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ジャメイク・ハイウォーター

ジャメイク・ハイウォーター

Jamake Highwater

別名: Jackie Marks / J. Marks / J Marks
ペンネーム: ジャメイク・ハイウォーターネイティブ・アメリカンと称して著作活動を行った際の筆名, J. Marksニューヨーク移住後に使用した表記

プロフィール

性別
男性
生誕
1931-02-13 (アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス)
死没
2001-06-03 (アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス) 70歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
宗教
ユダヤ教(家系)
居住地歴
ロサンゼルス(出生・終住) → サンフランシスコ(1954–1967、舞踊団活動) → ニューヨーク(1969年頃〜)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト, 振付師, ダンスカンパニー主宰, ドキュメンタリーホスト
活動期間
1954年〜2001年
影響を与えた人物
ネイティブアメリカン文学の研究・批評の議論(反面教師的対象として言及されることがある)

学歴

ノース・ハリウッド高校
国: アメリカ合衆国
高校在籍の記録はあるが、大学や博士号取得に関する主張は裏付けが取れていない

受賞歴

ニューベリー名誉賞
1974
対象作品: 『アンパオ:アメリカン・インディアンのオデッセイ』
主催: アメリカ図書館協会(ALA)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Anpao: An American Indian Odyssey

    アメリカ先住民の伝承や旅を題材にした叙事的作品で、文化的ルーツや英雄譚の要素を取り入れてアイデンティティを探る。民話的な語りと象徴性が強い作品。

    アメリカ先住民の伝承や旅を題材にした叙事的作品で、文化的ルーツや英雄譚の要素を取り入れてアイデンティティを探る。民話的な語りと象徴性が強い作品。

    先住民文化伝承アイデンティティ
  1. 受賞作: Many Smokes, Many Moons: A Chronology of American Indian History through Indian Art

    先住民(アメリカインディアン)の歴史を芸術作品と年代記の手法でたどる図版中心の解説書。各地の伝統・出来事・文化的変遷を視覚と文章で結びつけ、若い読者に先住民の歴史理解を促す構成になっている。

    先住民歴史芸術文化
  1. 受賞作: 大地の歌:アメリカ先住民の絵画(Song from the Earth: American Indian painting)

    北米先住民の絵画をめぐる視野を広く取り、作品同士の連関や表現の広がりを見せる。美術史的な整理にとどまらず、文化のつながりを読み解く構成が印象的。

    先住民美術を広い射程で見渡す、図版豊かな一冊。

    224ページ
    北米先住民絵画美術史図版文化表現

作品

代表作

『アンパオ:アメリカン・インディアンのオデッセイ』

1973年 児童文学

アメリカ先住民の物語や神話を織り込みながら、若者の成長と探求を描いた児童小説。

アイデンティティ神話成長

『原始の心:アメリカ・インディアンのビジョンと現実』

1981年 ノンフィクション(文化研究)

北米先住民の文化や精神性についての観察と論考を収めたノンフィクション。PBSのドキュメンタリーの基礎となった。

先住民文化精神性表象
映像化・舞台化
  • [ドキュメンタリー(テレビ)] 『The Primal Mind』 (1984)

『太陽は死ぬ:アステカ世界の終焉についての小説』

1980年 歴史小説

アステカ文明の終焉を題材にした歴史小説。

文明の崩壊歴史

全著作

  • 『アンパオ:アメリカン・インディアンのオデッセイ』 (1973)
  • 『ロック・アンド・アザー・フォー・レター・ワーズ』 (1968)(音盤)
  • 『太陽は死ぬ』 (1980)
  • 『原始の心:アメリカ・インディアンのビジョンと現実』 (1981)
  • 『シャドウ・ショウ:自伝的なほのめかし』 (1986)

翻案

  • テレビドキュメンタリー『The Primal Mind』(PBS、1984)

作風・主題

文体
物語性の強い児童向け表現民族文化を巡るエッセイ風のノンフィクション詩的・神話的な描写
頻出モチーフ
アイデンティティの探求神話と儀礼自然との結びつき

健康

  • 心臓発作(急性心筋梗塞)
    2001
    2001年に心臓発作で死亡し、死因となった

評価・遺産

ジャメイク・ハイウォーター(本名ジャッキー・マークス)は多数の児童書・ノンフィクションを発表し、一般にはネイティブアメリカンの文化紹介者として認知されたが、1960年代以降自身の先住民系を偽っていたことが1984年に暴露され、大きな論争を招いた。学界や先住民コミュニティでは不正に得た影響力や助成金の問題が批判され続けている一方で、作品は教育現場で扱われ続ける例もある。

資料所蔵先

  • ニューヨーク公共図書館(Jamake Highwater papers)

大衆文化への影響

  • ジェラルド・ビゼノールの小説『The Trickster of Liberty』に登場するホーマー・イエロー・スノウはジャメイク・ハイウォーターに着想を得た登場人物とされる

引用

  • 「私の人生の最大の謎は自分自身のアイデンティティである。」
    出典: 『シャドウ・ショウ:自伝的なほのめかし』 (1986年)

豆知識

  • 本名はジャッキー・マークス(Jackie Marks)。
  • 1969年頃以降、ジャメイク・ハイウォーターを名乗りチェロキー系であると主張したが、その出自主張は1984年に暴露された。
  • 児童書『アンパオ』はニューべリー名誉賞を受賞した。
  • Primal Mind Foundationを通じて連邦助成金を受け取っていたが、出自詐称を巡り批判された。
  • 遺族弁護士が遺稿へのアクセスを50年間遮断した。