-
第1回(1952年) 受賞受賞作: En la noche no hay caminos
『En la noche no hay caminos』は、都市の夜に閉じこめられたような不安と、人物同士のすれ違いをたどる初期の受賞作。現実と心理のずれを積み重ねながら、行き場のない感覚を静かに高めていく。
夜の都市に漂う不安が、登場人物たちの感情を少しずつずらしていく。
299ページ都市小説不安孤立すれ違い戦後スペイン
フアン・ホセ・ミラ
フアン・ホセ・ミラ
Juan José Mira
別名:
Juan José Moreno Sánchez
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1907-01-01 (ラ・プエルタ・デ・セグラ)
- 死没
- 1980-01-01 (リョレット・デ・マル) 73歳
- 国籍
- スペイン
- 言語
- スペイン語
- 居住地歴
- マドリード(留学・居住) → バルセロナ(居住)
経歴
- 職業
- 作家, 編集者, 脚本家, ジャーナリスト
- 活動期間
- 1930年〜1980年
- 所属
- 『ムンド・オブレロ』誌(勤務), アテネオ・デ・バルセロナ(文学サークルへの関わり)
- 所属団体
- スペイン共産党(関係)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| マドリードで法学を学ぶ(詳細機関不明) | 法学部 | 法学 | — | 不明 | スペイン |
マドリードで法学を学ぶ(詳細機関不明)
法学部
/ 法学
期間:
不明
国:
スペイン
マドリードで法学を学んだと伝えられるが、在籍校の詳細は不明。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1952 | プラネタ賞 (Premio Planeta) | 『夜には道はない』 | — | グルーポ・プラネタ | 受賞 |
プラネタ賞 (Premio Planeta)
1952
対象作品:
『夜には道はない』
主催:
グルーポ・プラネタ
結果:
受賞
受賞・候補エディション
作品
代表作
『夜には道はない』
1952年 小説1952年刊行の長編小説。スペイン内戦後の社会状況や個人の葛藤を描き、リアリズムと社会的テーマを扱っている。
スペイン内戦社会的現実政治的なコミットメント
『明日は昨日』
1955年 小説1955年に刊行された作品。フランコ体制下の検閲に阻まれながらも、過去と未来を巡る人間関係と社会描写を続けた作品。
検閲記憶時間の逆説
全著作
- 『夜には道はない』 (1952)
- 『明日は昨日』 (1955)
作風・主題
- 文体
- 社会的リアリズム簡潔で直接的な文体
- 頻出モチーフ
- 夜と闇記憶政治的・社会的葛藤
評価・遺産
フアン・ホセ・ミラは1952年に第1回プラネタ賞を受賞した作家として知られ、1950年代の文学潮流「中世紀世代(Generación del Medio Siglo)」の一員とみなされることがある。スペイン内戦後の社会を描いた作品群で評価される。
豆知識
- 本名はJuan José Moreno Sánchez。
- 1952年、第1回プラネタ賞を受賞。
- スペイン内戦中は左派側で活動し、『ムンド・オブレロ』誌に勤務した。
- 内戦後、収容所に収容された経験があるとされる。
- バルセロナの文学サークルや共産党系の活動と関わりがあった。
- 1980年にリョレット・デ・マルで死去。