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インドロ・モンタネッリ

インドロ・モンタネッリ

Indro Montanelli

別名: Cilindro / Il Principe del giornalismo
ペンネーム: シルンドロ(ニックネーム)同僚や読者が用いた愛称。英語で「Top Hat」を意味する。

プロフィール

性別
男性
生誕
1909-04-22 (フチェッキオ(フィレンツェ近郊))
死没
2001-07-22 (ミラノ) 92歳
国籍
イタリア
言語
イタリア語
宗教
無宗教(無神論)
居住地歴
フチェッキオ(出生地) → フィレンツェ(学業) → ミラノ(長年の居住・職場) → スイス(戦時中の亡命)

経歴

職業
ジャーナリスト, 歴史作家, 作家
活動期間
1930年〜2001年
所属
Corriere della Sera(記者・寄稿者), il Giornale(創刊者・編集長), La Voce(創刊・編集)
影響を受けた人物
ベニート・ムッソリーニ(若年期に賛意を示した歴史的文脈), Webb Miller(アメリカでの報道スタイルに影響), Mino Maccari(初期に関わった雑誌の編集者)
影響を与えた人物
マリオ・チェルヴィ(弟子・同僚), マルコ・トラヴァーリオ(弟子), パオロ・ミエーリ(弟子・同僚), ベッペ・セヴェルニーニ(弟子・ジャーナリスト)

学歴

フィレンツェ大学
法学部 / 法学科
学位: Law degree
期間: 1920年代–1930
卒業年: 1930
国: イタリア
卒業論文はムッソリーニ政権下の選挙改正に関するもので、当時物議を醸したとされる。

受賞歴

イタリア共和国功労勲章 大十字章
1995
主催: イタリア共和国(クイリナーレ宮殿)
結果: 受章
フィンランド獅子勲章(第一等)
1992
主催: フィンランド共和国
結果: 受章
World Press Freedom Heroes(国際報道の自由ヒーロー)
主催: 国際報道機関(International Press Institute)
結果: 選出

受賞・候補エディション

バグッタ賞 1回登壇
  1. 受賞作: Pantheon minore

    『Pantheon minore』はエッセイや短文を通じて、著者が選ぶ小さな人物や出来事を掘り下げる作品群とされる。ユーモアと辛辣な観察により歴史や文化を再読する視点を提供し、読みやすさと示唆に富む文章が特色である。

    エッセイ歴史文化批評人物論
  1. 受賞作: L'Italia dei Comuni

    中世のコムーネ(都市共同体)時代のイタリアを取り上げた歴史解説。自治の成立と都市の政治・文化の発展を具体的事例と共に描き、イタリア中世史の一断面を示す。

    中世史イタリア史都市史歴史解説

作品

代表作

イタリア史(Storia d'Italia、全22巻)

歴史・歴史叢書

イタリア史を通史としてまとめた大著。一般向けの読みやすい筆致で広く読まれた。

イタリア統一と近代史政治史戦争と社会

将軍デッラ・ロヴェーレ(Il generale Della Rovere)

1959年 小説(歴史的モチーフ) 250ページ

戦時中の投獄と人間の役割演技を題材にした作品。映画化もされた。

戦争アイデンティティ英雄像と虚構
映像化・舞台化
  • [映画] Il generale Della Rovere(英題: General Della Rovere) / Roberto Rossellini (1959)
翻訳
  • イタリア語原作

全著作

  • Qui non-riposano(Drei Kreuze)
  • Il generale Della Rovere
  • Storia d'Italia(全22巻)
  • La stecca nel coro(随筆・社説集)

翻案

  • Il generale Della Rovere(映画化、ロベルト・ロッセリーニ監督)

作品の翻訳

  • 『将軍デッラ・ロヴェーレ』他(多言語翻訳あり)

作風・主題

文体
平易で読みやすい文体辛辣な皮肉と機知現場報道に基づくノンフィクション的筆致
頻出モチーフ
戦争とその記憶近代イタリアの政治個人と歴史の交錯

健康

  • 発疹チフス(typhus)
    1940年代(戦時中)
    一時的に執筆活動を制限したが回復し活動を継続した。

評価・遺産

長年にわたりイタリアの代表的なジャーナリストとして高い評価を受けた一方、植民地主義的言動や未成年との結婚に関する論争で批判も受け続けた。報道の自由擁護者としての評価と、個人的・歴史的行為に対する再評価が共存する人物である。

資料所蔵先

  • Corriere della Seraアーカイブ(一部原稿・書簡等を所蔵)

大衆文化への影響

  • ミラノのモンタネッリ記念像(彫像)が設置され、近年抗議や落書きの対象となった。

引用

  • 彼は息をするように嘘をつく。
    出典: 著名な発言(インタビュー等での言及)
  • この仕事に『聖なる炎』がなければ、やる価値はない。
    出典: 自身のコラムやインタビューでの言及

豆知識

  • 1977年に赤い旅団により両脚を撃たれる(
  • 若い頃にエチオピアで現地の少女を娶ったと本人が語り、これが生涯の論争の中心となった。
  • 『Cilindro(シルンドロ)』というニックネームで知られた。