世界・海外・国外の文学賞

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ジャン・ドルメソン

ジャン・ドルメソン

Jean d'Ormesson

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-06-16 (フランス、パリ(第7区))
死没
2017-12-05 (フランス、ヌイイ=シュル=セーヌ) 92歳
国籍
フランス
言語
フランス語
宗教
ローマ・カトリック(世俗的カトリック)
居住地歴
バイエルン(ドイツ) → ルーマニア → ブラジル → サン=ファルジョー城(Château de Saint-Fargeau) → パリ(生誕・活動拠点) → ヌイイ=シュル=セーヌ(最終居住地・死去地)

経歴

職業
作家, コラムニスト, レポーター, 哲学者, 新聞社長
活動期間
1956年〜2017年
所属
アカデミー・フランセーズ(フランス学院), UNESCO 国際哲学・人文科学評議会(ICPH), ル・フィガロ(元編集長)
所属団体
アカデミー・フランセーズ

学歴

リセ・アンリ4世(Lycée Henri-IV)
プレパラトワール(予備課程)
国: フランス
グランゼコール準備課程を修了
エコール・ノルマル・シュペリウール(École normale supérieure)
哲学
学位: Agrégation(哲学)
国: フランス
哲学のアグレガシオン(agrégation)を取得

受賞歴

フランス学院大賞(Grand Prix du roman de l'Académie française)
1971
対象作品: 『帝国の栄光』 (La Gloire de l'Empire)
主催: アカデミー・フランセーズ
結果: 受賞
アカデミー・フランセーズ会員(シート12)
1973
主催: アカデミー・フランセーズ
結果: 選出
レジオンドヌール(ナイトの殊勲章)大十字
2014
主催: フランス共和国
結果: 叙勲
オヴィド賞(Ovid Prize)
2010
対象作品: 作品群への顕彰
主催: ルーマニア(Ovidius文学祭)
結果: 受賞
ジャン=ジャック・ルソー賞(Prix Jean-Jacques-Rousseau)
2016
対象作品: 『それでも私はこの人生が美しかったと言うだろう』 (Je dirai malgré tout que cette vie fut belle)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 業績(小説・エッセイ)

    豊富な知識と洗練された語り口によるエッセイ、歴史や人間についての洞察を含む小説群で知られる。公共的な文化論や文学史への貢献も大きく、フランス文化の代表的作家の一人。

    フランス文学エッセイ歴史人間観察

作品

代表作

『帝国の栄光』

1971年 小説 692ページ

家族史と歴史観を織り込んだ大河的な小説。フランスの過去と個人の記憶をめぐる物語で、アカデミー・フランセーズの大賞を受賞した。

記憶歴史家族帝国

『さようなら、そしてありがとう』

1966年 小説

初期の著作の一つ。エッセイ的な語りとユーモアを含む作品。

別れ礼儀人生論

『神、彼の人生、彼の業(仕事)』

1981年 随筆/宗教的思索

宗教と神についての軽妙かつ深い思索。信仰と世俗性のあいだを探る随筆風の作品。

宗教信仰世俗性

『この世は最後には奇妙なものだ』

2010年 随筆/回想録

晩年の作品のひとつ。世界や人生に対する洞察とユーモアにあふれた随想集。

人生観ユーモア記憶

全著作

  • 『愛は喜びである』 (L'Amour est un plaisir)(1956)
  • 『ジャンの家の方へ』 (Du côté de chez Jean)(1959)
  • 『無為の愛』 (Un amour pour rien)(1960)
  • 『さようなら、そしてありがとう』 (Au revoir et merci)(1966)
  • 『海の幻想』 (Les Illusions de la mer)(1968)
  • 『帝国の栄光』 (La Gloire de l'Empire)(1971)
  • 『神の悦び』 (Au plaisir de Dieu)(1974)
  • 『神、彼の人生、彼の業』 (Dieu, sa vie, son œuvre)(1981)
  • 『それはよかった』 (C'était bien)(2003)
  • 『この世は最後には奇妙なものだ』 (C'est une chose étrange à la fin que le monde)(2010)
  • 『口にできないまま去る日が来るだろう』 (Un jour je m'en irai sans en avoir tout dit)(2013)

翻案

  • 『神の悦び』(テレビ映画化)
  • 『グルメ 〜美食の記憶〜』(Les saveurs du Palais / Haute Cuisine)出演(2012)
  • 『ミシェル・デオン ― 友情の力』 (ドキュメンタリー、2018)

作風・主題

文体
上品で会話的な文体エッセイ的でユーモアを帯びた語り歴史と個人の記憶を織り交ぜる作風
頻出モチーフ
記憶歴史宗教と神家族の系譜時間の流れ

評価・遺産

ジャン・ドルメソンはフランスを代表する公的人物であり、会話の技術と洗練された随筆で知られる。アカデミー・フランセーズの長老(ドゥアン)として長年にわたり影響を持ち、フランス文学と文化に大きな足跡を残した。

関連学会

  • アカデミー・フランセーズ

大衆文化への影響

  • 映画『グルメ 〜美食の記憶〜』(Les saveurs du Palais)への出演や、メディアでの頻繁な発言により広く知られる。
  • 2017年、レ・アンヴァリッド(Les Invalides)で国家的な追悼式が行われ、エマニュエル・マクロン大統領らが弔辞を述べた。

引用

  • 「ジャン・ドルメソンはフランス精神の最良の部分である」
    出典: エマニュエル・マクロン(追悼の言葉)、2017年 (2017年)

豆知識

  • 貴族(伯爵)の称号を持つ。
  • アカデミー・フランセーズのシート12の会員として1973年に選出された。
  • 2009年にアカデミー・フランセーズの最長在籍者となり、その後ドゥアン(長老)となった。
  • 1974年から1979年まで新聞『ル・フィガロ』の社長を務めた。
  • 生涯で40冊以上の著作を執筆した。