世界・海外・国外の文学賞

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ジャン=マルク・エラ

ジャン=マルク・エラ

Jean-Marc Ela

プロフィール

性別
男性
生誕
1936-09-27 (エボロワ(カメルーン))
死没
2008-12-26 (バンクーバー(ブリティッシュコロンビア、カナダ)) 72歳
国籍
カメルーン
言語
フランス語, 英語
宗教
カトリック
居住地歴
エボロワ(出生) → トコンベレ(宣教活動) → ヤウンデ(教職・研究) → モントリオール(亡命・在住) → バンクーバー(没地)

経歴

職業
社会学者, 神学者, 司祭, 教授, 著者
活動期間
1960年〜2008年
所属
ヤウンデ大学(教員), ラヴァル大学(教授)

学歴

ストラスブール大学
哲学・神学(および社会学の学習)
期間: 1960年代
国: フランス
ストラスブールで哲学・神学・社会学を学ぶ。博士論文はルター神学における十字架像について。
ソルボンヌ大学
社会学
期間: 1960年代
国: フランス
社会学の学習を継続。

受賞歴

グラン・プリ・ドゥ・ラ・メモワール
2018
主催: Grands Prix des Associations Littéraires (GPLA)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

アフリカの叫び(Cri de l'homme Africain / African Cry)

1980年 神学・社会学

カトリック教会と宣教活動がアフリカの貧しい・農村コミュニティにもたらす従属の構造を批判し、地域の慣習や日常生活を尊重する文脈化された神学の必要性を主張する代表作。共同体中心の解放神学的視点を展開する。

解放神学文脈化(インカルチュレーション)共同体日常の尊厳
翻訳
  • 英語訳:African Cry

私のアフリカ人としての信仰(Ma foi d'Africain / My Faith as an African)

1985年 神学

アフリカに根ざした信仰観を論じ、教会の実践や典礼を地域に合わせて再考する必要性を説く。現地の資源を用いることや小グループによる聖書解釈(“木陰の神学”)を提唱する。

典礼の地域化自立した教会草の根の解釈
翻訳
  • 英語訳:My Faith as an African

村のアフリカ(L'Afrique des villages)

1982年 社会学

農村社会と日常的慣習に注目し、開発や研究が地域の基本的ニーズへと向かわなければならないことを論じる。

農村研究社会科学の地域志向

全著作

  • 1971 La plume et la pioche
  • 1980 Cri de l'homme Africain (African Cry)
  • 1985 Ma foi d'Africain (My Faith as an African)
  • 1982 L'Afrique des villages
  • 2007 L'Afrique à l'ère du savoir : science, société et pouvoir

作品の翻訳

  • Cri de l'homme Africain → 英語: African Cry
  • Ma foi d'Africain → 英語: My Faith as an African

作風・主題

文体
社会科学的分析を取り入れた明快で論証的な文体批判的・解放の視点を持つ論説
頻出モチーフ
共同体日常生活の尊厳土地と農村教会の自立

評価・遺産

ジャン=マルク・エラは社会学と神学を結びつけ、アフリカにおける文脈化された解放神学の代表的人物となった。彼の業績は教会実践の地域化や共同体中心の神学を促し、アフリカの神学者・社会科学者に広く影響を与えている。死後も文学賞などで顕彰され、学術的・宗教的議論において重要な位置を占める。

豆知識

  • エボロワ(出生地)に埋葬された。
  • 1995年、同僚司祭エングルベール・ムヴェングの暗殺後にケベックへ亡命した。
  • 2018年にGPLA(Grands Prix des Associations Littéraires)の「Grand Prix de la mémoire」で顕彰された。