世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ダナ・ジョンソン

ダナ・ジョンソン

Dana Johnson

プロフィール

性別
女性
生誕
1967-01-01 (ロサンゼルス(カリフォルニア州、アメリカ合衆国))
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
サウスセントラル(ロサンゼルス) → エコーパーク(ロサンゼルス) → 郊外(カリフォルニア) → ロサンゼルス(復帰・在住)

経歴

職業
作家, 英文学教授, 創作講師
活動期間
1995年〜
所属
サウスカリフォルニア大学(教授), パサデナ市立カレッジ(ライター・イン・レジデンス等)
影響を受けた人物
ルー・マシューズ, ジェームズ・ボールドウィン, レイモンド・カーヴァー, スタッズ・ターケル, ジョン・エドガー・ワイドマン, メアリー・ゲイツキル, フノート・ディアス, ベル・フックス, ジョン・ファンテ, ヘレナ・マリア・ヴィラモンテス, トニ・ケイド・バンバラ, クリス・ウェア

学歴

サウスカリフォルニア大学
印刷ジャーナリズム(専攻)、創作(副専攻)
国: アメリカ合衆国
学部で印刷ジャーナリズムを専攻し、創作を副専攻として履修
インディアナ大学
創作(MFA)
学位: MFA
卒業年: 2001
国: アメリカ合衆国
大学院で創作(MFA)取得
UCLAエクステンション
創作講座
国: アメリカ合衆国
作家として本格的に筆を進め始めたのはここでの講座受講後

受賞歴

フラナリー・O'コナー短篇文学賞
2001
対象作品: Break Any Woman Down
主催: ジョージア大学出版局
結果: 受賞
Hurston/Wright レガシー賞(ノミネート)
2002
対象作品: Break Any Woman Down
主催: Hurston/Wright 財団
結果: ノミネート
Patterson Fiction Prize(最終候補)
2002
主催: Patterson賞運営団体
結果: 最終候補
Pushcart賞 特別言及
2002
対象作品: 「Melvin in the Sixth Grade」
主催: Pushcart Press
結果: 特別言及
Hurston/Wright レガシー賞(ノミネート)
2013
対象作品: Elsewhere, California
主催: Hurston/Wright 財団
結果: ノミネート

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Break Any Woman Down

    都市を舞台にした女性たちの現実と葛藤を描く短編集。人種や階級、性差に根ざした圧力が登場人物の選択や関係性を規定し、傷つきながらも生き抜く姿が生々しく描かれる。鋭い対話と緻密な心理描写が光る作品群。

    女性人種都市生活アイデンティティ

作品

代表作

Break Any Woman Down

2001年 短編集(フィクション) 168ページ

南カリフォルニアを舞台にした9編の短編小説集。主にアフリカ系アメリカ人女性たちのアイデンティティや階級・人間関係の葛藤を描く。

人種階級意識アイデンティティロサンゼルスの都市風景

Elsewhere, California

2012年 小説 256ページ

主人公エイヴリーの一日の出来事を中心に、閃回や回想を交えつつ彼女の成長とアイデンティティの葛藤を描く。異なる社会階層や人種間の関係がテーマにある。

アイデンティティの危機移民・同化人種間関係階級移動

In the Not Quite Dark

2016年 短編集(フィクション) 240ページ

ロサンゼルス周辺を舞台とした11編の短編を収めた作品集。レース、階級、愛など社会的テーマを多面的に掘り下げる。

人種階級ホームレス・ジェントリフィケーション

全著作

  • Elsewhere, California(Counterpoint, 2012)
  • Break Any Woman Down(Anchor, 2001)
  • In the Not Quite Dark: Stories(2016)

作風・主題

文体
リアリスティックで観察眼の鋭い語り口簡潔で時に詩的な描写社会問題に対する冷静な視点
頻出モチーフ
ロサンゼルスの多様な風景階級の断絶人種・性別による自己認識の揺らぎ都市の周縁に置かれた人々

評価・遺産

ダナ・ジョンソンはロサンゼルスの多様な顔を丁寧に描き出す作家として評価される。階級・人種・ジェンダーを横断する視点で都市の周縁にいる人々の物語を可視化し、短編・長編双方で受賞やノミネート歴を持つ。学界ではサウスカリフォルニア大学の教員として若手育成にも貢献している。

引用

  • 黒人女性だからといって、黒人女性だけを書くべきだという考えを私は拒否する。それは私にとって作家であることの意味ではない。
    出典: Los Angeles Review of Books(インタビュー、Natashia Deón) (2016年)

豆知識

  • 幼少期に両親とともにテネシーから移住した労働者階級の家庭で育つ。
  • ドジャースの熱心なファンであり、父親に連れられて幼い頃から野球観戦をしていた。
  • 夫はアラバマ出身で、結婚している。
  • 作品はロサンゼルスの多様な地域差を題材にすることが多い。