世界・海外・国外の文学賞

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カルメン・コヴィート

カルメン・コヴィート

Karumen Koviito

プロフィール

性別
女性
生誕
1948-11-14 (カステッラマーレ・ディ・スタービア(ナポリ県))
国籍
イタリア
言語
イタリア語, 英語, フランス語
居住地歴
ブレシア(在勤) → 日本(訪問・研究) → スペイン(訪問) → イタリア(帰国)

経歴

職業
小説家, 翻訳家, 教員(文学), コピーライター
活動期間
1964年〜
所属
Shodo.it(創設メンバー・副会長), AsiaTeatro(オンライン学術誌 編集長)
所属団体
Shodo.it, AsiaTeatro
影響を受けた人物
アルトゥル・ショーペンハウアー

学歴

哲学部
国: イタリア
哲学専攻。シュopenhauer(ショーペンハウアー)に関する論文を執筆。

受賞歴

ラポッロ=カリジェ賞(Opera Prima 部門)
1992
対象作品: La bruttina stagionata
部門: Opera Prima
主催: Rapallo-Carige
結果: 受賞
プレミオ・バンカレッラ
1993
対象作品: La bruttina stagionata
主催: Premio Bancarella
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: La bruttina stagionata

    『La bruttina stagionata』は中年の女性の視点で綴られる風刺的な小説で、外見や老い、恋愛、家族関係をユーモラスかつ辛辣に描く。日常の細部や人間関係の機微を通して社会的期待や自己受容、再出発の可能性を問う作品で、軽快な語り口と皮肉に満ちた観察が読者の共感を誘う。

    女性老いユーモア社会風刺

作品

代表作

La bruttina stagionata

1992年 小説(風刺・ユーモア)

中年女性を主人公にしたユーモラスで辛辣な社会風刺小説。国内外で翻訳・上演・映画化された代表作。

中年の女性社会風刺ユーモア
映像化・舞台化
  • [舞台(モノローグ)] La bruttina stagionata(舞台版) / Franca Valeri(演出)
  • [映画] La bruttina stagionata(映画) / Anna Di Francisca
翻訳
  • スペイン語
  • ドイツ語
  • フランス語
  • オランダ語
  • ギリシャ語
  • ルーマニア語

Del perché i porcospini attraversano la strada

1995年 小説

ユーモアと観察に満ちた短編・長編混合の作品。日常の機微を掬い取る作風。

日常の観察人間関係

Benvenuti in questo ambiente

1997年 小説(ウェブ的実験)

初期のウェブ文化やネット空間を意識した構成実験的な作品。

インターネットアイデンティティ

La rossa e il nero

2002年 小説(歴史的要素)

古代近東考古学への関心を反映した歴史的背景を取り込んだ小説。

古代史考古学

Le ragazze di Pompei

2012年 短編小説

ポンペイを舞台にした短編小説。古代都市をめぐる女性たちの物語。

古代ローマ女性

全著作

  • La bruttina stagionata (1992)
  • Del perché i porcospini attraversano la strada (1995)
  • Benvenuti in questo ambiente (1997)
  • La rossa e il nero (2002)
  • Le ragazze di Pompei (2012)
  • Il processo di Justa(短編、2013)
  • Sadayakko, the Duse of Japan (学術論考、2023)
  • The Art of Quitting Smoking(実用書)
  • 短編集: Scheletri fuori dall'armadio and Other Short Stories(電子書籍)

翻案

  • La bruttina stagionata(舞台モノローグ、映画化)

作家による翻訳

  • 『コレット:学校のクラウディーヌ』翻訳(Frassinelli、1997)
  • バルダッサーレ・カスティーリオーネ『宮廷人』など古いイタリア語作品の翻訳
  • ナサニエル・ホーソーン『緋文字』の翻訳

作品の翻訳

  • La bruttina stagionata の各国語訳(スペイン語・ドイツ語・フランス語・オランダ語・ギリシャ語・ルーマニア語)

作風・主題

文体
ユーモア風刺的な観察会話調で軽妙な文体
頻出モチーフ
女性の視点日常の不条理旅と異文化

評価・遺産

カルメン・コヴィートは1990年代以降のイタリア文学におけるユーモアと風刺を特色とする作家であり、『La bruttina stagionata』で広く注目を集めた。翻訳家としても古典から現代英仏語作品まで幅広く手掛け、日本演劇研究にも寄与した。

関連学会

  • Shodo.it
  • AsiaTeatro(編集・運営)

大衆文化への影響

  • 『La bruttina stagionata』の映画化

豆知識

  • 15歳で子どもの向け雑誌に物語を投稿・掲載された。
  • 1992年の『La bruttina stagionata』でRapallo-Carige Opera Prima賞を受賞し、1993年にPremio Bancarellaを受賞。
  • Shodo.itの創設メンバーで、副会長を務めた(〜2020)。
  • 翻訳家としてカスティーリオーネやコレット、ナサニエル・ホーソーンを翻訳している。