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コーネリアス・ライアン

コーネリアス・ライアン

Kōneriasu Raian

プロフィール

性別
男性
生誕
1920-06-05 (ダブリン、アイルランド)
死没
1974-11-23 (マンハッタン、ニューヨーク、アメリカ合衆国) 54歳
国籍
アイルランド, アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
カトリック
居住地歴
ダブリン(生誕〜青年期) → ロンドン(1940年代初期〜) → ニューヨーク(米国移住後、終生) → リッジフィールド、コネチカット(埋葬地の近隣)

経歴

職業
ジャーナリスト, 作家(ノンフィクション、軍事史)
活動期間
1940年〜1974年
所属
The Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ), Time(タイム)誌, Collier's Weekly(コリアーズ), Reader's Digest(リーダーズ・ダイジェスト), Simon & Schuster(編集出版社)

学歴

Synge Street CBS(シンジ・ストリート・CBS)
期間: 1930年代
国: アイルランド
初等・中等教育。少年時代に聖歌班やボーイスカウト活動に参加。
Irish Academy of Music(アイリッシュ・アカデミー・オブ・ミュージック)
ヴァイオリン学習
期間: 1930年代
国: アイルランド
少年期にヴァイオリンを学んだ記録あり(専門課程の学位は不明)。

受賞歴

レジオン・ドヌール(フランス国家勲章)
主催: フランス政府
結果: 授与
名誉文学博士号(オハイオ大学)
主催: オハイオ大学
結果: 授与(名誉学位)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 史上最長の日 (Il giorno più lungo / The Longest Day)

    1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦(D-Day)を、連合軍側とドイツ側双方の証言・記録を織り交ぜて再構成したノンフィクション。個々の兵士や指揮官の視点を交錯させつつ、作戦の戦術的・人的側面を克明に描写し史実の緊迫感を伝える。

    第二次世界大戦軍事史ノンフィクションD-Day

作品

代表作

The Longest Day: 6 June 1944 D-Day

1959年 軍事史・ノンフィクション

ノルマンディー上陸作戦(Dデイ)を、多数の目撃者証言と軍事記録をもとに多角的に描いたノンフィクション。連合国側・ドイツ側・フランス市民の視点を交え、作戦の詳細と人間ドラマを伝える。

第二次世界大戦上陸作戦目撃証言人間の勇気
映像化・舞台化
  • [映画] 史上最長の日(映画) / Ken Annakin; Andrew Marton; Bernhard Wicki (1962)

The Last Battle

1966年 軍事史・ノンフィクション

ベルリン攻防戦と1945年の最終局面を、各国軍関係者・民間人の証言を織り交ぜて描写した記録。軍事的事情だけでなく政治的駆け引きや市民の視点にも踏み込む。

第二次世界大戦ベルリンの戦い政治と軍事の交錯

A Bridge Too Far

1974年 軍事史・ノンフィクション

オペレーション・マーケット・ガーデンとその失敗を、空挺部隊や地上部隊、オランダ市民らの証言を通じて辿る。戦略的誤算と現場の人間ドラマを描く。

空挺作戦作戦の失敗兵士と市民の証言
映像化・舞台化
  • [映画] 遥かなる橋(映画) / Richard Attenborough (1977)

One Minute to Ditch!

1957年 ノンフィクション・航空事故報告

パンアメリカンのボーイング377機の海上不時着(成功したディッチング)について、当事者の証言をもとに再構成したノンフィクション。

航空事故生存記録目撃証言

全著作

  • Star-Spangled Mikado(共著、1946)
  • MacArthur: Man of Action(共著、1950)
  • One Minute to Ditch!(1957)
  • The Longest Day: 6 June 1944 D-Day(1959)
  • The Last Battle(1966)
  • A Bridge Too Far(1974)
  • A Private Battle(遺稿、1979、キャサリン・モーガン・ライアン共著)

翻案

  • The Longest Day(1962年映画化)
  • A Bridge Too Far(1977年映画化)

作風・主題

文体
ルポルタージュ的な取材重視の文体多角的な証言を組み合わせる叙述形式事実重視で明快な語り口
頻出モチーフ
『人間の勇気』を描くこと目撃者の生々しい証言市民と兵士の両側面の描写

健康

  • 前立腺がん
    1970–1974
    1970年に前立腺がんと診断され、以後闘病しながら1974年刊行の『A Bridge Too Far』の執筆を続けた。1974年に病気のため亡くなった。

評価・遺産

大衆向けの軍事史を確立したジャーナリスト兼作家として評価される。膨大な口述記録と現場取材に基づく叙述は、戦史の一般読者への普及に貢献し、複数作品が映画化された。彼の資料はオハイオ大学等で保存されている。

資料所蔵先

  • Cornelius Ryanコレクション - オハイオ大学(Vernon R. Alden Library)
  • Ryanコレクション - トリニティ・カレッジ・ダブリン図書館

大衆文化への影響

  • 『史上最長の日』『遥かなる橋』などの映画化により一般大衆への影響が大きい。

引用

  • 私が書いているのは戦争ではなく人間の勇気だ。
    出典: 本人の発言(複数インタビューおよび編集者との記録に基づく)

豆知識

  • 第二次世界大戦中、爆撃任務に同行して飛行機に同乗したことがある(EighthおよびNinth USAAFの任務など)。
  • 1951年にアメリカに帰化した。
  • 1962年に『The Longest Day』の映画化権としてダリル・F・ザナックから約175,000ドルを受け取った。
  • 妻は小説家のキャサリン・モーガン・ライアン(Kathryn Morgan Ryan)。