世界・海外・国外の文学賞

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セサル・アイラ

セサル・アイラ

César Aira

プロフィール

性別
男性
生誕
1949-02-23 (コロネル・プリングレス(ブエノスアイレス州))
国籍
アルゼンチン
言語
スペイン語, 英語(翻訳・講義で使用)
居住地歴
フローレス地区(ブエノスアイレス)

経歴

職業
小説家, 短編作家, エッセイスト, 翻訳家, 文学評論家
活動期間
1975年〜
影響を受けた人物
コピ(Copi), アレハンドラ・ピサルニク, エドワード・リア, ステファヌ・マラルメ
影響を与えた人物
現代ラテンアメリカ文学の作家たち(広範)

受賞歴

コンネックス賞(翻訳部門)
1994
部門: 翻訳
主催: Fundación Konex(コンネックス財団)
結果: 受賞
コンネックス賞(小説部門)
2004
部門: 小説
主催: Fundación Konex(コンネックス財団)
結果: 受賞
ロジェ・カイヨワ賞
2014
主催: Maison de l'Amérique Latine 等
結果: 受賞
ノイシュタット国際文学賞(ファイナリスト)
2014
主催: The Neustadt Prizes
結果: ファイナリスト
マン・ブッカー国際賞(ファイナリスト)
2015
主催: The Man Booker Prize
結果: ファイナリスト
アメリカ賞
2016
主催: America Awards(主催団体)
結果: 受賞
マヌエル・ロハス イベロアメリカ文学賞
2016
主催: Fundación Manuel Rojas
結果: 受賞
プリックス・フォルモントール
2021
主催: Prix Formentor(主催団体)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: How I Became a Nun(私が修道女になった頃)

    少年の視点を通して語られる一連の奇妙な出来事を描く作品。現実と幻想が相互に浸透する語り口で、予測不能な展開とユーモアを伴いながら読者を翻弄する。

    不条理幻想語りの実験短篇的構成

作品

代表作

ラ・リェブレ

1991年 小説(歴史的/実験的)

19世紀のアルゼンチン社会と個人史を巧みに織り交ぜた短めの小説。アイラの歴史観とフィクション操作が表れる作品。

歴史アイロニー記憶
翻訳
  • 英語訳:The Hare(Nick Caistor 訳)

Cómo me hice monja(私が修道女になった方法)

1993年 小説(自伝的要素を含む)

幼少期の体験や故郷を題材にした作品。ユーモアと自虐的な視点で故郷や自己を描く。

幼年期故郷自己意識
翻訳
  • 英語訳:How I Became a Nun(Chris Andrews 訳)

ラ・プルエバ

1992年 ノヴェラ(中篇)

短いが緊迫した構成の中篇。冒頭部分が映画の出発点となったことで知られる。

現実と虚構の交錯偶発性
映像化・舞台化
  • [映画] Tan de repente(突然) / Diego Lerman (2002)
翻訳
  • 英語訳:The Proof(Nick Caistor 訳)

全著作

  • Moreira (1975)
  • Ema, la cautiva (1981)
  • La liebre (1991)
  • Cómo me hice monja (1993)
  • Un episodio en la vida del pintor viajero (2000)
  • 多くの短篇、エッセイ、評論(1970年代以降)

翻案

  • La prueba → 映画『Tan de repente(Suddenly)』 (監督: Diego Lerman, 2002)

作品の翻訳

  • La liebre → 英語訳 The Hare (Nick Caistor)
  • Cómo me hice monja → 英語訳 How I Became a Nun (Chris Andrews)
  • Un episodio en la vida del pintor viajero → 英語訳 An Episode in the Life of a Landscape Painter (Chris Andrews)

作風・主題

文体
「前方への逃走(fuga hacia adelante)」と呼ばれる即興性の高い筆致ジャンル横断的で断続的な物語進行簡潔で機知に富んだ語り
頻出モチーフ
幼年期と故郷への回帰旅行と放浪歴史とフィクションの混交奇想・シュールレアリスム

評価・遺産

セサル・アイラは多数の短い作品を精力的に発表し続けることで知られ、ラテンアメリカ現代文学に独自の実験的手法と物語のテンポを導入した。国際的な翻訳・受賞歴を通じて広い影響力を持つ。

資料所蔵先

  • アメリカ議会図書館録音アーカイブ(2015年収録)

大衆文化への影響

  • 短篇『La prueba』が映画『Tan de repente』の出発点となった事例

引用

  • 私の理想はおとぎ話である。
    出典: インタビュー(Louisiana Channel の映像インタビューより) (2013年)

豆知識

  • 1990年代以降は年に2〜5冊の中短編作品を精力的に刊行している。
  • 妻のリリアナ・ポンセは日本文学研究者で詩人である。