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ケイト・ディカミロ

ケイト・ディカミロ

Kate DiCamillo

プロフィール

性別
女性
生誕
1964-03-25 (フィラデルフィア、ペンシルベニア州、アメリカ合衆国)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
フロリダ州クレアモント(幼少期〜) → ミネアポリス、ミネソタ州(1994年移住、在住)

経歴

職業
作家, 児童文学作家
活動期間
1994年〜
影響を受けた人物
E. B. ホワイト, ルイーズ・アードリック(Louise Erdrich)

学歴

ローリンズ大学
国: アメリカ合衆国
一時在学後中退
フロリダ中央大学
国: アメリカ合衆国
短期間在学
フロリダ大学(ゲインズビル校)
英語学科
学位: Bachelor of Arts
卒業年: 1987
国: アメリカ合衆国
英語の学士号取得(1987年)

受賞歴

ジョセット・フランク賞
2000
対象作品: 『ウィン=ディキシーのおかげで』(Because of Winn‑Dixie)
主催: Bank Street Children's Book Committee
結果: Won
ニューベリー賞(オナー)
2000
対象作品: 『ウィン=ディキシーのおかげで』(Because of Winn‑Dixie)
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: Honor
ダロシー・キャンフィールド・フィッシャー賞
2002
対象作品: 『ウィン=ディキシーのおかげで』(Because of Winn‑Dixie)
主催: バーモント州読書委員会等
結果: Won
ナショナル・ブック賞(ヤングピープルズ文学部門) - ファイナリスト
2001
対象作品: 『虎の目覚め』(The Tiger Rising)
主催: National Book Foundation
結果: Finalist
マーク・トウェイン賞
2003
対象作品: 『ウィン=ディキシーのおかげで』(Because of Winn‑Dixie)
主催: ミネソタ州児童文学関連団体等
結果: Won
ニューベリー賞
2004
対象作品: 『デスペローの物語』(The Tale of Despereaux)
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: Won
ダロシー・キャンフィールド・フィッシャー賞
2005
対象作品: 『デスペローの物語』(The Tale of Despereaux)
主催: バーモント州読書委員会等
結果: Won
ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞(フィクション/詩部門)
2006
対象作品: 『エドワード・チュレインの奇跡の旅』(The Miraculous Journey of Edward Tulane)
主催: Boston Globe / The Horn Book Magazine
結果: Won
ペアレンツ・チョイス賞
2006
対象作品: 『エドワード・チュレインの奇跡の旅』(The Miraculous Journey of Edward Tulane)
主催: Parents' Choice Foundation
結果: Won
クイル賞(候補)
2006
対象作品: 『エドワード・チュレインの奇跡の旅』(The Miraculous Journey of Edward Tulane)
主催: Quills Literacy Foundation
結果: Finalist
ジーゼル賞(栄誉)
2006
対象作品: 『Mercy Watson Goes for a Ride』
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: Honor
ジーゼル賞
2010
対象作品: 『Bink & Gollie』
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: Won
ナショナル・ブック賞(ヤングピープルズ文学部門) - ロングリスト
2013
対象作品: 『Flora & Ulysses』
主催: National Book Foundation
結果: Longlist
ニューベリー賞
2014
対象作品: 『Flora & Ulysses』
主催: アメリカ図書館協会(ALSC)
結果: Won
ナショナル・ブック賞(ヤングピープルズ文学部門) - ファイナリスト
2016
対象作品: 『Raymie Nightingale』
主催: National Book Foundation
結果: Finalist
レジーナ・メダル
2019
主催: Catholic Library Association
結果: Won
ナショナル・アンバサダー(青少年文学)
2014
主催: アメリカ議会図書館(Library of Congress)/Center for the Book
結果: Appointed (2014–2015)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 『ウィン=ディキシーのおかげで』 (Because of Winn-Dixie)

    引っ越してきた少女オーパルが、スーパーマーケットで拾った犬ウィン=ディキシーを通して地域の人々と心を通わせ、孤独を癒し新しい絆を築く。友情と赦し、共同体の温かさを描いた感動的な物語。

    孤独と友情赦し共同体成長
  2. 受賞作: 『デスペローの物語』 (The Tale of Despereaux)

    小さなネズミ・デスペローの勇気と愛を中心に、王国の光と闇、人間や動物の視点が交差する冒険ファンタジー。読書や物語の力、赦しと希望が織り込まれた構成が特徴。

    勇気物語の力赦しファンタジー希望
  1. 受賞作: The Tale of Despereaux

    本を愛する小さなネズミ、デスペローを主人公にした寓話的ファンタジー。姫や王国、地下の暗闇を舞台に、勇気と赦し、希望の力を描き、言葉や物語の力を称える作品。

    勇気赦し希望ファンタジー読書の力
  2. 受賞作: Flora & Ulysses: The Illuminated Adventures

    掃除機に吸われたリスが思わぬ力を得たことから、フローラの家族と日常が少しずつ変わっていく。ユーモアとコミック的な構成が魅力の児童長編。

    拾ったリスが、家族を変えるヒーローになる。

    231ページ
    児童文学家族冒険ユーモア
  1. 受賞作: Because of Winn-Dixie

    引っ越し先で少女が保護した犬ウィンディクシーとの出会いを通じて、町の人々との繋がりや家族の問題が癒されていく心温まる物語。ユーモアとやさしさ、孤独からの再生が描かれる児童文学作品。

    友情家族癒やし動物
  1. 受賞作: The Castle of Rose Tellin

    「The Castle of Rose Tellin」は、O. Henry Prize 2024 の収録作として選ばれた短編。短い場面の連なりのなかで、人物の関係や感情の揺れを切り取る。

    O. Henry Prize 2024 の収録作として読める、切れ味のある短編。

    短編人間関係感情の揺れ

作品

代表作

『ウィン=ディキシーのおかげで』

2000年 児童文学(中級)

引越し先で飼い犬ウィン=ディキシーと出会った少女の成長と友情を描く物語。

友情孤独の克服家族の再生
映像化・舞台化
  • [映画] 『ウィン=ディキシーのおかげで』(映画) (2005)

『虎の目覚め』

2001年 児童文学(現実主義)

少年が動物園の虎と向き合うことで悲しみや怒りを処理する、感情の物語。

悲嘆怒りの処理成長
映像化・舞台化
  • [映画] 『虎の目覚め』(映画) (2022)

『デスペローの物語』

2003年 ファンタジー/児童文学

小さな勇敢なネズミ・デスペローの冒険と勇気を描く寓話的な物語。

勇気許し希望
映像化・舞台化
  • [映画(アニメーション)] 『デスペローの物語』(映画) (2008)

『エドワード・チュレインの奇跡の旅』

2006年 児童文学(寓話)

陶製の兎・エドワードが旅を通して心を学び変化する、感動的な物語。

喪失救済
映像化・舞台化
  • [オペラ(企画)] 『エドワード・チュレインの奇跡の旅』

『フローラとユリシーズ』

2013年 児童文学(ユーモア/ファンタジー)

哲学的でユーモラスなトーンを持つ、超能力を得たリスと少女の友情の物語。

友情希望ユーモア
映像化・舞台化
  • [映画(ストリーミング)] 『フローラとユリシーズ』(映画) (2021)

『魔法使いの象』

2009年 児童文学(ファンタジー)

不思議な出来事とともに少年が運命を探す、幻想的な物語。

運命希望不思議
映像化・舞台化
  • [映画(アニメーション)] 『魔法使いの象』(映画) (2023)

全著作

  • 『ウィン=ディキシーのおかげで』 (2000)
  • 『虎の目覚め』 (2001)
  • 『デスペローの物語』 (2003)
  • 『エドワード・チュレインの奇跡の旅』 (2006)
  • 『魔法使いの象』 (2009)
  • 『フローラとユリシーズ』 (2013)
  • 『レイミー・ナイチンゲール』 (2016)
  • 『ビバリー、ここにいるよ』 (2019)
  • 『ビートリーチェの予言』 (2021)
  • 『フェリス』 (2024)
  • 『ザ・ホテル・バルザール』 (2024)

翻案

  • 『ウィン=ディキシーのおかげで』(映画、2005)
  • 『デスペローの物語』(アニメ映画、2008)
  • 『フローラとユリシーズ』(映画、2021)
  • 『虎の目覚め』(映画、2022)
  • 『魔法使いの象』(アニメ映画、2023)

作風・主題

文体
簡潔で心に残る語り口ヴィクトリア/エドワード朝風の影響が見られる子どもへの敬意を持った直接的な文体
頻出モチーフ
見捨てられ感・孤独ホームシックと郷愁動物を通した人間関係の洞察希望と救済

健康

  • 慢性肺炎(幼少期)
    幼少期
    度々入院し読書を通じて過ごす時間が多く、後の作家活動に影響を与えた

評価・遺産

ケイト・ディカミロは現代児童文学を代表する作家の一人であり、複数回のニューベリー賞受賞や多数の映像化で広く知られている。孤独や喪失といった普遍的テーマを扱いながら子ども読者に対する深い敬意と希望を併せ持つ作品群で高く評価されている。

資料所蔵先

  • ケイト・ディカミロ資料(ミネソタ大学図書館)

大衆文化への影響

  • 複数の作品が映画化・舞台化され、大衆文化に影響を与えている

引用

  • 子どもの本は「少し悲しくあるべきだ」と私は考えている。
    出典: Time誌(インタビュー) (2018年)

豆知識

  • ニューベリー賞を2度受賞した数少ない作家の一人である。
  • 出版前に473通の拒絶を受けた後、作家として成功した。
  • 『ウィン=ディキシーのおかげで』は最初に出版されてから学校訪問などで広く普及した。