世界・海外・国外の文学賞

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エドウィン・アーリントン・ロビンソン

エドウィン・アーリントン・ロビンソン

Edwin Arlington Robinson

プロフィール

性別
男性
生誕
1869-12-22 (ヘッドタイド(メイン州))
死没
1935-04-06 (ニューヨーク市、ニューヨーク州(ニューヨーク病院)) 65歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
メイン州ガーディナー(生誕〜成長期) → マサチューセッツ州ケンブリッジ(ハーバード在学中) → ニューヨーク市(執筆活動、職務) → スタテンアイランド(Lighthouse Hill) → マクドウェル・コロニー(夏季滞在、ニューハンプシャー)

経歴

職業
詩人, 劇作家
活動期間
1896年〜1935年
所属
アメリカ芸術文学アカデミー
所属団体
アメリカ芸術文学アカデミー(1927年選出)
ノミネート
ノーベル文学賞(ノミネート、計4回)

学歴

ガーディナー高校
期間: 〜1888
卒業年: 1888
国: アメリカ合衆国
地元の公立高校を卒業
ハーバード大学
英語・フランス語・シェイクスピア研究(一部履修)
期間: 1891–1893 (special student)
国: アメリカ合衆国
特別学生として在籍。学位は取得せず。

受賞歴

ピューリッツァー賞(詩)
1922
対象作品: Collected Poems(収集詩集、1921)
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: winner
ピューリッツァー賞(詩)
1925
対象作品: The Man Who Died Twice(1924)
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: winner
ピューリッツァー賞(詩)
1928
対象作品: Tristram(1927)
主催: ピューリッツァー賞委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Collected Poems

    『Collected Poems』はロビンソンの代表作を集成した巻で、個々の人物の心理や運命、孤独を静かで厳密な詩語で描き出す。形式的な技巧と深い同情が融合し、近代アメリカ詩を代表する作品群を形成している。

    人物描写孤独運命抒情
  2. 受賞作: The Man Who Died Twice

    『The Man Who Died Twice』は、死と再生、運命の皮肉を主題にした長めの詩で、登場人物の内面とその変容を冷静な語りで追う。ロビンソン特有の同情的視点と形式美が発揮され、個人の悲哀を普遍化する作品である。

    再生人物描写運命
  3. 受賞作: Tristram

    『Tristram』は物語的要素を含む長篇詩で、登場人物の挫折や孤独、心理的葛藤を通じて人間の存在や運命を問う作品。伝統的な形式感と近代的な内面描写が混在し、深い叙情性を示す。

    人物描写孤独物語詩運命
  1. 受賞作: 詩作全体(生涯の業績)

    孤独や失意、挫折を主題にした人物詩を多く手掛け、内面的な心理描写と簡潔で計算された韻律を特徴とする。登場人物の悲劇性を通して社会や人間の普遍的な側面を探求し、同時代の詩壇に大きな影響を与えた。

    孤独人間心理人物詩アイロニー

作品

代表作

The Torrent and the Night Before

1896年 詩集

ロビンソンの最初の自費出版詩集。短編詩「Luke Havergal」などを含む。

個人的悲哀郷愁

Children of the Night

1897年 詩集

初期の代表作の一つ。詩「Richard Cory」「Kosmos」などを含む。

挫折したアメリカン・ドリーム個人の孤独

Collected Poems

1921年 詩集(編集全集)

代表的な詩篇をまとめた全集。1922年ピューリッツァー賞受賞作。

郷里の風景悲嘆と諦観

The Man Who Died Twice

1924年 詩集

成熟期の詩集。1925年にピューリッツァー賞を受賞した作品として知られる。

死と再生人間の悲哀

Tristram

1927年 叙事詩的長篇

長編詩的作品。1928年にピューリッツァー賞を受賞。

運命人間模様

全著作

  • The Torrent; and The Night Before (1896)
  • Children of the Night (1897)
  • Captain Craig and Other Poems (1902)
  • The Town Down the River (1910)
  • The Man Against the Sky (1916)
  • Merlin (1917)
  • The Three Taverns (1920)
  • Lancelot (1920)
  • Avon's Harvest (1921)
  • Collected Poems (1921)
  • Roman Bartholow (1923)
  • The Man Who Died Twice (1924)
  • Dionysus in Doubt (1925)
  • Tristram (1927)
  • Fortunatus (1928)
  • Sonnets, 1889–1917 (1928)
  • その他多数(全集、選集、戯曲、書簡集)

作風・主題

文体
抑制された叙情的表現技巧的なソネットや伝統的な韻律の使用現実主義的な描写
頻出モチーフ
小さな町(Tilbury Town)とその住民挫折した夢と孤独社会的外れ者の人物像

健康

  • がん
    1935(死因)
    1935年にニューヨークで死亡。創作活動の最終期に影響を与えた。

評価・遺産

エドウィン・アーリントン・ロビンソンは初期20世紀のアメリカ詩を代表する詩人の一人であり、地方の小都市(Tilbury Town)を舞台にした作品群や孤独と挫折を描く作風で知られる。ピューリッツァー賞を3回受賞し、アメリカ文学界に大きな影響を残した。生家は国定史跡に指定されている。

記念館・博物館

  • Edwin Arlington Robinson House(ロビンソン生家) メイン州ガーディナー 1971年開館

関連学会

  • アメリカ芸術文学アカデミー

資料所蔵先

  • ダートマス大学(Edwin A. Robinson Letters)
  • イェール大学ビーネック蔵書(Edwin Arlington Robinson Collection)

引用

  • 彼は身なりも立派で、人望があったが、ある夜突然自ら命を絶った——“Richard Cory” の冒頭にある人物描写。
    出典: 詩「Richard Cory」 (1897年)

豆知識

  • 出生時に両親は男の子の名前を決めておらず、生後6か月のときに別の休暇者が帽子から名前を引いて「Edwin」と決めたという逸話がある。
  • セオドア・ルーズベルトの推薦でニューヨーク税関事務所の職を得て、文学活動を続ける生活基盤を得た。
  • 最初の詩集は自費出版で母に贈るつもりだったが、原稿が届く直前に母はジフテリアで亡くなった。