世界・海外・国外の文学賞

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デルモア・シュワルツ

デルモア・シュワルツ

Derumoa Shuwarutsu

プロフィール

性別
男性
生誕
1913-12-08 (ブルックリン、ニューヨーク市、アメリカ合衆国)
死没
1966-07-11 (ニューヨーク市、アメリカ合衆国) 52歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ユダヤ教
居住地歴
ブルックリン(幼少期から青年期) → ケンブリッジ(ハーバード大学周辺、1946年頃) → ニューヨーク市(ホワイトホース・タバーン周辺、チェルシー・ホテル晩年) → 在職先(教職での滞在): シラキュース、プリンストン、ケニオン等

経歴

職業
詩人, 短編作家, 編集者, 教員
活動期間
1932年〜1966年
影響を受けた人物
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド, モダニズムの詩人(T.S.エリオット、エズラ・パウンド等)
影響を与えた人物
ソール・ベロー, ルー・リード, ジョン・ベリマン, ロバート・ローウェル

学歴

コロンビア大学
国: アメリカ合衆国
在学経験ありが学位は不明
ウィスコンシン大学
国: アメリカ合衆国
在学経験ありが学位は不明
ニューヨーク大学
学位: B.A.
期間: 〜1935
卒業年: 1935
国: アメリカ合衆国
1935年に学士号取得
ハーバード大学(大学院課程)
哲学(研究)
国: アメリカ合衆国
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドらと学ぶが、学位は取得せず中退

受賞歴

ボリンゲン賞
1959
対象作品: Summer Knowledge: New and Selected Poems
主催: ボリンゲン賞 授与団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績

    短詩や散文詩を通じて夢、記憶、都市の孤独をテーマに抒情的かつ哲学的な探求を行った。言語の緊張感と内面の深い洞察が特徴で、20世紀中葉の米文学に強い印象を残した。

    夢の中に責任は始まる。

    夢と記憶都市孤独青年の疎外

作品

代表作

イン・ドリームズ・ビギン・レスポンシビリティーズ

1938年 短編集(短編小説・詩)

両親の関係や移民世代の挫折を題材にした短編と詩の集成。シュワルツを世に知らしめた作品群を含む。

家族の崩壊移民経験世代間の断絶アイデンティティ

ジェネシス:ブック・ワン

1943年 叙事詩(詩)

人間の成長を主題とした長詩。発表当初は批評的反応を多く受けた。

成長哲学的省察自己形成

ザ・ワールド・イズ・ア・ウェディング

1948年 短編集

ボヘミアンや世代の失敗者たちを風刺的に描いた短編を収める作品集。

ボヘミアン文化挫折と諧謔都市生活

サマー・ナレッジ:新選詩集

1959年 詩集

1959年に刊行された詩集で、哲学的で抽象的な色合いを帯びた作品を多く収め、ボリンゲン賞受賞作となった。

哲学性内省抽象性

全著作

  • ザ・ポエッツ・パック (学校アンソロジー、1932)
  • イン・ドリームズ・ビギン・レスポンシビリティーズ (1938)
  • シェナンドーア・アンド・アザー・ヴァース・プレイズ (1941)
  • ジェネシス:ブック・ワン (1943)
  • ザ・ワールド・イズ・ア・ウェディング (1948)
  • ヴォードヴィル・フォー・ア・プリンセス・アンド・アザー・ポエムズ (1950)
  • サマー・ナレッジ:新選詩集 (1959)
  • サクセスフル・ラブ・アンド・アザー・ストーリーズ (1961)
  • 選集・エッセイ集、死後刊行物(Selected Essays, 1970等)
  • スクリーンオ:ストーリーズ&ポエムズ (2004, 死後編集)

作風・主題

文体
哲学的・内省的な文体モダニズム的要素詩的で精緻な言語
頻出モチーフ
家庭と親子関係の断絶移民の経験と挫折都市の孤独夢と記憶

健康

  • アルコール依存症
    晩年(1950年代後半〜1966年)
    創作活動と社会的交流の減少、隔離と経済的困窮を招いた
  • 精神疾患(うつ・精神不安定)
    晩年
    作品の発表頻度低下や公的な活動の停止につながった

評価・遺産

デルモア・シュワルツは1930〜50年代における才能ある詩人・短編作家として評価され、若くして高い評価を受けた一方で晩年はアルコール依存と精神的問題で孤立した。彼の作品はアメリカ都市ユダヤ中産階級の肖像や哲学的省察で注目され、多くの作家や音楽家に影響を与えた。

資料所蔵先

  • イェール大学ビーンケーク図書館(Delmore Schwartz Papers)

大衆文化への影響

  • ルー・リードによる言及とトリビュート(Velvet Undergroundやソロ作品)
  • U2の楽曲「Acrobat」への作品タイトル引用
  • ソール・ベローの小説『ハンボルトの贈り物』におけるモデル

引用

  • 私と共にいる重き熊、顔を蜂蜜で塗る多面的な者、ぎこちなくここかしこをうろつく…
    出典: 詩「The Heavy Bear Who Goes With Me」

豆知識

  • 1959年、最年少でボリンゲン賞を受賞した。
  • 晩年はチェルシー・ホテルに滞在し、1966年にホテルで心臓発作により死去した。
  • 遺体が検視所で同定されるまでに数日を要した。
  • イェール大学ビーンケーク図書館に所蔵資料がある。