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フェリックス・ド・シャズールヌ

フェリックス・ド・シャズールヌ

Felix de Chazournes

プロフィール

性別
男性
生誕
1887-12-26 (リヨン)
死没
1940-12 52歳
国籍
フランス
言語
フランス語

経歴

職業
作家, 貿易商(輸出入業)
活動期間
1908年〜1940年

受賞歴

フェミナ賞
1938
対象作品: カロリーヌ、または島への出発
主催: フェミナ賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Caroline ou le Départ pour les îles

    海へ出る父を待つ家族の時間を背景に、少女 Caroline とその家の静かな緊張をたどるフランス小説。帰還を待つ日々のあいだに、家族の絆、土地への愛着、成長の痛みが繊細に重ねられる。

    帰らぬ父を待つあいだ、家族の時間だけが静かに進んでいく。

    279ページ
    家族待機少女の成長フランス小説

作品

代表作

レ・ブークル

1908年 未詳

初期の作品で、1908年にアルフォンス・ルメール社から刊行された。現存する資料は限られ、詳細は不明である。

ジャソン:熱帯の肖像

1935年 短編小説

熱帯地域を舞台にした短編。人物描写や風景描写を通して異国情緒を伝える作品。

異郷熱帯

カロリーヌ、または島への出発

1938年 小説

1938年に刊行された長編で、島へ向かう出発をめぐる物語。作家としての代表作の一つとされ、同年フェミナ賞を受賞した。

出発異郷

アリアンウェン

1939年 短編小説

1939年に『Revue des deux Mondes』に掲載された短編。タイトルはケルト系の女性名を想起させる。

人物描写文化的交差

アニェス、またはボヘミアの岸辺

1940年 小説

1940年刊。晩年の作品であり、ボヘミアン的な岸辺を舞台にした物語。

帰属意識海岸

オフェリア、または丘のイギリス女性

1946年 小説(遺作)

1946年に遺作として刊行された作品。生前未発表だった原稿をまとめたものとされる。

遺作記憶

全著作

  • レ・ブークル (Les Boucles)
  • ジャソン:熱帯の肖像 (Jason: Portrait des Tropiques)
  • カロリーヌ、または島への出発 (Caroline ou le Départ pour les îles)
  • アリアンウェン (Arianwen)
  • アニェス、またはボヘミアの岸辺 (Agnès ou le Rivage de Bohème)
  • オフェリア、または丘のイギリス女性 (Ophélia ou l'Anglaise de la colline)

作風・主題

文体
写実的で描写が細やか旅や異国経験に基づく叙述
頻出モチーフ
異郷

評価・遺産

フェリックス・ド・シャズールヌは1938年のフェミナ賞受賞で知られるフランスの作家で、輸出入業や海外滞在の経験を作品に反映させた。戦間期から第二次世界大戦期にかけて活躍し、遺作は戦後に刊行された。

資料所蔵先

  • ガリマール社の寄稿者ページ(作家情報)

豆知識

  • リヨンで1887年に生まれ、12人兄弟の長子であったとされる。
  • 第一次世界大戦ではスパヒおよびシャスール・アルパン(山岳狙撃兵)として動員された経験がある。
  • 戦後に遺作が刊行されるなど、生前の活動は1930年代を中心とする。
  • 1938年に『カロリーヌ、または島への出発』でフェミナ賞を受賞した。