世界・海外・国外の文学賞

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アンリ=ルイ・ベルクソン

アンリ=ルイ・ベルクソン

Henri-Louis Bergson

プロフィール

性別
男性
生誕
1859-10-18 (パリ(第二帝政))
死没
1941-01-04 (パリ(ドイツ占領下のフランス)) 81歳
国籍
フランス
言語
フランス語, 英語
宗教
ユダヤ教(出自)
居住地歴
ロンドン(幼少期) → パリ(大部分の生涯) → クレルモン=フェラン(教職時代) → アンジェ(教職)

経歴

職業
哲学者, 作家, 大学教授
活動期間
1881年〜1941年
所属
コレージュ・ド・フランス(Collège de France), アカデミー・フランセーズ, 国際知的協力委員会(国際連盟)
所属団体
アカデミー・フランセーズ, 道徳・政治科学アカデミー(Académie des sciences morales et politiques), アメリカ芸術科学アカデミー(名誉会員)
影響を受けた人物
イマヌエル・カント, チャールズ・ダーウィン, ハーバート・スペンサー
影響を与えた人物
ジル・ドゥルーズ, モーリス・メルロー=ポンティ, アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド, イリヤ・プリゴジン, ニコス・カザンザキス, ジャック・マリタン

学歴

エコール・ノルマル・シュペリウール (École Normale Supérieure)
文学
学位: agrégation (philosophy)
期間: 1878–1881
卒業年: 1881
国: フランス
哲学のアグレガシオン取得
パリ大学 (University of Paris)
哲学
学位: 博士(Ph.D.)
期間: 1889
卒業年: 1889
国: フランス
博士論文『時間と自由意志』(Essai sur les données immédiates de la conscience)

受賞歴

ノーベル文学賞
1927
主催: ノーベル財団
結果: 受賞
レジオン・ドヌール勲章(グラン=クロワ)
1930
主催: フランス政府
結果: 受賞
アメリカ芸術科学アカデミー名誉会員
1928
主催: アメリカ芸術科学アカデミー
結果: 選出

受賞・候補エディション

  1. 進化を機械論的過程としてではなく創造的・直観的プロセスとして論じる主要著作。時間の連続性(持続)や意識の流れを中心に、生命と創造性の哲学的意義を問い直す。

    進化は機械ではなく、創造の流れとして起こる。

    500ページ
    直観主義時間と持続進化の哲学意識と創造性

作品

代表作

時間と自由意志(意識の即時資料に関する随想)

1889年 哲学

意識の流れ(持続)と自由意志についての博士論文。時間の『持続』の概念を提示し、分析的な概念では把握できない経験の直観的把握を主張する。

時間(持続)自由意志直観

物質と記憶

1896年 哲学

知覚・記憶・身体と心の関係を論じた作品。脳の働きと記憶の機能を分析し、物質と精神の関係を再考する。

記憶知覚身体と精神の関係

創造的進化

1907年 哲学

進化と生命の創造性を論じた主要著作。『エラン・ヴィタール(生の衝動)』や創造的な時間の概念を提示し、機械論的な説明に対抗する。

進化創造性エラン・ヴィタール

道徳と宗教の二つの源泉

1932年 哲学

倫理と宗教の起源および相互作用を論じ、道徳と宗教が生む社会的・個人的な力について考察する。

倫理宗教社会哲学

全著作

  • La Philosophie de la poésie: Le Génie de Lucrèce(1884)
  • 時間と自由意志(1889)
  • 物質と記憶(1896)
  • 創造的進化(1907)
  • 精神的エネルギー(Mind-Energy、1919)
  • 持続と同時性(1922)
  • 道徳と宗教の二つの源泉(1932)
  • 思考と流動(La Pensée et le mouvant、1934)

作風・主題

文体
直観主義的な論述比喩やイメージを多用する散文概念的分析と直観の対比
頻出モチーフ
時間(持続)創造性と新奇性直観と知性の対照

健康

  • リウマチ性疾患(変性)
    1930年代–1941年
    晩年に進行性の麻痺を残し、旅行や公務が制限された。1941年に気管支炎で死去。

評価・遺産

ベルクソンは20世紀前半に大きな影響を与えた哲学者であり、時間の持続や直観をめぐる議論、エラン・ヴィタールといった概念で広く知られる。死後もドゥルーズらによる再評価を受け、現代の大陸哲学や思想史に重要な位置を占める。

関連学会

  • アカデミー・フランセーズ
  • 道徳・政治科学アカデミー

資料所蔵先

  • フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)所蔵資料

大衆文化への影響

  • 20世紀初頭の思想潮流を代表する人物として文学・映画・思想論で言及されることがある

引用

  • 「彼の豊かで活力に満ちた思想と、それを卓越した技術で提示したことに対して」
    出典: ノーベル賞選考委員会(1927年の授賞理由) (1927年)

豆知識

  • 妻ルイーズ・ノイバーガー(Louise Neuberger)はマルセル・プルーストのいとこで、プルーストが結婚式の付添人を務めた。
  • 娘ジャンヌは1896年生まれで生まれつき聴覚障害があった。
  • 1940年以降、ビシー政権の反ユダヤ法を受けて公的な地位を辞退した。