世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

デヤン・ティアゴ=スタンコヴィッチ

デヤン・ティアゴ=スタンコヴィッチ

Dejan Tiago-Stankovic

ペンネーム: ティアゴ・スタンコヴィッチ一部の刊行物やクレジットで使用された簡略表記

プロフィール

性別
男性
生誕
1965-11-02 (ベオグラード(旧ユーゴスラビア、セルビア社会主義共和国))
死没
2022-12-20 (リスボン、ポルトガル) 57歳
国籍
セルビア, ポルトガル
言語
セルビア語, ポルトガル語, 英語
居住地歴
ベオグラード(旧ユーゴスラビア) → ロンドン(イングランド) → リスボン(ポルトガル)

経歴

職業
作家, 翻訳家, コラムニスト
活動期間
1990年〜2022年
ノミネート
NIN賞(ノミネート), 国際ダブリン文学賞(ノミネート)

学歴

ベオグラード大学
建築学部 / 建築学科
学位: 学士(建築)
国: セルビア
建築学の学位取得後、ロンドンへ移住

受賞歴

ブランコ・チョピッチ賞
2016
対象作品: エストリル
主催: セルビア科学芸術アカデミー
結果: 受賞
HWAクラウン文学賞
2018
対象作品: エストリル
主催: The Historical Writers' Association
結果: 受賞
欧州連合文学賞
2021
対象作品: エストリル
主催: European Union Prize for Literature
結果: ノミネート

受賞・候補エディション

作品

代表作

Odakle sam bila, više nisam i druge lisabonske priče(かつていた場所ではもうない — リスボン短篇集)

2011年 短編集

リスボンを舞台にした短編集。移住と記憶、都市生活の細部を描く。

移住記憶都市の風景
翻訳
  • Contos de Lisboa(ポルトガル語訳)

エストリル(Estoril:戦争小説)

2015年 戦争小説

エストリルを舞台にした長編。戦争と個人の記憶、国境を越える人間模様を描く。

戦争記憶国境とアイデンティティ
翻訳
  • 英語訳:Estoril, a war novel(Head of Zeus, 2017)
  • ポルトガル語訳:Estoril, romance de guerra(Bookbuilders, Lisboa, 2016)

ザマレク(Zamalek:運命の小説)

2020年 小説

運命や偶然をめぐる物語。教育現場で読まれることもある作品。

運命偶然個人の歴史

全著作

  • Odakle sam bila, više nisam i druge lisabonske priče(2011)
  • Estoril:ratni roman(2015)
  • Zamalek:roman o kismetu(2020)
  • Estoril(英訳、Head of Zeus 2017)
  • Tales of Lisbon(英訳、Prime Books)
  • Contos de Lisboa(ポルトガル語訳、Prime Books / Bookbuilders)
  • Lisboa ultrassecreta(ポルトガル語、Globo)

作家による翻訳

  • ジョゼ・サラマーゴ(セルビア語訳)
  • イヴォ・アンドリッチ(ポルトガル語訳)
  • ドラゴスラヴ・ミハイロヴィッチ(翻訳)

作品の翻訳

  • 英語、ポルトガル語、マケドニア語への翻訳あり

作風・主題

文体
叙情的で詳細な風景描写都市の細部に着目する現代的文体
頻出モチーフ
リスボンとエストリルの風景移住と記憶戦争の影

評価・遺産

セルビア出身でポルトガルを拠点に活動した作家・翻訳家として、セルビア語とポルトガル語の相互翻訳を先駆けた人物。『エストリル』などで国内外の文学賞の候補および受賞歴があり、現代セルビア文学の注目作家の一人と評価されている。

豆知識

  • ジョゼ・サラマーゴをセルビア語に、イヴォ・アンドリッチをポルトガル語に翻訳した先駆者の一人である。
  • 2017年に『共通言語に関する宣言』に署名した。
  • 主な活動拠点はロンドンを経てリスボンで、2022年にリスボンの自宅で逝去。