世界・海外・国外の文学賞

← ホームに戻る

ヘロン・ハビラ・ンガラバック

ヘロン・ハビラ・ンガラバック

Heron Habira Ngarabakku

プロフィール

性別
男性
生誕
1967-11-01 (ナイジェリア ガンベ州 カルトゥンゴ)
国籍
ナイジェリア
言語
英語
居住地歴
カルトゥンゴ(ガンベ州)、ナイジェリア → ラゴス、ナイジェリア → イースト・アングリア大学(イングランド)在住・留学 → フェアファックス、バージニア(アメリカ合衆国) → ベルリン(フェローシップ期間)

経歴

職業
小説家, 詩人, ジャーナリスト, 編集者, 創作講師/教授
活動期間
1995年〜
所属
ジョージ・メイソン大学(創作講師), African Writers Trust(アドバイザリーボード), Cordite Books(共同設立)
影響を受けた人物
チヌア・アチェベ(影響を受けた人物/招聘者)

学歴

ジョス大学
英語学・文学
国: ナイジェリア
学部で英語学・文学を専攻
イースト・アングリア大学
期間: Chevening Scholar(2002頃)
国: イギリス
チェヴニング奨学生として在籍(創作関連)

受賞歴

ミュージック・ソサエティ・オブ・ナイジェリア 全国詩歌賞
2000
対象作品: Another Age(詩)
主催: Music Society of Nigeria
結果: winner
ケイン賞(Caine Prize)
2001
対象作品: 「Love Poems」(短編、Prison Stories所収)
主催: The Caine Prize for African Writing
結果: winner
コモンウェルス・ライターズ賞(Africa, Best First Book)
2003
対象作品: Waiting for an Angel
部門: Africa Region, Best First Book
主催: Commonwealth Writers' Prize
結果: winner
Emily Clark Balch Prize(短編)
2007
対象作品: The Hotel Malogo(短編)
主催: Virginia Quarterly Review
結果: winner
バージニア図書館文学賞(フィクション)
2008
対象作品: Measuring Time
主催: Library of Virginia
結果: winner
Windham–Campbell 文学賞(フィクション)
2015
部門: Fiction
主催: Windham–Campbell
結果: winner
Grand Prix of Literary Associations(ノミネート)
2019
対象作品: Travelers
主催: GPLA
結果: shortlisted
James Tait Black Memorial Prize(ノミネート)
2020
対象作品: Travelers
主催: University of Edinburgh / James Tait Black
結果: shortlisted
PEN/Open Book Award(ノミネート)
2011
対象作品: Oil on Water
主催: PEN America
結果: shortlisted
Orion Book Award(ノミネート)
2012
対象作品: Oil on Water
主催: Orion Magazine
結果: shortlisted

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Love Poems

    個人の愛と表現の葛藤を描く短編。恋愛や人間関係を軸にしつつ、政治的・社会的な圧力や言葉の力が登場人物の生き方にどのように影響するかを詩的かつ観察眼の鋭い筆致で描写する。

    創作と表現政治人間関係

作品

代表作

Prison Stories

2000年 短編集

収監や抑圧を扱った短編を集めたデビュー短編集。

抑圧監獄政治

Waiting for an Angel

2002年 小説

軍事独裁下のナイジェリアを背景にした政治的テーマを含む小説。最初の長編として高い評価を得た。

独裁抵抗言論の自由

Measuring Time

2007年 小説

世代をまたぐ物語を通して個人と国家の歴史を描く小説。評価を受け各賞にノミネートされた。

記憶歴史家族

Oil on Water

2010年 小説

ナイジェリアの油田地帯での環境破壊と暴力を扱ったルポ風の小説。映像的で生々しい描写が特徴。

環境破壊石油採掘暴力

The Granta Book of the African Short Story(編纂)

2011年 短編アンソロジー(編者)

現代アフリカの短編傑作を編んだアンソロジー。編集者としての活動を示す作品。

アフリカ文学短編

The Chibok Girls

2016年 ノンフィクション / ルポ

ナイジェリアでの誘拐事件とその影響を扱ったルポルタージュ風のノンフィクション。

テロ社会問題人権

Travelers

2019年 小説

移民や旅を通じて現代世界の分断と人々のつながりを描いた作品。各賞の最終候補に選ばれた。

移民アイデンティティ

全著作

  • Prison Stories(2000)
  • Waiting for an Angel(2002)
  • New Writing 14(共編纂、2006)
  • Measuring Time(2007)
  • Dreams, Miracles, and Jazz(共編、2007)
  • Oil on Water(2010)
  • The Granta Book of the African Short Story(編、2011)
  • The Chibok Girls(2016)
  • Travelers(2019)

作風・主題

文体
写実的で映像的な描写社会政治的問題に向き合う語りルポルタージュ的要素を含む物語構成
頻出モチーフ
抑圧と抵抗移住・亡命環境破壊(石油)

評価・遺産

ナイジェリア出身の作家として、政治・社会問題に切り込む作品群で国際的な評価を受ける。教育者・編集者としても活動し、アフリカ文学の普及と若手支援に貢献している。

引用

  • 「書くことは常に政治的な行為である」
    出典: インタビュー(Electric Literature, 2019) (2019年)

豆知識

  • チェヴニング奨学生としてイースト・アングリア大学に在籍したことがある。
  • バード大学で初のチヌア・アチェベ・フェローを務めた(招聘を受けた)。
  • Cordite Booksを共同で設立し、犯罪小説等の出版プロジェクトを実施している。