世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

サイラス・ミストリー

サイラス・ミストリー

Sairasu Misutorī

プロフィール

性別
男性
生誕
1956-03-11 (ムンバイ(旧ボンベイ), インド)
国籍
インド
言語
英語, グジャラート語
宗教
パールシー(ゾロアスター教)
居住地歴
ムンバイ

経歴

職業
作家, 劇作家, 脚本家, ジャーナリスト
活動期間
1977年〜
影響を受けた人物
ロヒントン・ミストリー(兄)

受賞歴

スルタン・パダムシー賞
対象作品: ドゥーンガジ・ハウス (Doongaji House)
結果: winner
国民映画賞(グジャラート語部門)
1989
対象作品: パーシー (Percy) — 物語・脚本・台詞
主催: インド映画祭(Directorate of Film Festivals)
結果: winner
クロスワード賞(ショートリスト)
2005
対象作品: 灰の輝き (The Radiance of Ashes)
主催: クロスワード
結果: shortlist
DSC南アジア文学賞
2014
対象作品: 遺体運搬人の年代記 (Chronicle of a Corpse Bearer)
主催: DSC Prize委員会
結果: winner
サヒティヤ・アカデミー賞
2015
対象作品: 遺体運搬人の年代記 (Chronicle of a Corpse Bearer)
主催: サヒティヤ・アカデミー
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Chronicle of a Corpse Bearer

    パールシー共同体に属する“屍搬送人”の視点から、葬送儀礼や職業的差別、家族の絆を丁寧に描く物語。宗教的慣習と社会的階層の緊張が浮き彫りになり、伝統と個人の尊厳という普遍的テーマに迫る重厚な長編。

    宗教と習俗社会的差別家族文化的記憶

作品

代表作

ドゥーンガジ・ハウス

1977年 戯曲

ムンバイのパールシー社会を舞台にした戯曲。現代インド英語演劇の重要作と評される。

パールシー社会家族社会的格差

灰の輝き

2005年 小説

ムンバイの都市生活と個人の記憶を描く長編小説。市井の人物像を通じて都市の喪失感を探る。

都市記憶喪失

遺体運搬人の年代記

2012年 小説

パールシー社会の中で遺体を塔まで運ぶ職業(カンディアス/Khandhias)に従事する人々の生活と苦悩を描いた作品。儀礼、差別、死生観を丁寧に描写している。

儀礼差別コミュニティ

パッション・フラワー:七つの狂気の物語

2014年 短編集

短編を集めた作品集。狂気や周縁の人々を扱った暗いユーモアと社会批評が特徴。

狂気周縁化ユーモア

奇跡の見込み

2019年 小説

近年の長編。実在と幻想が交錯する物語で、人間の希望と絶望を探る作品。

希望現実と幻想人間関係

ドゥーンガジ・ハウス:選集

2023年 戯曲選集

代表作を収めた戯曲選。劇作家としての足跡をまとめた一冊。

演劇社会描写

全著作

  • ドゥーンガジ・ハウス (1977)
  • 灰の輝き (2005)
  • 遺体運搬人の年代記 (2012)
  • パッション・フラワー:七つの狂気の物語 (2014)
  • 奇跡の見込み (2019)
  • ドゥーンガジ・ハウス:選集 (2023)

翻案

  • パーシー(1989年のグジャラート語映画)

作風・主題

文体
簡潔で冷静な語り口社会的リアリズムブラックユーモア
頻出モチーフ
死と儀礼パールシー社会周縁化された職業と人々都市の記憶

評価・遺産

サイラス・ミストリーはパールシー社会の細部と死生観を掘り下げた作品群で知られ、インド英語文学と劇作に重要な足跡を残した。『遺体運搬人の年代記』は国内外で高い評価を受け複数の文学賞を受賞した。

関連学会

  • サヒティヤ・アカデミー

大衆文化への影響

  • 短編「Percy」は1989年に映画化され、インド国内で評価を得た。
  • ドゥーンガジ・ハウスは現代インド英語演劇の重要作として言及される。

豆知識

  • 作家ロヒントン・ミストリーは兄である。
  • 短編「Percy」は1989年にグジャラート語映画化され、国民映画賞(グジャラート語部門)を受賞した。
  • 『ドゥーンガジ・ハウス』はインドの英語演劇で重要な位置を占める作品とされる。