世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

エドゥアルド・ハフォン

エドゥアルド・ハフォン

Eduardo Halfon

プロフィール

性別
男性
生誕
1971 (グアテマラ市)
国籍
グアテマラ
言語
スペイン語
居住地歴
グアテマラ市(出生) → フロリダ州(米国) — 少年期・学業 → グアテマラ(帰国・教職) → パリ(フェローシップ) → ベルリン(フェローシップ、在住)

経歴

職業
作家, 小説家, 教育者(文学教授)
活動期間
2003年〜

学歴

ノースカロライナ州立大学
工学部 / 産業工学科
学位: 学士
国: アメリカ合衆国
南フロリダでの学業を経て米国の大学で産業工学を学ぶ

受賞歴

Hay Festival(ボゴタ)39人の若手ラテンアメリカ作家選出
2007
主催: Hay Festival(ボゴタ)
結果: 選出
ホセ・マリア・デ・ペレダ短編小説賞
2010
対象作品: ピルエータ(La pirueta)
主催: José María de Pereda(スペイン)
結果: 受賞
グッゲンハイム・フェローシップ
2011
主催: ジョン・サイモン・グッゲンハイム記念財団
結果: 受賞
ロジェ・カイヨワ賞
2015
主催: Prix Roger Caillois(フランス)
結果: 受賞
グアテマラ国民文学賞
2018
主催: グアテマラ政府(文学委員会)
結果: 受賞
Prix du Meilleur Livre Étranger(外国語書籍賞)
2018
対象作品: 喪(Duelo / Mourning)
主催: フランス(書籍賞)
結果: 受賞
ナバラ書店賞(Premio de las Librerías de Navarra)
2018
対象作品: 喪(Duelo / Mourning)
主催: スペイン(Premio de las Librerías de Navarra)
結果: 受賞
Edward Lewis Wallant Award
2019
対象作品: 喪(Mourning)
主催: 米国(Wallant Award)
結果: 受賞
International Latino Book Award
2019
対象作品: 喪(Mourning)
主催: 米国(International Latino Book Awards)
結果: 受賞
Premio Cálamo
2021
対象作品: カンシオン(Canción)
主催: スペイン(Premio Cálamo)
結果: 受賞
Berman Literature Prize
2024
対象作品: カンシオン(Canción)
主催: スウェーデン(Berman Literature Prize)
結果: 受賞
Prix Médicis étranger(メディシス賞・外国語部門)
2024
対象作品: タランチュラ(Tarántula / Tarantula)
主催: フランス(Prix Médicis)
結果: 受賞
Premio de la Crítica(批評家賞)
2025
対象作品: タランチュラ(Tarántula / Tarantula)
主催: スペイン(Premio de la Crítica)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Mourning

    『Mourning』は喪失と記憶、家族の歴史を見つめる作品。ユダヤ系グアテマラ人としての出自と移住の経験を背景に、個人的な悲嘆と歴史的文脈が交錯し、記憶の不確かさと癒しを問う物語が展開する。

    記憶喪失ユダヤ人アイデンティティ家族移民
メディシス賞 1回登壇
  1. 受賞作: Tarentule

    ゲートキャンプでの少年時代の体験を、現在と過去を往復しながらたどる短く濃密な物語。記憶、宗教、アイデンティティが交差する。

    少年時代の記憶が、長い時間をへて形を変える。

    記憶移民・ディアスポラ家族アイデンティティ

作品

代表作

ポーランド人のボクサー(El boxeador polaco)

2008年 小説(フィクション)

家族と記憶、アイデンティティを巡る短編連作風の小説。作者のラテンアメリカとユダヤ系家族の背景が織り込まれている。

家族記憶アイデンティティ移民
翻訳
  • 英訳: The Polish Boxer(2012)

修道院(Monasterio)

2012年 小説

孤独と記憶、場所の歴史を巡る中篇。作者の記憶とフィクションが交錯する作品。

孤独記憶歴史
翻訳
  • 英訳: Monastery(2014)

喪(Duelo / Mourning)

2017年 小説(現代フィクション)

家族の死と喪失、アイデンティティを扱った作品。英訳版は複数の賞を受賞している。

喪失家族
翻訳
  • 英訳: Mourning(2018)

カンシオン(Canción)

2021年 小説

記憶、ルーツ、言語の問題を扱う長編。国際的に評価されいくつかの賞を受賞・候補になっている。

記憶ルーツ言語
翻訳
  • 英訳: Canción(2022)

タランチュラ(Tarántula / Tarantula)

2024年 小説

比較的新しい長編で、記憶と物語の境界を探る作品。フランスやスペインの文学賞で評価された。

記憶物語文化間関係
翻訳
  • 英訳予定: Tarantula(刊行情報による)

全著作

  • Esto no es una pipa, Saturno (2003)
  • De cabo roto (2003)
  • El ángel literario (2004)
  • Siete minutos de desasosiego (2007)
  • Clases de hebreo (2008)
  • Clases de dibujo (2009)
  • El boxeador polaco (2008)
  • La pirueta (2010)
  • Mañana nunca lo hablamos (2011)
  • Elocuencias de un tartamudo (2012)
  • Monasterio (2012)
  • Signor Hoffman (2015)
  • Duelo (2017)
  • Biblioteca bizarra (2018)
  • Canción (2021)
  • Un hijo cualquiera (2022)
  • Tarántula (2024)

作品の翻訳

  • El boxeador polaco → ポーランド人のボクサー(英訳: The Polish Boxer)
  • Monasterio → 修道院(英訳: Monastery)
  • Duelo → 喪(英訳: Mourning)
  • Canción → カンシオン(英訳: Canción)
  • Tarántula → タランチュラ(英訳: Tarantula)

作風・主題

文体
自伝的要素のある散文断片的で内省的な語り記憶と事実の境界を曖昧にする手法
頻出モチーフ
家族と系譜記憶と喪失言語と移動ユダヤ系ルーツ

評価・遺産

エドゥアルド・ハフォンはグアテマラ出身の国際的に評価された作家であり、家族・記憶・アイデンティティをめぐる作品群で知られる。多数の国際賞を受賞・候補になり、作品は英語を含む複数言語に翻訳されている。

資料所蔵先

  • 各国図書館・公的アーカイブ(詳細は未公開)

豆知識

  • 10歳でアメリカに移住した経験がある。
  • ノースカロライナ州立大学で産業工学を学んだ。
  • グアテマラに戻り、Universidad Francisco Marroquínで約8年間文学を教えた。
  • パリやベルリンでフェローシップを得て滞在したことがある。