アニスフィールド=ウルフ賞
1回登壇
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第40回(1975年) 受賞受賞作: Roll, Jordan, Roll: The World the Slaves Made
アメリカ南部の奴隷制社会を、奴隷たちの文化や抵抗まで含めて読み直す歴史研究書。
奴隷制を、支配される側の世界から読み直す。
823ページ奴隷制アメリカ南部歴史抵抗
ユージーン・D・ジェノヴェーゼ
Yūjīn D. Jenovēze
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブルックリン大学(Brooklyn College) | — | 歴史学 | BA | ~1953 | アメリカ合衆国 |
| コロンビア大学 | — | 歴史学 | MA | ~1955 | アメリカ合衆国 |
| コロンビア大学 | — | 歴史学 | PhD | ~1959 | アメリカ合衆国 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1975 | バンクロフト賞 | 『Roll, Jordan, Roll: 奴隷が作った世界』 | — | コロンビア大学(Bancroft賞選考) | Winner |
アメリカ南部の奴隷制社会を、奴隷たちの文化や抵抗まで含めて読み直す歴史研究書。
奴隷制を、支配される側の世界から読み直す。
奴隷制下の南部社会と奴隷の日常生活、宗教、抵抗の諸相を文化史的に深く描き出す研究。奴隷と主人の関係や社会構造を詳細に再構築し、南部史研究に重要な洞察を与える。
南部奴隷制の経済構造をマルクス主義の視点から分析し、奴隷制は独自の前資本主義的性格や家父長的イデオロギーを持つと論じた論文集。
白人プランター側の文化・制度を「領主制(seigneurial)」的な視点から描き、南部社会の反近代的側面と奴隷制の社会的機能を論じた。
奴隷たちの社会を詳細に描き、宗教や音楽など文化的実践を抵抗の一形態と捉え、奴隷による日常的・集団的抵抗を広く再定義した代表作。
奴隷蜂起の性格の変化を検討し、単なる自由獲得の試みから体制転覆の志向へと変化していく過程を論じる。
妻エリザベス・フォックス=ジェノヴェーゼとの共著。奴隷制とブルジョワ所有権の緊張関係を論じ、奴隷制をハイブリッドな制度として位置づける。
南部保守思想における自由と進歩の矛盾を扱い、奴隷制擁護者たちの思想的葛藤を詳述する。
プランター階級の読書慣習・宗教観・政治思想を精査し、奴隷制を正当化するための知的世界観を明らかにする共著。
妻エリザベス・フォックス=ジェノヴェーゼとの結婚生活を回想した私的記録。
家父長的奴隷観とその自己欺瞞的側面を考察し、奴隷制の正当化構造を批判的に検討する。
南部史と奴隷制研究に大きな影響を与えた歴史家。マルクス主義的分析を取り入れつつ奴隷社会の文化的側面を重視した研究は分野の再定義に寄与した一方、政治的立場の変化や公的発言は論争を生んだ。
「私がマルクス主義者であり社会主義者であることを知っている者は知っている。だから、他の多くの同僚とは違って、私はベトコンの勝利を恐れも悔やみもしない。私はそれを歓迎する。」