世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ギュンター・クネルト

ギュンター・クネルト

Gyuntaa Kunerto

プロフィール

性別
男性
生誕
1929-03-06 (ベルリン)
死没
2019-09-21 (カイスボルステル(ドイツ)) 90歳
国籍
ドイツ
言語
ドイツ語
居住地歴
ベルリン(出生・在住) → イッツェホー近郊(移住) → カイスボルステル(没地)

経歴

職業
作家, 詩人, グラフィック作家
活動期間
1947年〜2019年
所属
P.E.N.クラブ
所属団体
P.E.N.クラブ
影響を受けた人物
ベルトルト・ブレヒト

学歴

東ベルリン応用美術アカデミー
グラフィック
期間: 1946–1949
国: ドイツ(当時東ドイツ)
1946–49に在籍したが中退。

受賞歴

ハインリヒ・ハイネ賞
1985
主催: デュッセルドルフ市
結果: 受賞
ドイツ連邦共和国功労勲章
2012
主催: ドイツ連邦共和国
結果: 受章
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン芸術賞(Kunstpreis)
2014
主催: シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 業績(詩・随筆)

    ギュンター・クネルトは簡潔で鋭いイメージの詩と、風刺的かつ倫理的な随筆で知られる。戦争と戦後の記憶、個人と社会の緊張、権力に対する批評的視点を繰り返し取り上げ、歴史の矛盾や人間の脆さを言語の凝縮で描いた。東独時代から西側での活動を経て国際的評価を得た。

    記憶歴史個人と社会政治批評
  1. 受賞作: 生涯業績

    冷戦期以降の歴史と個人の記憶を主題に、抒情と社会批評を兼ね備えた詩や短篇を多数発表した業績を総括。政治的経験と文学的技法を結びつけ、ドイツ現代文学に独自の声を残した。

    短篇歴史と記憶社会批評

作品

代表作

道標と壁の落書き(Wegschilder und Mauerinschriften)

1950年 詩集

クネルトの最初期の詩集の一つ。戦後間もない時期の感覚と都市の記憶を詩的に表現している。

戦後都市記憶

成人の遊戯(Erwachsenenspiele)

1997年 回想録(自伝)

1979年までの経歴を扱った自伝的記述。東ドイツでの経験や移住後の記録を含む。

自伝政治移住

第二の妻(Die zweite Frau)

2019年 小説

晩年に発表された長編。人間関係や記憶を繊細に描く作品。

人間関係記憶老い

全著作

  • Wegschilder und Mauerinschriften(道標と壁の落書き), 1950
  • Der ewige Detektiv und andere Geschichten, 1954
  • Erwachsenenspiele(成人の遊戯), 1997
  • Die zweite Frau(第二の妻), 2019
  • Unruhiger Schlaf(不安な眠り), 1979
  • Irrtum ausgeschlossen(誤りは除外された), 2006

翻案

  • Das Stacheltier(Das Stacheltier) – 映画脚本(DEFA), 1953
  • Seilergasse 8(Seilergasse 8) – 映画脚本(DEFA), 1960
  • Abschied(Abschied) – 映画脚本(DEFA), 1968

作風・主題

文体
簡潔で皮肉的な詩風寓話的・断章的な短篇エッセイでは思索的・批評的な語り口
頻出モチーフ
記憶都市の風景

評価・遺産

ギュンター・クネルトは東西ドイツ時代を通じて活躍した多才な作家であり、詩から短編、エッセイ、脚本まで幅広く手がけた。政治的立場や移住経験を作品に反映させつつ、現代ドイツ文学に重要な足跡を残した。

関連学会

  • P.E.N.クラブ

資料所蔵先

  • ドイツ国立図書館(出演作品の所蔵)

豆知識

  • 母親がユダヤ系であったため、ナチス時代に中等教育を継続できなかった。
  • 1976年にヴォルフ・ビアマンの市民権剥奪に反対する嘆願書に署名し、のちにSEDを追放された。
  • 1979年に東ドイツから西ドイツへ移住した。
  • 2019年にカイスボルステルで90歳で没し、ベルリンのヴァイスゼー墓地に埋葬された。