世界・海外・国外の文学賞

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デイジー・ヒルダード

デイジー・ヒルダード

Daisy Hildyard

プロフィール

性別
女性
生誕
1984 (マルトン、ノース・ヨークシャー(イギリス))
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
マルトン(ノース・ヨークシャー) → ノース・ヨークシャー(現住)

経歴

職業
小説家, エッセイスト
活動期間
2013年〜
影響を受けた人物
W. G. セバルド
ノミネート
Rathbones Folio Prize(短list、2023)

学歴

セント・エドマンド・ホール(オックスフォード大学)
学位: Bachelor (first-class)
卒業年: 2003
国: イギリス
一級(first-class)学位取得
クイーンメアリー・ロンドン大学
初期近代の科学文献(博士課程)
国: イギリス
博士課程で学ぶ(修了の有無は不明)

受賞歴

サマセット・モーム賞
2014
対象作品: Hunters in the Snow
主催: The Society of Authors
結果: Winner
エンコール賞
2023
対象作品: Emergency
主催: Encore Award(運営団体名は資料に明記されていない)
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Hunters in the Snow

    自然や記憶、孤独をめぐる詩的・散文的な作品。細やかな観察と実験的な言葉遣いを通して、人間と環境の接点や時間の経過を静かに描き出す。

    自然記憶孤独観察
アンコール賞 1回登壇
  1. 受賞作: Emergency

    日常の裂け目や個人的・社会的な危機を詩的かつ実験的な語りで描く作品。断片的な描写と鮮烈なイメージを通して現代の緊迫感や脆さを浮かび上がらせ、言葉の形を問う試みが続く。

    緊急性身体記憶断片性現代社会

作品

代表作

Hunters in the Snow(ハンターズ・イン・ザ・スノー)

2013年 小説(フィクション)

田園地帯を舞台に、語り手の幼少期の記憶と、故人の祖父の信用できない歴史的記述が織り交ざる物語。記憶と家族の関係、地域史の曖昧さが中心テーマ。

記憶家族地方性歴史の信頼性

The Second Body(ザ・セカンド・ボディ / 第二の身体)

2017年 エッセイ集

長編エッセイ4編を収めた作品集。人間の身体、自然、気候変動、そして人間と環境の相互作用を、科学史や個人的記憶と結びつけて論じる。

気候変動自然と身体人間と環境

Emergency(エマージェンシー)

2023年 小説(フィクション)

ロックダウン下の語り手が半田舎的な幼少期と、地球規模の環境変化との関係を回想する作品。気候危機や郊外/農村生活の喪失感を扱う。

気候変動ロックダウン郊外・農村の記憶

全著作

  • Hunters in the Snow(2013)
  • The Second Body(2017)
  • Emergency(2023)
  • Overpass(写真集への本文寄稿、2022)

作風・主題

文体
詩的で叙情的な文体断片的かつ反芻する語り科学史や証言を織り交ぜるエッセイ的手法
頻出モチーフ
記憶身体自然・風景気候と環境の崩壊

評価・遺産

デイジー・ヒルダードは詩的な文体と気候・環境を巡る深い考察で評価される英国の作家であり、複数の文学賞を受賞・候補になっている。フィクションとエッセイのいずれでも高い評価を受けている。

豆知識

  • 夫は作家のCaleb Klacesである。
  • 『The Second Body』や『Emergency』で気候変動と人間の関係を繰り返し扱っている。
  • 『Hunters in the Snow』で2014年サマセット・モーム賞を受賞した。