世界・海外・国外の文学賞

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ジャン=ポール・サルトル

ジャン=ポール・サルトル

Jean-Paul Sartre

プロフィール

性別
男性
生誕
1905-06-21 (フランス、パリ16区)
死没
1980-04-15 (フランス、パリ14区) 74歳
国籍
フランス
言語
フランス語
宗教
無神論(無宗教)
居住地歴
ムードン(祖父に育てられる) → パリ(生誕および長年の居住地) → ル・アーヴル(教職) → ベルリン(留学)

経歴

職業
哲学者, 小説家, 劇作家, 評論家, 知識人
活動期間
1923年〜1980年
所属
雑誌『レ・タン・モデルヌ』編集者, 新聞『リベラシオン』創刊に参加
影響を受けた人物
バールーフ・デ・スピノザ, ルネ・デカルト, マルティン・ハイデッガー, エドムント・フッサール, ジークムント・フロイト, カール・マルクス, フョードル・ドストエフスキー
影響を与えた人物
ジャック=アラン・ミレール, ジャック・デリダ, ロラン・バルト, アルベール・カミュ, フランツ・ファノン, 大江健三郎

学歴

高等師範学校(École Normale Supérieure)
哲学
期間: 1924-1929
卒業年: 1929
国: フランス
1929年にアグレガシオン(哲学)に合格

受賞歴

ノーベル文学賞
1964
主催: スウェーデン・アカデミー
結果: 辞退

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 嘔吐 (La Nausée)

    主人公の内的独白を通して存在の不安と世界への疎外を描く小説。哲学的な問いを小説形式で探求し、実存主義の文学的表現を確立した作品として高く評価されている。

    306ページ
    実存主義疎外自由と責任内的独白

作品

代表作

存在と無

1943年 哲学(現象学的存在論)

フッサールの現象学とハイデッガーの存在論に基づき、人間の自由・意識・他者性・無について詳述した主著。

自由責任他者

嘔吐

1938年 小説(哲学的・実存主義小説)

主人公の実存的な嫌悪と存在の実感を描く小説。実存主義文学の代表作の一つ。

存在の不条理自己意識疎外

出口なし

1944年 戯曲

『地獄とは他人である』という有名な一節を含む閉じられた状況で他者との関係性を描いた戯曲。

他者のまなざし自己と他者責任

全著作

  • 想像力(L'Imagination)1936
  • 存在と無(L'Être et le néant)1943
  • 嘔吐(La Nausée)1938
  • 言葉(Les Mots)1963

翻案

  • 映画・舞台化等多数

作風・主題

文体
哲学的散文分析的・現象学的記述政治的論説
頻出モチーフ
自由と責任他者のまなざし無と疎外アンガージュマン(社会参加)

健康

  • 斜視(右目ほぼ失明)
    幼児期から生涯
    幼少期から右目はほぼ失明。1973年には左目の眼底出血により実質的に両目を失明。
  • 肺水腫
    1980
    1980年に肺水腫のため死去(死因)

評価・遺産

20世紀を代表する実存主義哲学者・作家。思想・文学・政治の分野で大きな影響を与え、ノーベル文学賞を辞退するなどの公的立場表明でも知られる。

記念館・博物館

  • ジャン=ポール・サルトル関連資料館(公的アーカイブ) フランス(各地のアーカイブ所蔵)

関連学会

  • 日本サルトル学会

資料所蔵先

  • ジャン=ポール・サルトル文献・草稿アーカイブ

大衆文化への影響

  • 演劇・映画・文学での頻繁な引用や参照(「地獄とは他人である」等)

引用

  • 地獄とは他人である。
    出典: 戯曲『出口なし』 (1944年)
  • 実存は本質に先立つ。
    出典: 講演・エッセイ『実存主義とは何か』 (1946年)

豆知識

  • 1964年にノーベル文学賞に選出されたが受賞を辞退した。
  • シモーヌ・ド・ボーヴォワールとは生涯にわたるパートナーであり、私的にも公的にも深く協働した。
  • 1973年以降、視力をほとんど失い共同作業や対話で作品を仕上げようとした時期がある。