世界・海外・国外の文学賞

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クリスティーナ・サンチェス=アンドラーデ

クリスティーナ・サンチェス=アンドラーデ

Kurisuchīna Sanchesu-Andorāde

プロフィール

性別
女性
生誕
1968-04-05 (サンティアゴ・デ・コンポステーラ, スペイン)
国籍
スペイン
言語
スペイン語, 英語
居住地歴
生誕地:サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン) → 現住所:マドリード(スペイン)

経歴

職業
作家, 批評家, 翻訳家
活動期間
1999年〜
ノミネート
Premio Herralde(2014)最終候補, Premio Mandarache(2016)最終候補, スペルタクス歴史小説賞(Spartacus Historical Novel Award)2011 最終候補

学歴

コンプルテンセ大学(マドリード)
情報学部(情報科学)
学位: Licentiate
国: スペイン
情報科学の学位(リセンシアード)
国立遠隔教育大学(UNED)
法学部
学位: Licentiate
国: スペイン
法学の学位(リセンシアード)
マドリード自治大学
法学系(コミュニティ法)
学位: Master's
国: スペイン
欧州共同体法(コミュニティ法)の修士号

受賞歴

ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス賞
2004
対象作品: Ya no pisa la tierra tu rey
主催: グアダラハラ国際書籍見本市(University of Guadalajara)
結果: Winner
Premio Herralde(最終候補)
2014
対象作品: Las Inviernas
主催: Editorial Anagrama / Premio Herralde
結果: Finalist
English PEN(翻訳・普及支援賞)
2015
対象作品: Las Inviernas / The Winterlings(翻訳:Samuel Ritter)
主催: English PEN
結果: Winner
Cultura Viva(国民文化賞)
2017
主催: Cultura Viva(スペイン)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Ya no pisa la tierra tu rey

    『Ya no pisa la tierra tu rey』は、歴史の残響と個人の記憶が交錯する小説。田舎社会と都市、女性たちの日常に潜む不条理や権力の痕跡を幻想的な描写で浮き彫りにし、言語と記憶のズレを通して現代社会の諸相を問い直す作品である。

    女性記憶歴史現実と幻想

作品

代表作

Las lagartijas huelen a hierba

1999年 小説

アイデンティティ探求を主題にした初期の小説で、語りの独創性と構成が評価された。

アイデンティティ記憶

Bueyes y rosas dormían

2001年 小説

架空の抑圧的な町「プエブロ」を舞台にした作品。時代は特定されず、寓話的・原型的な世界を描く。

集団権威

Ya no pisa la tierra tu rey

2003年 小説

修道女の共同体を中心にした集団的主役を通じ、個人で考えることを妨げる集団化や迷信を批判するテーマを扱う小説。

集団心理宗教迷信
翻訳
  • Your King No Longer Treads the Earth(翻訳:W. Nick Hill)

Alas

2005年 小説

短編/中編的要素を含む作品(詳細情報不足)

Coco

2007年 小説(伝記的要素)

ココ・シャネルの人生を題材にした小説。

女性伝記ファッション

Los escarpines de Kristina de Noruega

2010年 歴史小説

13世紀の王女クリスティナ(ノルウェー)を題材にした歴史小説。スペインに来て婚姻にまつわる物語を描く。

歴史王家異邦

El libro de Julieta

2010年 エッセイ/ノンフィクション

娘ジュリエッタとの日常に基づく逸話や率直な思索を綴った随想集。娘はダウン症を持つ。

家族育児障害受容

Las Inviernas

2014年 小説

内戦後のガリシアを舞台に、故郷に戻った二人の姉妹と彼女たちが引き起こす波紋を描く。口承伝承や迷信が作中で重要な役割を果たす。

記憶口承迷信ガリシア
翻訳
  • 英語翻訳:The Winterlings(翻訳:Samuel Ritter)
  • ドイツ語, イタリア語, ポルトガル語, ポーランド語への翻訳あり

47 trocitos

2015年 児童向け小説

多様性と他者受容の重要性をユーモアを交えて描いた子ども向け作品。

多様性受容

Alguien bajo los párpados

2017年 小説

同じ地域を舞台に時間を隔てて展開する二つの物語を結びつけ、過去の回復と家族史を描く作品。

記憶歴史家族

全著作

  • Las lagartijas huelen a hierba (1999)
  • Bueyes y rosas dormían (2001)
  • Ya no pisa la tierra tu rey (2003)
  • Alas (2005)
  • Coco (2007)
  • Los escarpines de Kristina de Noruega (2010)
  • El libro de Julieta (2010)
  • Las Inviernas (2014)
  • 47 trocitos (2015)
  • Alguien bajo los párpados (2017)

作家による翻訳

  • Curdie y la Princesa(George MacDonald の The Princess and Curdie の翻訳、2005)
  • Cumbres Borrascosas(Emily Brontë の Wuthering Heights の翻訳、2006)
  • Puck de la colina de Pook(Rudyard Kipling の Puck of Pook's Hill の翻訳、2011)
  • Los chicos del ferrocarril(Edith Nesbit の The Railway Children の翻訳、2015)
  • Por qué este mundo. Una biografía de Clarice Lispector(Benjamin Moser の Why This World の翻訳、2017)

作品の翻訳

  • Ya no pisa la tierra tu rey → 英語: Your King No Longer Treads the Earth(W. Nick Hill 翻訳)
  • Las Inviernas → 英語: The Winterlings(Samuel Ritter 翻訳)、その他ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・ポーランド語

作風・主題

文体
叙述重視の文体口承文学や民間伝承の要素を取り入れる現実と迷信・幻想が交錯する描写
頻出モチーフ
迷信と宗教記憶と口承女性の共同体ガリシア地方の風景と伝承

評価・遺産

ガリシアの口承伝統や女性共同体を題材にした作品で国際的に評価され、複数の言語に翻訳されている。ソル・フアナ賞など受賞歴があり、現代スペイン文学における重要な作家の一人と見なされる。

豆知識

  • 父はガリシア人、母はイングランド人で混血の家庭に生まれた。
  • 娘ジュリエッタはダウン症を持っていることを公にしている。
  • 複数言語で作品が翻訳されている(英語・ドイツ語・イタリア語・ポルトガル語・ポーランド語など)。