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ベン・マイヤーズ

ベン・マイヤーズ

Benjamin Myers

ペンネーム: ベンジャミン・マイヤーズ(正式表記/出版時の表記), ベン・マイヤーズ(短縮表記/ジャーナリズムでの署名など)

プロフィール

性別
男性
生誕
1976-01-01 (ダラム(イングランド、カウンティ・ダラム))
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ベルモント(カウンティ・ダラム)で育つ → ロンドン・オーバル・マンションのスクワットにしばらく居住 → カルダー・ヴァレーに在住(現在)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 詩人
活動期間
1990年〜
所属団体
王立文学協会フェロー(FRSL)
影響を受けた人物
北イングランドの風土や歴史に影響を受けた作家・伝承
影響を与えた人物
北英文学や自然・土地に関する現代作家に影響を与えている

学歴

ベッドフォードシャー大学
国: イギリス
Aレベルでは英文学に失敗し、多数の大学から不合格を受けた後に入学したと公言している

受賞歴

ゴードン・バーン賞
2013
対象作品: Pig Iron
主催: Gordon Burn Prize 運営
結果: winner
ノーザン・ライターズ賞
2013
対象作品: Beastings
主催: New Writing North
結果: winner
Tom-Gallon Trust Award
2014
対象作品: The Folk Song Singer(短編)
主催: Society of Authors
結果: winner
ポーティコ文学賞
2015
対象作品: Beastings
主催: The Portico Library / Portico Prize
結果: winner
ロジャー・ディーキン賞
2016
対象作品: The Gallows Pole
主催: Society of Authors(関連)
結果: winner
ウォルター・スコット賞(歴史小説)
2018
対象作品: The Gallows Pole
部門: Historical fiction
主催: Walter Scott Prize 運営
結果: winner
Prix Polars Pourpres Découverte
2019
対象作品: Turning Blue(フランス語版 Dégradation)
主催: Polars Pourpres(フランス)
結果: winner
ドイツ独立書店大賞(Lieblingsbuch der Unabhängigen)
2020
対象作品: The Offing
主催: ドイツ独立書店団体
結果: winner
ゴールドスミス賞
2023
対象作品: Cuddy
主催: Goldsmiths Prize 運営
結果: winner
Winston Graham Historical Prize
2024
対象作品: Cuddy
部門: Historical prize
主催: Royal Cornwall Museum(主催)
結果: winner
RSL Ondaatje Prize
2024
対象作品: Cuddy
主催: Royal Society of Literature
結果: shortlisted

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Cuddy

    『Cuddy』は、北イングランドの小さなコミュニティや労働の痕跡を詩的かつ実験的な語りで描く長篇。断片的な章立てや視点の揺らぎを通して、土地と記憶、世代間の関係を掘り下げ、個人と共同体の変容を問いかける作品。

    地域性労働と階級記憶と世代形式実験共同体

作品

代表作

Pig Iron

2012年 文学小説/社会派フィクション

ノースイーストの旅とトラベラー(ジプシー)社会を舞台にした小説。地域社会の光と影、帰属と疎外を描く。

コミュニティ階級帰属

Beastings

2014年 文学小説

荒々しい自然と人間の関係を描いた作品で、北部イングランドの風景を背景にした物語。

自然人間関係土地

The Gallows Pole

2017年 歴史小説

18世紀のクラーグ・ヴェイル貨幣偽造事件(Cragg Vale Coiners)に基づく史実を下敷きにした小説。伝承と登場人物の声を織り交ぜながら地域史を再構築する。

歴史犯罪コミュニティ
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] The Gallows Pole(BBCドラマ) / Shane Meadows (2023)

The Offing

2019年 文学小説/友情物語

年齢差のある友情と海辺の風景を軸にした温かい物語。BBCの朗読番組などで取り上げられ、舞台化・映画化の企画も進行している。

友情海老いと記憶
映像化・舞台化
  • [舞台] The Offing(舞台版) (2021)
  • [映画(企画中)] The Offing(映画化、企画中) / Jessica Hobbs

Cuddy

2023年 実験的歴史小説/詩的散文

聖キュードバートとダラム大聖堂にまつわる歴史と伝説を、詩や日記、脚本的要素を織り交ぜて再構築した野心的な作品。

宗教的伝承土地の記憶声の多重性

Rare Singles

2024年 現代小説/音楽をめぐる物語

スカボローでのノーザン・ソウル週末を舞台に、音楽と人間関係を巡る物語。映画化企画が進行中。

音楽文化地方の祭り郷愁

全著作

  • The Book of Fuck (2004)
  • Richard: A Novel (2010)
  • Pig Iron (2012)
  • Beastings (2014)
  • The Gallows Pole (2017)
  • Turning Blue (2016)
  • The Offing (2019)
  • The Perfect Golden Circle (2022)
  • Cuddy (2023)
  • Rare Singles (2024)
  • Jesus Christ Kinski (2025)
  • Male Tears (短編集, 2021)
  • Under The Rock(非フィクション、2018)

翻案

  • The Gallows Pole - BBCによるテレビドラマ化(監督:Shane Meadows、2023)
  • The Offing - 舞台化(2021)及び映画化企画(主演:ヘレナ・ボナム=カーター、監督:Jessica Hobbs、企画中)

作品の翻訳

  • Turning Blue — フランス語版 Dégradation
  • The Offing — ドイツ語版(Lieblingsbuch der Unabhängigen受賞)

作風・主題

文体
詩的で叙情的な散文歴史的資料や伝承を取り込む再構築的手法自然描写や土地の記憶を重視する文体
頻出モチーフ
北イングランドの風景音楽とサブカルチャーコミュニティと周縁化

健康

  • 重度の不安(本人のエッセイで言及)
    2019
    執筆活動やテーマ選択に影響を与え、不安についての公的な文章を発表している

評価・遺産

北イングランドの風景と歴史を題材にした作品群で知られ、文学賞の受賞やテレビ・舞台化を通じて広く注目を集めている。王立文学協会のフェローにも選出され、現代イギリス文学における重要な声の一つと評される。

関連学会

  • 王立文学協会(フェロー)

大衆文化への影響

  • The Gallows PoleのBBCテレビ化(2023)が国民的な注目を集めた
  • The Offingは舞台化され、映画化企画も進行している

引用

  • 「(Cuddyは)驚くべき幅と技巧、創造的勇気を持つ本だ」
    出典: ゴールドスミス賞審査評 (2023年)

豆知識

  • 10代でパンクバンドSour Faceを結成し、地元ハードコアシーンに関わった経験がある。
  • ロンドンのオーバル・マンションというスクワットに数年住んでいた。
  • Aレベルで英文学に失敗し、多くの大学から不合格となった経験を公言している。
  • 作品は8言語に翻訳されているとされる。