世界・海外・国外の文学賞

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チゴジー・オビオマ

チゴジー・オビオマ

Chigozie Obioma

プロフィール

性別
男性
生誕
1986 (ナイジェリア・アクレ)
国籍
ナイジェリア
言語
英語, ヨルバ語, イボ語
居住地歴
アクレ(ナイジェリア) → 北キプロス(在学・留学) → アメリカ合衆国(ミシガン州、ネブラスカ州、ジョージア州)

経歴

職業
作家, 詩人, 教授
活動期間
2011年〜
所属
ネブラスカ大学リンカーン校(かつて所属), ジョージア大学(Helen S. Lanier教授、英語・創作), Oxbelly(創設者・プログラムディレクター)
影響を受けた人物
アモス・トゥトゥオラ, トーマス・ハーディ, アルンダティ・ロイ, ウラジーミル・ナボコフ, チヌア・アチェベ, ウォレ・ショインカ, サイプリアン・エクウェンシ, カマラ・ラエ, D. O. ファグンワ, シェイクスピア、ジョン・ミルトン、ジョン・バニヤン(英国古典)

学歴

キプロス国際大学
国: キプロス
学業成績上位で卒業したと報じられている
ミシガン大学
クリエイティブ・ライティング(MFA)
学位: MFA
卒業年: 2014
国: アメリカ合衆国
在学中にHopwood Awards(フィクション、詩)を受賞

受賞歴

FT/OppenheimerFunds Emerging Voices Award
2015
対象作品: The Fishermen
主催: Financial Times / OppenheimerFunds
結果: Winner
NAACP Image Award(Outstanding Literary Work – Debut Author)
2016
対象作品: The Fishermen
主催: NAACP
結果: Winner
Los Angeles Times Art Seidenbaum Award for First Fiction
2016
対象作品: The Fishermen
主催: Los Angeles Times
結果: Winner
Nebraska Book Award for Fiction
2016
対象作品: The Fishermen
主催: Lincoln City Libraries / Nebraska
結果: Winner
Earphones Award(オーディオブック)
2016
対象作品: The Fishermen(オーディオ版)
主催: AudioFile Magazine
結果: Winner
Internationaler Literaturpreis(共同受賞)
2019
対象作品: An Orchestra of Minorities
主催: ドイチェ・ヴェレ / 国際文学賞選考委員会
結果: Winner (joint)
Man Booker Prize
2015
対象作品: The Fishermen
主催: Booker Prize Foundation
結果: Finalist
Man Booker Prize
2019
対象作品: An Orchestra of Minorities
主催: Booker Prize Foundation
結果: Finalist
Dublin Literary Award(ロングリスト)
2025
対象作品: The Road to the Country
主催: Dublin City Libraries
結果: Longlisted
Joyce Carol Oates Prize(ロングリスト)
2025
対象作品: The Road to the Country
主催: Joyce Carol Oates Prize 運営委員会
結果: Longlisted
Foreign Policy 100 Leading Global Thinkers
2015
主催: Foreign Policy
結果: Named

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: The Fisherman

    ナイジェリアの少年たちの運命を、予言と家族の崩れを通して描く長編小説。

    幼い兄弟たちの遊びが、やがて取り返しのつかない悲劇へつながっていく。

    304ページ
    ナイジェリア家族運命成長

作品

代表作

The Fishermen

2015年 小説(家族史・社会小説)

1993年のナイジェリアを背景に、兄弟たちの絆と崩壊、預言と暴力が交差する物語。幼い兄弟たちと預言者の出現が家族とコミュニティに悲劇をもたらす。

家族預言・超自然ナイジェリアの政治・社会兄弟愛と確執
映像化・舞台化
  • [舞台] The Fishermen(舞台版) / Gbolahan Obisesan (2018)
翻訳
  • 30言語以上に翻訳

An Orchestra of Minorities

2019年 小説(国際移動・愛と欺瞞)

ナイジェリアの若者が自らの価値を証明するため北キプロスへ渡るが、そこでは人種差別や詐欺に直面する。個人的悲劇とグローバルな搾取を描く長編。

移民経験愛と自己証明搾取と詐欺民族間の緊張
翻訳
  • 複数言語に翻訳

The Road to the Country

2024年 小説(戦争小説)

1967–1970のナイジェリア内戦(ビアフラ戦争)を背景に、行方不明の兄を探す主人公と、予言を告げる占い師の語りを通して戦争の悲劇と記憶を描く作品。

戦争と記憶兄弟関係超自然と物語性民族・言語の断層

全著作

  • The Fishermen(2015)
  • An Orchestra of Minorities(2019)
  • The Road to the Country(2024)

翻案

  • The Fishermen の舞台化(New Perspectives による、Gbolahan Obisesan 翻案)

作品の翻訳

  • The Fishermen と An Orchestra of Minorities は30言語以上に翻訳されている

作風・主題

文体
リアリズムと神秘主義の融合叙情的で力強い散文フォークロアや口承伝統の要素を取り込む語り
頻出モチーフ
預言・占い師家族と兄弟の絆移民・国外生活の苦悩戦争と記憶

評価・遺産

現代ナイジェリア文学を代表する作家の一人。デビュー作『The Fishermen』で国際的評価を獲得し、以後の作品でも批評家から高い評価を受け続ける。大学教員としても後進育成に寄与し、世界的な文学賞の選考にも関わっている。

大衆文化への影響

  • The Fishermen の舞台化や各国での翻訳・批評により広く紹介されている

引用

  • この小説は、私の兄弟たちへの捧げ物であると同時に、1993年の選挙というナイジェリアの転換点を通して国家の問題を描き出すことを意図している。
    出典: インタビュー(Pushkin Press Q&A 等) (2014年)
  • リアリズムと神秘が混ざり合う手法で、戦争の悲劇を語り直すことができると信じる。
    出典: 評論・書評(The Economist など掲載の書評抜粋) (2024年)

豆知識

  • 12人兄弟姉妹の家庭に生まれる(兄弟7人、妹4人)
  • The Fishermen と An Orchestra of Minorities は30言語以上に翻訳されている
  • 北キプロスで学んだ経験が An Orchestra of Minorities の着想の一部になっている
  • 2021年のブッカー賞選考委員を務めた
  • Oxbelly Writers Retreat の創設者でもある