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オースティン・アーディネル・チェスターフィールド「トム」クラーク

オースティン・クラーク

Ōsutīn Ārdineru Chesutāfīrudo "Tom" Kurāku

別名: Tom Clarke
ペンネーム: トム・クラーク口語的な呼び名・親称として使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1934-07-26 (セント・ジェームズ(バルバドス))
死没
2016-06-26 (トロント、オンタリオ州(カナダ)) 81歳
国籍
バルバドス, カナダ
言語
英語
宗教
アングリカン(聖公会)
居住地歴
セント・ジェームズ(バルバドス) → トロント、オンタリオ州(カナダ) → モントリオール、ケベック州(カナダ)

経歴

職業
小説家, 随筆家, 短編作家, ジャーナリスト, 教育者
活動期間
1960年〜2016年
所属
Canadian Broadcasting Corporation(カナダ放送協会), カリブ放送公社(Caribbean Broadcasting Corporation), コンコルディア大学(作家招聘), ウェスタンオンタリオ大学(作家招聘), 移民難民委員会(カナダ)
影響を受けた人物
英国/カリブ系の文学伝統
影響を与えた人物
ジョージ・エリオット・クラーク(影響を語られた作家の一人), ディオンヌ・ブランドなどのカナダの黒人作家世代
ノミネート
カナダ総督文学賞候補(The Question、2000年)

学歴

トリニティ・カレッジ(トロント大学)
期間: 1955–1957
国: カナダ
1955年にカナダへ移住してトリニティ・カレッジに2年間在籍
アンガリカン系学校(バルバドス)
期間: 1939–1954
国: バルバドス
バルバドスで初等〜中等教育を受ける

受賞歴

カサ・デ・ラス・アメリカス賞
1980
主催: Casa de las Américas
結果: Winner
トロント芸術賞(文学生涯功労賞)
1992
部門: Lifetime Achievement
主催: トロント芸術評議会
結果: Winner
フロンティア・カレッジ生涯功労賞
1997
主催: Frontier College
結果: Winner
カナダ勲章(Member)
1998
主催: カナダ総督府(Order of Canada)
結果: Member
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア功労賞(文学)
1999
主催: Black Theatre Workshop(等)
結果: Winner
W. O. ミッチェル文学賞
1999
結果: Winner
ギラー賞
2002
対象作品: 磨かれたくちなし(The Polished Hoe)
主催: ギラー賞運営委員会
結果: Winner
コモンウェルス作家賞
2003
対象作品: 磨かれたくちなし(The Polished Hoe)
主催: Commonwealth Foundation
結果: Winner
トロント市ブック賞
2009
対象作品: More
主催: トロント市
結果: Winner
ハーバーフロント・フェスティバル賞
2012
主催: Authors at Harbourfront Centre
結果: Winner
Rogers Writers' Trust Fiction Prize
1997
対象作品: 波の起源(The Origin of Waves)
主催: Rogers Writers' Trust
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Polished Hoe

    バルバドスの島を舞台に、老女の一夜の告白が、植民地主義、暴力、欲望、記憶の層を少しずつ浮かび上がらせる。

    ひとつの告白が、島の歴史そのものを呼び出す。

    480ページ
    バルバドス植民地主義記憶暴力語り
  1. 受賞作: The Polished Hoe

    カリブ海の社会を背景に、ある女性の告白を通じて植民地支配の暴力と個人的な悲劇を描き出す長編。語りの力と社会的洞察が高く評価された。

    植民地主義人種抑圧告白

作品

代表作

磨かれたくちなし(The Polished Hoe)

2002年 小説 192ページ

カリブ海地域の農園を舞台に、女性の語りを通じて植民地主義、人種、性、記憶の問題を掘り下げる短く力強い長編。復讐と贖罪、歴史の個人的側面を描く。

植民地主義記憶人種復讐と贖罪

波の起源(The Origin of Waves)

1997年 小説 240ページ

移民や郷愁、世代間の断絶を扱った作品で、記憶とアイデンティティのテーマを探る物語。

移民郷愁アイデンティティ

More

2008年 小説 224ページ

都市生活と個人的葛藤を描いた長編。トロントを拠点とする移民やその世代の物語を含む。

都市生活移民経験家族

′Membering

2015年 回想録 256ページ

作家の回想録。幼少期から移民としての経験、作家人生の断片を綴る随想集。

記憶移民食文化

全著作

  • The Survivors of the Crossing(1964)
  • Amongst Thistles and Thorns(1965)
  • The Meeting Point(1967)
  • Storm of Fortune(1973)
  • The Bigger Light(1975)
  • The Prime Minister(1977)
  • Proud Empires(1986)
  • The Origin of Waves(1997)
  • The Question(1999)
  • The Polished Hoe(2002)
  • More(2008)
  • Where the Sun Shines Best(2013)
  • In Your Crib(2015)
  • ′Membering(2015)

作風・主題

文体
リアリズムと叙情的な語りの融合証言的な一人称の語り社会的テーマを重視する論説的要素
頻出モチーフ
記憶移民とディアスポラ食文化(家庭の記憶)人種・階級植民地支配の遺産

評価・遺産

オースティン・クラークはカリブ系移民の経験と黒人の経験を英語文学の場で描き出した主要なカナダの作家であり、ギラー賞など多数の受賞歴を通じてカナダ文学に重要な足跡を残した。若い作家の育成や学術・公的機関での活動も評価されている。

資料所蔵先

  • オースティン・クラーク文書(McMaster University Library)

引用

  • 「Authors at Harbourfront Centreが今年のハーバーフロント・フェスティバル賞の受賞者に私を選んだと知り、私は喜んだ。私は1959年9月29日に作家としてこの街に来たのではなく、学生として来た。しかし、作家としての経歴は私を『ゆっくりとした学生』というより痛ましい人生から救ってくれたと感謝する。こんな名高い作家のリストの一員であることは光栄だ。」
    出典: ハーバーフロント・フェスティバル賞受賞発表(2012年) (2012年)

豆知識

  • 1977年オンタリオ州総選挙に進歩保守党の候補として立候補した。
  • 1981年にカナダ市民権を取得した。
  • 通称「トム(Tom)」と呼ばれることがある。