ロータス文学賞
1回登壇
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第4回(1972年) 受賞受賞作: 生涯業績
戦争と戦後社会の影響を受けたテーマを通じ、個人の疎外や倫理的葛藤を描いた作品群。文学的な実験と人間描写の深さが特徴である。
戦争と記憶個人と社会疎外
のま ひろし
Noma Hiroshi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都大学 | 文学部 | フランス文学科 | — | 1935-1938 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1971 | 谷崎潤一郎賞 | Seinen no wa(『Seinen no wa』、24年かけて執筆された五巻本) | — | — | 受賞 |
| 1972 | ロータス賞(文学) | Seinen no wa(総合評価による受賞) | — | — | 受賞 |
戦争と戦後社会の影響を受けたテーマを通じ、個人の疎外や倫理的葛藤を描いた作品群。文学的な実験と人間描写の深さが特徴である。
戦後直後の混乱と人間関係の断絶を描いた作品で、当時新しい文学的声として注目された。
敗戦が人間関係に与えた影響を主題とする短編。人間同士の満足な関係の成立が困難になったことを論じる。
戦後の精神的な崩壊や個人の感覚の錯綜を描く作品群の一つ。
戦時下の日本を描き、軍国主義化した社会の実相を読者に伝えようとした長編。
政治性の強い長編で、当時の批評家からは露骨に政治的だと批判された。
1948年に着手し24年をかけて完成した5巻の大作。作者の「全体小説理論」を体現した代表作とされる。
宗教に関する考察を展開した作品。親鸞を題材にして思想を論じる。
1963年の佐山事件を題材に、部落差別を扱った作品。
野間宏は日本の戦後文学を代表する作家の一人とみなされ、「戦後文学」という文体を確立した人物として広く評価される。肉体性や戦争・敗北の主題を通じて戦後の日本社会を描写した点が高く評価されている。
私の国が軍国主義の支配下にあった頃の実像を読者に伝えたい。