ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー児童書賞(現:バーモント・ゴールデン・ドーム図書賞)
どろしー・きゃんふぃーるど・ふぃっしゃー じどうしょしょう(げん:ばーもんと ごーるでん どーむ としょしょう)
バーモント州の学校児童の投票で選ばれる児童書賞。1957年創設。2020年に「Vermont Golden Dome Book Award」に改名。
- 創設年
- 1957
- 主催
- Vermont State PTA and Vermont Department of Libraries(ヴァーモント州PTAおよびヴァーモント州図書館局)
- カテゴリー
- 児童文学・童話・絵本
- 選考方式
- 投票
- 受賞対象
- 不問
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 4月頃
- 発表時期
- 5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
1957年に創設され、当初はドロシー・キャンフィールド・フィッシャーの名を冠していた児童書賞。成人委員会が前年に出版された作品から毎春マスターリスト(30冊)を選定し、バーモント州の児童が一定数読んだ上で投票して年間最優秀児童書を選ぶ。共同主催はヴァーモント州PTAとヴァーモント州図書館局。2019–2020年に名称変更の経緯があり、2020年11月に児童の投票で公式に "Vermont Golden Dome Book Award" に改名された。
賞品
- 主賞品
- 受賞作の作家はバーモントへ招待され、子どもたちと会って講演や交流を行う機会が提供される。
- 受賞者による学校・図書館での講演・訪問
- 図書館や学校を通じた広報・認知向上
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| マスターリスト選定 | 8名の成人委員会(選定委員) | マスターリストは前年に出版された中から30冊を選出(選出基準により絞り込み) | 例年5月にDorothy Canfield Fisher Conferenceで発表 |
| 読書期間(参加・資格) | バーモント州の小中学校の児童(参加希望者) | 投票資格:30冊中少なくとも5冊を読了または聞いた者 | マスターリストは州の学校・公共図書館で公開され、11か月間読書推奨 |
| 投票 | 資格を満たした児童による投票 | 投票締切は毎年4月中旬(投票は児童の多数決) | 集計後、学年末(通常6月下旬)に受賞作を発表 |
| 受賞者の招待・講演 | 主催者(図書館局・PTA)と学校側の調整で実施 | 該当なし | 受賞者はバーモント訪問に招かれ、児童との交流が行われる |
選考基準
- マスターリストに載せるには前年の刊行であること(first published during the previous calendar year)
- 児童(対象学年)に響く内容・魅力
- 文章の質や物語性、登場人物の魅力
- 児童による投票で最も支持を集めること
応募のヒント
推奨
- 対象年齢(ミドルグレード等)を明確にし、児童に受け入れられる語り口・キャラクターを重視する。
- 州内の学校・公共図書館と協力して読書促進やイベントを企画し、児童の読了・投票につなげる。
- 出版スケジュールに注意する(選定・投票のタイムラインにより受賞年が刊行年とズレるため、対象年度に合わせたプロモーションを計画する)。
- 図書館員や学校司書に見本本を送るなど、マスターリストに入る候補として認知される努力をする。
注意
- 成人向けテーマや対象年齢にそぐわない表現を重視すること。
- 投票資格を満たしていない読者に頼るような不正な投票工作を行うこと。
- 地域の教育関係者や図書館を無視して独自の宣伝だけに頼ること(地域連携が重要)。
審査員から
- 児童にとって読みやすく、登場人物に感情移入できる作品が支持を集めやすい。
- 独創性と文章の明快さ、物語の推進力を重視する。
- 図書館や教師を介した読書機会の提供が、児童の読了・投票につながる。
関連の賞
- Red Clover Book Award
- Green Mountain Book Award
- Newbery Medal
公式情報
https://libraries.vermont.gov/vermont-golden-dome-book-award過去の受賞者
『Small Spaces』は中級読者向けのホラー/ミステリ要素を含む作品。不思議な出来事に巻き込まれた少女が仲間とともに謎を追い、恐怖と向き合いながら成長していくサスペンスフルな物語が展開される。
アメリカの作家。成人向けファンタジー作品(Winternight Trilogy)で知られる一方、中級読者向けの物語でも評価されている。
『Refugee』は異なる時代と地域に生きる三人の若者の視点を交錯させ、家族を守るために故郷を離れる難民の旅と試練を描く。ナチス時代のユダヤ少年、1990年代キューバの少女、2015年シリアの少年それぞれの希望と絶望が重なり合う物語。
アメリカの児童・ヤングアダルト作家。若い読者向けに歴史や社会問題を扱った力強い物語を多数執筆し、教育現場でも広く読まれている。
『Projekt 1065』は第二次世界大戦期を舞台にした歴史スリラー。若き主人公がナチス体制の内部に近づき、極秘兵器や機密計画に関する情報をめぐる危険な任務に巻き込まれていく中で、勇気や倫理の葛藤が描かれる。
アメリカの児童・ヤングアダルト向け作家。歴史を題材にした物語やスリラー性の高い作品で知られ、『Projekt 1065』や『Refugee』などを執筆している。
『The Terrible Two』は、いたずら好きの少年たちが主人公の児童向けシリーズ。転校生マイルスが地元の“いたずら王”ナイルズとコンビを組み、学校や大人たちを相手に巧妙ないたずらを仕掛けながら友情とユーモアが描かれる。
アメリカの児童書作家。ユーモラスでテンポの良い語り口と、子ども向けの共作で知られる。Mac Barnettと共作した『The Terrible Two』シリーズなどで人気を博す。
『The Terrible Two』は、いたずら好きの少年たちが主人公の児童向けシリーズ。転校生マイルスと地元の名人ナイルズが協力して学校中を巻き込む大がかりないたずらを仕掛け、笑いと友情をうみ出す冒険が続く。
アメリカの児童書作家。ウィットに富んだ物語や絵本で知られ、Jory Johnとの共作を含む多数の児童向け作品を手掛ける。
著者の幼少期の難聴体験をユーモラスかつ率直に描いたグラフィックメモワール。補聴器(フォニック・イヤー)を通じて生じる孤独や困難、友情や自己受容の過程が温かく描かれており、包摂の大切さを伝える一冊。
アメリカの漫画家・作家。自身の難聴体験を基にしたグラフィックメモワールで高い評価を受け、包摂や自己受容をテーマにした作品を発表している。
図書館を舞台にした謎解きアドベンチャー。図書館設計者レモンチェロが仕掛けたゲームに参加した子どもたちが、チームでパズルを解きながら協力と創造性の価値を学び、読書の楽しさを再発見する物語。
アメリカの児童書作家。パズルや謎解き要素を取り入れた子ども向け冒険小説で知られ、エンタメ性の高い作品を多数発表している。
顔に先天的な障がいのある少年オーギーが、初めて公立学校へ通うことで経験する偏見や友情、家族の葛藤を多視点で描く物語。思いやりと寛容の重要性を力強く訴える感動作。
アメリカの作家。外見の違いを持つ少年を主人公にした作品で国際的な評価を得た。共感や思いやりを主題とする物語で知られる。
陸上選手だった少女が事故で片足を失うが、義足や仲間の支えを得て再び走ることを目指す姿を描く。リハビリや挫折、友情、自己肯定の回復を丁寧に描いた感動的な青春小説。
アメリカの児童・ヤングアダルト作家。青春やスポーツをテーマにした作品など、幅広い読者層に向けた物語を執筆している。
自身の歯の事故と治療、思春期の心の揺れを描いたグラフィックメモワール。学校生活や友情、外見への不安を率直でユーモラスに描き、若い読者に大きな共感を呼んだ作品。
アメリカの漫画家/イラストレーター。自身の体験を基にしたグラフィックノベルで若い読者から支持を受けている。
幼なじみのルーシーとアマンダは誕生日の喧嘩で距離を置くが、ある年から誕生日の日だけ時間がループしてしまう。繰り返される一日を通じて友情の修復や自己理解が進む、心温まる成長物語。
アメリカの児童文学作家。やわらかな感性と温かいプロットで多くの児童・YA作品を発表している。
独裁体制のもと、死を賭けたゲームに若者が送り込まれる世界で、妹を救うために志願した少女カットニスが生き残りと抵抗を模索する。メディア操作や階級格差、倫理を鋭く問いかけるディストピア作品。
アメリカの作家。ヤングアダルト向けのディストピア三部作『ハンガー・ゲーム』で国際的に知られる。社会問題を若者の視点で描く作風が特徴。
キャサリンは自閉症の弟デイヴィッドを支えるために“ルール”を作って生活を整理している。新しい友人との出会いや家族の葛藤を通して、受容や共感、成長が静かに描かれる感動的な児童小説。
アメリカの児童文学作家。自閉症をテーマにした作品など、家族関係や共感を丁寧に描く物語で評価されている。
主人公グレッグ・ヘフリーの日常を日記形式でユーモラスに描く児童書。学校生活や家族関係、友情の機微をコミック風の挿絵と軽妙な語りで綴り、思春期の読者から幅広い共感を得るシリーズの一作目。
アメリカの作家兼イラストレーター。コミカルな挿絵入りの日記形式で中学生の悩みや日常を描くシリーズで世界的な人気を博している。
少年ノアは、父親の行動から地元のカジノ船が海に汚水を投棄している疑いを知り、妹や友人と共に証拠を集めて不正を暴こうとする。ユーモアと冒険を交えつつ環境保護と正義を子どもの視点で描く児童向けのエコ・ミステリ。
アメリカの作家。ジャーナリズム出身で、ユーモアと風刺を交えた児童書・成人向け小説を手がける。フロリダを舞台にした作品や環境問題を扱う物語で知られる。
古い屋敷に隠れて暮らす二人の子どもが、新たに関わるようになった外部の子どもたちとの接触を通じて、屋敷にまつわる過去の秘密と悲劇に直面するゴースト・ミステリ。恐怖と同情が混ざり合う展開が続く。
ゴーストストーリーやミステリを得意とするアメリカの児童向け作家。若い読者向けに恐怖と共感を併せ持つ心理的な物語を多く執筆している。
小さなネズミ・デスペローの勇気と愛を中心に、王国の光と闇、人間や動物の視点が交差する冒険ファンタジー。読書や物語の力、赦しと希望が織り込まれた構成が特徴。
アメリカの児童文学作家。比喩とシンプルな語りで普遍的なテーマを紡ぐ名手。本作は物語性と寓話的要素を兼ね備えたファンタジーで高い評価を受けた。
主人公ドナルド・ジンクオフの純朴でエネルギッシュな視点から、周囲の評価やいじめにさらされながらも自分を貫く姿を描く物語。違いを理解し受け入れることの重要性を問いかける。
アメリカの児童文学作家。『Maniac Magee』などで知られ、若者の成長や社会的テーマを温かく、時に辛辣に描く作風が特徴である。
詩を書くことを拒んでいた少年が、先生の課題や偉大な詩人たちの作品に出会う中で徐々に詩を受け入れ、内面の声を表現していく。日記風の形式を通して創作と喪失への気づきを描く作品。
アメリカの児童文学作家。詩的な表現と独特の語り口で知られ、『Walk Two Moons』などの作品で賞を受けている。本作も詩と感情の発見を扱う。
引っ越してきた少女オーパルが、スーパーマーケットで拾った犬ウィン=ディキシーを通して地域の人々と心を通わせ、孤独を癒し新しい絆を築く。友情と赦し、共同体の温かさを描いた感動的な物語。
アメリカの児童文学作家。暖かい筆致で孤独や赦し、共同体の価値を描く作品が多く、若い読者と評者の双方から高い評価を受けている。
大恐慌時代を舞台に、孤児の少年バドが母の残した手がかりを頼りに実父と思しき人物を探す旅に出る。音楽やユーモアを交えながら家族の意味と自己尊厳の回復を描くロード物語。
アメリカの児童文学作家。歴史的背景を織り込んだ児童向け作品で評価され、ユーモアと社会的現実を併せ持つ作風が特徴である。
不運に見舞われた少年スタンリーが、刑務的な更生キャンプ「キャンプ・グリーンレイク」に送られ、仲間と共に過酷な発掘作業を通して友情や過去の因縁、正義を見つけていく。ミステリ的要素と人間ドラマが絡み合う。
キャンプ・グリーンレイクには湖はない。
アメリカの児童文学作家。ユーモアと深い人間描写を組み合わせた作品で知られ、『Holes』は多層的な物語構造と社会的テーマで高く評価されている。
呪いで“従順”とされて生まれた少女エラが、自らの意思で呪いに抗い自由を取り戻すために旅をするファンタジー。ユーモアと冒険を交えつつ、自己決定や成長の大切さを描く。
アメリカの児童文学作家。古典的な童話の再解釈を得意とし、『Ella Enchanted』はフェアリーテイルを現代的に読み替えた代表作である。
著者自身の幼少期のポリオ罹患と回復を綴る回想録。病による恐怖や身体的制約、治療や家族との支えを通じて勇気と回復力を描き、若い読者に希望と理解を促す作品。
アメリカの児童向け作家で、青少年向けのフィクションや回想録を多数執筆。本作は自身の幼少期のポリオ体験を基にした回顧録。
近所の少年ミック・ハートの突然の死をきっかけに、家族や友人たちが喪失と向き合う過程を描く物語。日常の細やかな描写を通して悲嘆、怒り、受容、記憶の継承といったテーマを静かに掘り下げる。
アメリカの児童文学作家。『ジュニービー・ジョーンズ』シリーズなどユーモアのある児童向け作品で知られる。本作では喪失と家族の心の動きを子どもの視点で静かに描く。
少年アンドリューが過去とつながる不思議な体験を通して、家族の歴史や責任と向き合いながら成長していく。時間や記憶、家族の絆をテーマにしたゴースト/タイムトラベル風の物語。
アメリカの児童文学作家。幽霊譚やミステリー要素を含む作品群で知られる。
スコットランドの伝承に基づくいたずら好きの精霊(ボガート)が古い遺物とともに新しい家に現れ、家族や周囲に騒動を巻き起こす。民間伝承とユーモアを織り交ぜた児童向けファンタジー。
イギリス生まれの児童文学作家。民話や伝承を取り入れたファンタジー作品で知られる。
少女ジェニファーと奇妙なヒキガエルをめぐる出来事を通して、学校生活や友情、自己表現についてユーモアを交えて描く児童向けのファンタジー/コメディ。
アメリカの児童・YA作家。ユーモアと奇想に富んだファンタジー作品を多く手がける。
少年デビッドが虐待されている犬シローを見つけ、自ら守ろうとする中で道徳的な葛藤や成長を経験する。正直さと責任を問う心温まる物語。
アメリカの児童文学作家。子どもや家族をテーマにした物語を多数執筆している。
異なる地域や文化の境界を越えて生きる少年マニアック・マギーの旅を通して、偏見や家庭の問題、帰属意識を描く。友情と和解、地域社会のあり方を問う成長物語。
アメリカの作家。若者向けの成長物語やユーモラスな作品でよく知られている。
第二次世界大戦下のデンマークを舞台に、主人公アンナとその家族がユダヤ人の友人を守るため奮闘する。子どもの視点から勇気と希望を描いた歴史フィクション。
アメリカの児童文学作家。若者向けの作品で著名であり、重要な賞を受賞している。
13歳の少年が飛行機事故で荒野に不時着し、一本の手斧(hatchet)だけを頼りに生き抜く術を学ぶ。自然との対峙を通して自立と精神的成長を描くサバイバル小説。
アメリカの作家。若者向けのサバイバル小説や自然を題材とした作品で知られる。
継母と共に引っ越してきた家族が、近くの墓地に縛られた少女の幽霊ヘレンと出会うことで起きる不思議な出来事に向き合う。家族の葛藤と癒しを描く静かなゴーストストーリー。
アメリカの児童文学作家。ゴーストストーリーやミステリー調の児童向け作品で広く知られている。
少年ウィルが古い城の模型を手に入れ、模型の中の世界に関わることで現実と空想が交錯する冒険に巻き込まれる。友情や勇気、責任を学ぶ成長物語。
アメリカの児童向け作家。ファンタジーや冒険物を得意とし、若い読者を対象とした作品を多数執筆している。
祖父が同居して部屋を奪われた少年が、祖父との“戦争”を仕掛けるコメディ風の家族小説。いたずら合戦を通して誤解や対立が解消され、世代間の絆や和解が描かれる。
アメリカの児童文学作家。家族をテーマにしたユーモラスで温かい作品が多い。
少年リーが作家ヘンショーに手紙を書く形式で綴られる成長物語。両親の離婚や転校、孤独と向き合いながら、書くことを通して自分を見つけていく過程が繊細に描かれる。子どもの心情に寄り添う一作。
アメリカの児童文学作家。『ラモーナ』シリーズなどで知られ、子どもの視点を生き生きと描くことで長年にわたり高い評価を受けた。
父親の突然の死をきっかけに心を閉ざす少女が、新しい土地での出会いを通じて癒しと成長を経験する物語。喪失と回復、自己発見が率直に描かれ、思春期の複雑な感情に寄り添う作品。
アメリカの児童・ヤングアダルト作家。思春期の悩みを率直に描き、多くの世代に影響を与えている。
譲り受けた物(hand-me-down)を通じて、家庭の事情や経済的困難に直面する子どもの心情を描く成長物語。自己肯定や仲間との関係を模索する過程が丁寧に綴られる。
アメリカの作家。ヤングアダルト向けシリーズ作品(例:『スウィート・ヴァレー』)で知られる。
新しく飼われるウサギ“バニュキュラ”が野菜の汁を吸う“不思議なウサギ”ではないかと疑う犬と猫が、家の中で起きる不可解な出来事を解き明かそうとするユーモラスなミステリー。友情と家族の温かさが描かれる。
アメリカの児童作家。ユーモアと想像力を交えた児童向けの物語で広く知られる。
ヴァーモントの山間地を舞台に、人々の暮らしや喪失、再生を静かに綴る作品。自然描写と地方社会の細やかな観察を通して、登場人物たちの内面が丁寧に描かれる。
アメリカの詩人・劇作家・小説家。ヴァーモントの自然や地方社会を題材にした作品で知られ、繊細な自然描写と人間観察が特色。
子どもやティーンが自分の力を見つけ、困難に立ち向かう成長物語。仲間や家族との葛藤を通じて自己肯定感を育み、現実的な問題に直面しながら成長していく過程を描く。
アメリカの児童・ヤングアダルト作家。現実的な家庭問題や危機を題材にした物語で知られ、若者の視点に立った描写が特徴。
叔母の来訪をきっかけに、日常が次第に不気味なものへと変化していく青春サスペンス。主人公の少女が人間関係の裏に潜む危険や不信に直面し、恐怖と疑念の中で自らの判断力を試される。心理的緊張感が中心の作品。
アメリカのヤングアダルト作家。サスペンスと心理描写に優れ、『I Know What You Did Last Summer』などの作品で知られる。
思春期の子どもが自分の能力や居場所を見つける過程を描く児童小説。主人公は学校や家庭での誤解や期待に向き合い、大人や友人との関係を通して少しずつ成長していく様子が、温かい筆致で綴られる。
アメリカの児童向け作家。学校や家庭を題材にした、ユーモアと現実味を織り交ぜた作品を多数発表している。
少年たちが自家製の歯みがき粉を作り、小さな製造・販売のビジネスを始める過程を描く物語。実践を通じて算数や経済の基本、協力と創意工夫の大切さを学んでいく。
家庭や日常で起きるさまざまな出来事を通して、子どもが自分や周囲と向き合い成長していく物語。ユーモアと温かさを交えつつ、家族関係や個人の自立を描く。
少年と狼犬・Kävik(カーヴィク)との絆と冒険を描く動物文学。孤独や誤解、自然の厳しさと温かさのなかで、主人公が責任感や勇気を学んで成長していく様子が描かれる。
主人公ヘンリーの犬リブシーが家を離れて様々な人や出来事に出会いながら帰路を探す物語。ユーモアと温かさで犬と人間の絆を描く作品。
アメリカの児童文学作家。『Ribsy』など犬や子どもを題材にした作品で知られ、本賞を複数回受賞している。
作者の少年時代に飼っていたアライグマ「ラスカル」との生活と別れを描く自伝的児童文学。自然や友情、成長のテーマをやさしく綴る名作。
アメリカの作家。自伝的作品『Rascal』で知られ、動物との交流や自然を温かく描いた作品で広く読まれている。
二匹の犬と一匹の猫が離れた飼い主を探してカナダの荒野を横断する冒険を描く物語。動物の視点を通して忠誠や友情、サバイバルを感動的に描写する。
スコットランド生まれの作家。代表作『The Incredible Journey』は動物たちの冒険を描いた児童文学の名作で、映画化もされた。
アメリカの児童文学作家。地方色や歴史的題材を題材にした作品で地域の児童文学に貢献した。
第7騎兵隊に仕えた有名な軍馬「コマンチ」を題材に、軍隊と馬との絆や冒険を描く歴史児童小説。史実的背景を織り交ぜつつ、情感豊かに物語る。
アメリカの児童文学作家。歴史を題材にした児童向け小説を多く執筆した。
15歳の少女が学校生活や友情、初恋を通じて自分の居場所を模索する青春小説。繊細な心理描写とユーモアを通して思春期の不安や喜びを温かく描く作品。
アメリカの児童文学作家。『Fifteen』や『Dear Mr. Henshaw』『Ramona』シリーズなど多数の代表作を持ち、子ども向け文学に大きな影響を与えた。複数回本賞を受賞している。