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第16回(2019年) 候補受賞作: Sabrina & Corina
土地と記憶、女性たちの経験を巡る短編集。ラテン系/先住民の歴史や世代間の傷を丁寧に掘り下げる作品群。
先住民とラテン系の経験土地女性の物語歴史
カリ・ファハルド=アンスタイン
カリ・ファハルド=アンスタイン
Kari Faharudo-Ansutain
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1986-11-09 (アメリカ合衆国 コロラド州 デンバー)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- コロラド州デンバー → ワイオミング州(留学・在学時) → テキサス州サンマルコス(テキサス州立大学在職時)
経歴
- 職業
- 小説家, 短編作家, 大学教員
- 活動期間
- 2010年〜
- 所属
- テキサス州立大学(創作講座 エンドウドチェア 2022–2024)
- 影響を受けた人物
- ブラッド・ワトソン, ジョイ・ウィリアムズ, ウィラ・キャザー(影響と批評執筆より)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| メトロポリタン州立大学デンバー校 | — | 英語およびチカノ/チカナ研究 | BA | 2004–2008 | アメリカ合衆国 |
| ワイオミング大学 | — | フィクション(MFA) | MFA | 2011–2013 | アメリカ合衆国 |
メトロポリタン州立大学デンバー校
英語およびチカノ/チカナ研究
学位:
BA
期間:
2004–2008
卒業年:
2008
国:
アメリカ合衆国
在学中に短編の初期草稿を書き始め、本に発展した作品もある
ワイオミング大学
フィクション(MFA)
学位:
MFA
期間:
2011–2013
卒業年:
2013
国:
アメリカ合衆国
修士論文が後に短編集『Sabrina & Corina』の基礎となる
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | アメリカン・ブック・アワード | Sabrina & Corina: Stories | — | コミュニティ・オブ・リーディング(主催団体) | Won |
| 2019 | ナショナル・ブック・アワード(最終候補) | Sabrina & Corina: Stories | フィクション | ナショナル・ブック・ファウンデーション | Shortlisted |
| 2023 | ウィラ(WILLA)文学賞 | Woman of Light | Historical Fiction | Women Writing the West | Won |
| 2023 | グッゲンハイム・フェローシップ | — | — | ジョン・S・グッゲンハイム財団 | Won |
| 2023 | Reading the West Award | Woman of Light | — | Reading the West | Won |
| 2021 | Addison M. Metcalf 賞 | — | — | アメリカ芸術文学アカデミー(American Academy of Arts and Letters) | Won |
| 2020 | The Story Prize(ノミネート) | Sabrina & Corina: Stories | — | The Story Prize | Shortlisted |
| 2023 | Carol Shields Prize(長期候補) | Woman of Light | — | Carol Shields Prize | Longlisted |
アメリカン・ブック・アワード
2020
対象作品:
Sabrina & Corina: Stories
主催:
コミュニティ・オブ・リーディング(主催団体)
結果:
Won
ナショナル・ブック・アワード(最終候補)
2019
対象作品:
Sabrina & Corina: Stories
部門:
フィクション
主催:
ナショナル・ブック・ファウンデーション
結果:
Shortlisted
ウィラ(WILLA)文学賞
2023
対象作品:
Woman of Light
部門:
Historical Fiction
主催:
Women Writing the West
結果:
Won
グッゲンハイム・フェローシップ
2023
主催:
ジョン・S・グッゲンハイム財団
結果:
Won
Reading the West Award
2023
対象作品:
Woman of Light
主催:
Reading the West
結果:
Won
Addison M. Metcalf 賞
2021
主催:
アメリカ芸術文学アカデミー(American Academy of Arts and Letters)
結果:
Won
The Story Prize(ノミネート)
2020
対象作品:
Sabrina & Corina: Stories
主催:
The Story Prize
結果:
Shortlisted
Carol Shields Prize(長期候補)
2023
対象作品:
Woman of Light
主催:
Carol Shields Prize
結果:
Longlisted
受賞・候補エディション
アメリカン・ブック・アワード
1回登壇
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第41回(2020年) 受賞受賞作: Sabrina & Corina: Stories
作品
代表作
Sabrina & Corina: Stories
2019年 短編集(短編小説)デンバーを舞台に、チカナ(メキシコ系アメリカ人)や混血の女性たちの生活、遺産、家族や帰属意識を描く短編集。放棄、帰属、女性の経験と世代間の物語が中心テーマとなっている。
家族遺産アイデンティティアメリカ西部
Woman of Light
2022年 歴史小説著者の家族史や目に見えにくい先祖の物語を基にした長編小説。ルス・ロペスという女性を中心に、排除された歴史や土地の喪失、女性たちの記憶を掘り下げる作品。
記憶と歴史土地と所有女性の経験世代間のつながり
全著作
- Sabrina & Corina: Stories (2019)
- Woman of Light (2022)
- 短編・エッセイ各種(雑誌掲載)
- ウィラ・キャザー『Death Comes for the Archbishop』への序文(2023、Penguin Classics)
作風・主題
- 文体
- 写実主義的な人物描写家族史と地域史を織り交ぜる叙述繊細で観察的な語り口
- 頻出モチーフ
- 家族関係先祖と記憶土地と喪失女性の連帯
健康
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うつ病幼少期から青年期文化的・社会的帰属感の欠如を感じたことから本や執筆に傾倒し、創作活動の契機となった。
評価・遺産
チカナや混血、先住民の出自を持つ女性たちの物語をアメリカ西部の文脈で可視化した作家として評価されている。短編集『Sabrina & Corina』で広く注目を浴び、長編『Woman of Light』でも家族史と地域史を再構築することで高い評価を受け、大学で教鞭をとりつつ米国内の教育現場でも作品が教材として採用されている。
資料所蔵先
- デンバー公共図書館 ウェスタン・ジェネロロジー・アーカイブ(関連資料あり)
大衆文化への影響
- 米国の高校・大学の講義で作品が教材として採用されている
引用
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本を手に取っても、テレビをつけても、ラジオを聞いても、私たちのような人々がそのアイデンティティのニュアンスについて語っているのを見つけることはできなかった。すべてがカテゴリーにきれいに収められていて、そのカテゴリーは私たちを表していなかった。
出典: Latino USA(インタビュー、2022) (2022年)
豆知識
- 7人兄弟姉妹のうち二番目に生まれた(姉が多数、弟は1人)。
- 高校を退学しGEDを取得した後、書店員として働きながら大学に進学した。
- 2023年にPenguin Classicsから刊行されたウィラ・キャザーの『Death Comes for the Archbishop』に新しい序文を寄せた。