世界・海外・国外の文学賞

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エドアルド・サングイネーティ

エドアルド・サングイネーティ

Edoardo Sanguineti

プロフィール

性別
男性
生誕
1930-12-09 (ジェノヴァ(イタリア王国))
死没
2010-05-18 (ジェノヴァ(イタリア共和国)) 79歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語
宗教
無宗教(無神論)
居住地歴
ジェノヴァ(出生地・居住地)

経歴

職業
詩人, 小説家, 随筆家, 翻訳者, 学者, 政治家
活動期間
1956年〜2010年
所属
イタリア共産党(選挙での連携)
影響を受けた人物
ジェームズ・ジョイス, モリエール, ウィリアム・シェイクスピア, ベルルト・ブレヒト, 古代ギリシャ・ラテンの作家群

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績(Golden Wreath受賞)

    サングイネッティは言語の限界に挑む実験的詩を通じてイタリア現代詩の前衛的潮流を代表した。Golden Wreath受賞は、その革新的な言語運用と社会的・政治的視座を含む文学的業績を国際的に評価したものである。

    言語実験前衛政治多声性
バグッタ賞 1回登壇
  1. 受賞作: Il gatto lupesco

    『Il gatto lupesco』は象徴的で実験的なイメージを用いた詩・散文集で、言語の可能性と政治的・社会的問題を鋭く照射する。寓話的・寓意的な表現が目立つ作品群である。

    前衛詩言語実験政治性

作品

代表作

ラボリントゥス (Laborintus)

1956年

サングイネーティの最初期の詩集。迷宮的(ラビリンス的)な構造と実験的な言語遊戯が特徴で、1960年代の詩的実験主義を先取りした作品群である。

言語実験ラビリンス構造モダニズム

カプリッチョ・イタリアーノ (Capriccio italiano)

1963年

1960年代に発表された詩作品。イタリア的な主題や音楽的なリズムに関心を示す詩篇を含む。

イタリア文化リズム言語操作

イル・ジュオコ・デッラ・オカ (Il Giuoco dell'Oca)

1967年 詩/実験文学

実験的傾向の強い作品で、言葉の遊びや前衛的手法を通じて詩の可能性を追求している。

ネオアヴァンギャルド言語遊戯構造実験

オプス・メトリクム (Opus metricum)

1960年

1956年の『ラボリントゥス』や『エロトパエグニア』を含む作品集。韻律や形式に対する実験が見られる。

形式実験韻律詩的断片

トリペルノ (Triperuno)

1964年 詩/詩集

複数の作品をまとめた集成で、前衛的な詩作を包括する。複合的なテクストの構成が特徴である。

前衛詩テクストの重層化

ナチュラル・ストーリーズ #1 (Storie naturali #1 / Natural Stories #1)

1971年 短編/物語

1971年にイタリアで発表された短編集の一部。1998年に英訳版がトロントで刊行されている。

短編語りと実験
翻訳
  • 『Natural Stories #1』英訳(トロント、1998)

全著作

  • Laborintus(1956)
  • Opus metricum(1960)
  • Capriccio italiano(1963)
  • Triperuno(1964)
  • Il Giuoco dell'Oca(1967)
  • Storie Naturali #1(1971)
  • J. Joyce, Poesie(訳、1961)

作家による翻訳

  • ジェームズ・ジョイス詩選(J. Joyce, Poesie)、Mondadori、1961

作品の翻訳

  • 『Storie Naturali #1』→英訳『Natural Stories #1』、Guernica(トロント)、1998

作風・主題

文体
実験的・前衛的な詩風断片的で多声的なテクスト言語遊戯的手法
頻出モチーフ
迷宮(ラビリンス)言語と形式への問い政治的・社会的主題(時に寓意的に)

健康

  • 腹部大動脈瘤(急性)
    2010
    2010年に腹部大動脈瘤の緊急手術を受け、その後死亡。

評価・遺産

エドアルド・サングイネーティは20世紀後半のイタリア文学における重要な前衛詩人・批評家であり、ネオアヴァンギャルド運動の中心人物の一人と見なされる。詩作・翻訳・政治活動を通じ、イタリア語詩の実験的展開に大きな影響を与えた。

関連学会

  • Gruppo 63(運動)

資料所蔵先

  • スタグリエーノ記念墓地(埋葬地・記録)

豆知識

  • 1979年から1983年までイタリア下院(Chamber of Deputies)の議員を務めた(イタリア共産党のリストで無所属で当選)。
  • 代表作に『Laborintus』があり、1956年に刊行された。
  • ジェームズ・ジョイスやブレヒトなどの翻訳を手がけた翻訳者でもある。
  • 無神論者として知られている。