を受けた人物
フョードル・ドストエフスキー, トーマス・ベルンハルト, スーザン・ソンタグ, ジェイムズ・ジョイス

学歴

エレバン国立大学
法学部 / 法学科
学位: 学士(法学)
国: アルメニア
法学の学位取得後、法律職に失望して創作を志す。兵役を経て執筆を開始。

受賞歴

EU文学賞
2021
対象作品: P/F
主催: 欧州連合(EU)関連プログラム
結果: 受賞
大統領若手文学賞
2009
対象作品: 短編数篇(初期発表作品)
主催: アルメニア大統領府
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

Robinson(羅は「ロビンソン」等の邦題表記あり)

2010年 短編集(短編小説)

孤独、少年期のトラウマ、男性性やアルコール依存などを扱った短編集。ダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』が影響を与えた。

孤独トラウマ男性性アルコール依存
翻訳
  • 英訳版(Glagoslav Publications、2020年、複数翻訳者による)

Goodbye Bird(邦題表記あり)

2012年 長編小説

兵役から除隊した28歳の男性の記憶と現在を巡る物語。記憶と個人史を中心に展開する作品。

記憶帰還後の人生アイデンティティ
映像化・舞台化
  • [舞台芸術] 『I Am a Vegetarian』(戯曲化) (2015)
  • [オペラ] 英語版オペラ(原作に基づく) (2021)
翻訳
  • 英訳版(Glagoslav Publications、2013年)

Օվկիանոս(Овкианос/Ocean)

2014年 短編・エッセイ集

短編とエッセイを収めた作品集。収録作の一編は英語誌に訳出され国際的に紹介された。

回想都市生活孤独

P/F

2020年 実験的小説(断片的作品)

断片的で実験的な構成を持ち、エレバンの過去と現在を行き来する作品。断片的な意識の流れに特徴がある。

都市の記憶断片化された意識時間
映像化・舞台化
  • [音楽作品(歌曲・器楽)] Pachyan Fragments(ヴォーカル・ヴァイオリン・打楽器のための楽曲) (2015)

Եթե սա գրող է(If This Is a Writer)

2023年 散文集

近年の散文をまとめた作品集。作家としての観察や断片的な考察を含む。

創作自己観察

全著作

  • Robinson and 13 other stories(2010)
  • Goodbye Bird(2012)
  • Ocean(Օվկիանոս、2014)
  • P/F(2020)
  • Եթե սա գրող է(If This Is a Writer、2023)

翻案

  • 『I Am a Vegetarian』 — 『Goodbye Bird』を原作とする舞台劇(2015、エレバン)
  • 英語版オペラ(『Goodbye Bird』を原作、ミュンヘン初演、2021)
  • Pachyan Fragments(2015) — 声楽・ヴァイオリン・打楽器のための新作演奏

作品の翻訳

  • 『Robinson』英訳(Glagoslav Publications, 2020)
  • 『Goodbye, Bird』英訳(Glagoslav Publications, 2013)
  • 短編『Remembering the Reader』英訳(Absinthe誌、University of Michigan)

作風・主題

文体
断片的な構成意識の流れを思わせる文体実験的でモダンな語り
頻出モチーフ
孤独記憶と過去都市(エレバン)の風景トラウマ

評価・遺産

ポストソヴィエト世代を代表するアルメニア文学の重要な作家の一人とされる。2021年にEU文学賞を受賞し、同賞を受けた初のアルメニア人作家となったことで国際的な注目を集めた。

引用

  • ポストソヴィエト世代のアルメニア作家を代表するもっとも重要な一人である。
    出典: Los Angeles Review of Books(記事、2022) (2022年)

豆知識

  • 2021年、EU文学賞を受賞し初めてアルメニア人として同賞の受賞者となった。
  • 兵役を経験した後に本格的に執筆を始めた。
  • 法学の学位を有するが、法律職に失望して作家業に転じた。