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ハニフ・アブドゥルラキブ

ハニフ・アブドゥルラキブ

Hanif Abdurraqib

別名: Hanif Willis-Abdurraqib
ペンネーム: ハニフ・ウィリス=アブドゥルラキブ(初期の著作やクレジットで使用されていた旧表記)

プロフィール

性別
男性
生誕
1983-01-01 (アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
イスラム教
居住地歴
コロンバス(生誕地・育ち) → ニューヘイブン(結婚期に在住) → コロンバス(2017年に帰郷)

経歴

職業
詩人, エッセイスト, 文化批評家, 音楽批評家, 作家
活動期間
2010年〜
所属
Button Poetry(マネージングエディター), Muzzle Magazine(詩編集者), Echo Hotel(詩のコレクティブ、共同設立)
影響を受けた人物
ジェームズ・ボールドウィン, ラングストン・ヒューズ, ヒップホップとブラックパフォーマンスのアーティスト群(例:A Tribe Called Quest)
影響を与えた人物
若い詩人や文化批評家(共同作業者・コミュニティ内の新世代), イヴ・ユーイング(共同でEcho Hotelを設立したコラボレーター)

学歴

ビーチクロフト高校
期間: 1997–2001
卒業年: 2001
国: アメリカ合衆国
高校卒業
キャピタル大学
経営学部 / マーケティング学科
学位: 学士(マーケティング)
期間: 2001–2005
卒業年: 2005
国: アメリカ合衆国
サッカーチームに所属

受賞歴

マッカーサー・フェローシップ
2021
主催: マッカーサー財団
結果: 受賞
アンドリュー・カーネギー記念文学賞(ノンフィクション部門)
2022
対象作品: A Little Devil in America: Notes in Praise of Black Performance
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: 受賞
ゴードン・バーン賞
2021
対象作品: A Little Devil in America: Notes in Praise of Black Performance
主催: ゴードン・バーン賞選考委員会
結果: 受賞
ウィンダム=キャンベル賞
2024
主催: イェール大学ウィンダム=キャンベル賞運営団体
結果: 受賞
カークス賞(ノンフィクション)
2019
対象作品: Go Ahead in the Rain: Notes on A Tribe Called Quest
主催: Kirkus Reviews
結果: 最終候補(ファイナリスト)
ナショナルブック賞(ノンフィクション)ロングリスト
2019
対象作品: Go Ahead in the Rain: Notes on A Tribe Called Quest
主催: ナショナル・ブック財団
結果: ロングリスト入り
ナショナルブック賞(ノンフィクション)ロングリスト
2024
対象作品: There's Always This Year: On Basketball and Ascension
主催: ナショナル・ブック財団
結果: ロングリスト入り

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: A Little Devil in America: In Praise of Black Performance

    ブラック・パフォーマンスの歴史と個人的記憶を重ねながら、アメリカ文化の中にある表現の力をたどるエッセイ集。断片ごとの観察が、ひとつの大きな文化史としてつながっていく。

    表現の一瞬に宿る歴史を、静かに強く読み解く。

    301ページ
    エッセイブラック・カルチャー文化史パフォーマンス
  1. 受賞作: They Can't Kill Us Until They Kill Us(代表作の一例)

    詩集やエッセイを通して、アブドルラキーブは音楽と個人的経験を結びつけながら文化的記憶を編纂する。彼の文章は感情的でありつつ厳密な観察に支えられ、ポップカルチャーを手がかりに社会的・歴史的な問いを立てる。

    音楽批評文化記憶詩人種

作品

代表作

The Crown Ain't Worth Much

2016年 詩集

コロンバスを舞台にした詩的断章。若さ、喪失、コミュニティ、黒人であることの危うさを扱う。

喪失コミュニティ都市の記憶

A Fortune for Your Disaster

2019年 詩集 120ページ

2019年刊の詩集。個人的な喪失や社会的文脈を織り交ぜた詩が収められている。

悲嘆記憶個人的・社会的な痛み

They Can't Kill Us Until They Kill Us

2017年 エッセイ集(音楽批評・文化批評) 236ページ

音楽、文化、アイデンティティを主題にしたエッセイ集。音楽と記憶、個人的体験を結びつけた批評が特徴。

音楽批評アイデンティティ記憶と喪失

Go Ahead in the Rain: Notes on A Tribe Called Quest

2019年 ノンフィクション(音楽史/批評)

A Tribe Called Questを巡る情熱的な批評と個人的回想を組み合わせた本。音楽史と個人的経験を統合する試み。

音楽史ファン文化個人的回想

A Little Devil in America: Notes in Praise of Black Performance

2021年 ノンフィクション(エッセイ/文化批評)

ブラックパフォーマンスの歴史と歓びを讃えるエッセイ集。アメリカにおける黒人の表現を、多面的に捉える。

ブラックパフォーマンス文化史称賛と回想

There's Always This Year: On Basketball and Ascension

2024年 ノンフィクション(エッセイ)

バスケットボールと個人の高揚(アセンション)をめぐる回想と文化論。スポーツ、コミュニティ、自己形成を結びつける。

スポーツコミュニティ成長と希望

全著作

  • Again I Wait For This To Pull Apart(FreezeRay Press, 2015)
  • The Crown Ain't Worth Much(Button Poetry, 2016)
  • Vintage Sadness(Big Lucks, 2017)
  • They Can't Kill Us Until They Kill Us(Two Dollar Radio, 2017)
  • Go Ahead in the Rain: Notes on A Tribe Called Quest(University of Texas Press, 2019)
  • A Fortune For Your Disaster(Tin House, 2019)
  • A Little Devil in America(Random House, 2021)
  • There's Always This Year: On Basketball and Ascension(Random House, 2024)

作風・主題

文体
叙情的で音楽に影響された文体個人的な回想と文化批評を融合するスタイルイメージ豊かで感情に訴える表現
頻出モチーフ
音楽とパフォーマンス喪失と悲嘆故郷(コロンバス)への回帰記憶とコミュニティ

評価・遺産

現代アメリカの音楽と文化をめぐる洞察に富む批評と詩で知られる。ブラックパフォーマンスを再評価し、若い詩人や文化批評家に影響を与えた。

大衆文化への影響

  • Cbus Librariesによるコロンバスの『The People's Mural of Columbus』に採用(2021)
  • Sonos Radioでの週刊ポッドキャスト『Object of Sound』を開始(2021)

引用

  • 「A Little Devil in Americaは興奮のカタログだ」
    出典: 著者本人による書籍紹介(A Little Devil in America) (2021年)
  • 「音楽と記憶を結びつける力が、この本の力だ」
    出典: Publishers Weekly(『They Can't Kill Us Until They Kill Us』書評) (2017年)

豆知識

  • 以前は Hanif Willis-Abdurraqib の表記を用いていた。
  • 2014年に結婚し、2016年に離婚した後、2017年にコロンバスへ戻った。
  • 2021年にマッカーサー・フェローを受賞。
  • 音楽への深い造詣とブラックパフォーマンスに関する批評で広く知られる。