世界・海外・国外の文学賞

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ケン・キージー

ケン・キージー

Ken Kesey

ペンネーム: O.U. レヴォン大学院の創作ワークショップの学生と共作した際の筆名(『Caverns』)

プロフィール

性別
男性
生誕
1935-09-17 (コロラド州ラ・フンタ)
死没
2001-11-10 (オレゴン州ユージーン) 66歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
オレゴン州スプリングフィールド(幼少期〜学童期) → カリフォルニア州ラ・ホンダ(La Honda、1960年代以降の拠点) → オレゴン州プレザント・ヒル(晩年の自宅)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 随筆家, 詩人
活動期間
1957年〜2001年
所属
Beta Theta Pi(学 fraternality)
影響を受けた人物
アーネスト・ヘミングウェイ, ウィリアム・フォークナー, ビート・ジェネレーション(一般的な影響)
影響を与えた人物
グレイトフル・デッド(音楽面での師匠的存在), カウンターカルチャー運動諸人(1960年代のヒッピー文化)

学歴

オレゴン大学
スピーチ・コミュニケーション学科
学位: BA
期間: 1953–1957
卒業年: 1957
国: アメリカ合衆国
レスリングで活躍し、Fred Low Scholarshipを受賞
スタンフォード大学 クリエイティブ・ライティング・センター(非学位)
創作科(ウッドロー・ウィルソン奨学フェロー)
期間: 1958–1961
卒業年: 1961
国: アメリカ合衆国
Stegnerクラスを監督する教員とは対立もあったが、創作活動の基盤を築いた

受賞歴

ハーパー・サクストン賞
1960
対象作品: 未刊の小説(Zoo、進行中の作品)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

カッコーの巣の上で(One Flew Over the Cuckoo's Nest)

1962年 小説(社会的リアリズム/反制度主義)

精神科病棟を舞台にした作品で、制度に反抗する主人公と抑圧的な管理体制の対立を描く。ケージーの病院勤務や薬物体験が着想の一部となった。

制度と個人正気・狂気の境界反権威
映像化・舞台化
  • [映画] カッコーの巣の上で(映画) / Miloš Forman (1975)
  • [舞台] カッコーの巣の上で(舞台) / Dale Wasserman (1963)

時に偉大な意志(Sometimes a Great Notion)

1964年 小説(家族叙事詩/モダニズムの影響)

オレゴンの伐採業者一家を中心にした叙事詩的作品。批評家の評価は分かれたが、著者自身は代表作とみなしていた。

家族労働と共同体現代アメリカの苦悩
映像化・舞台化
  • [映画] サムタイムズ・ア・グレート・ノーション(映画) / Paul Newman (1970)

Kesey's Garage Sale

1973年 エッセイ集

雑文やレポートを集めた作品集。旅行記や随筆を含む。

旅行個人的回想文化観察

Demon Box

1986年 随筆・短編集

エッセイや短編を収めたコレクション。各地での経験や観察が綴られている。

回想アメリカ文化への観察

Sailor Song

1992年 小説

1990年代初頭に発表された長編で、批評的評価は賛否両論だった。

地域社会変化と記憶

全著作

  • One Flew Over the Cuckoo's Nest(カッコーの巣の上で)
  • Sometimes a Great Notion(時に偉大な意志)
  • Kesey's Garage Sale
  • Demon Box
  • Caverns(O.U. Levon、共同制作)
  • The Further Inquiry / Little Tricker the Squirrel Meets Big Double the Bear / Last Go Round / Twister(共同作を含む)
  • Kesey's Jail Journal

翻案

  • カッコーの巣の上で(1975年映画、Miloš Forman監督)
  • サムタイムズ・ア・グレート・ノーション(1970年映画、Paul Newman監督)
  • The Electric Kool-Aid Acid Test(Tom Wolfeによるノンフィクション、Merry Prankstersの記録)

作風・主題

文体
ポストモダニズムの影響を受けた語りカウンターカルチャー的な口語体と報告的文体の混合
頻出モチーフ
制度と個人の対立狂気と正気の曖昧さアメリカの地域社会と労働

健康

  • 脳卒中(ストローク)
    1997
    以後の健康低下の始まりとなり、活動に制約を与えた
  • 糖尿病
    1992–
    晩年の健康管理に影響
  • 肝腫瘍(肝細胞癌)
    2001(手術と合併症)
    2001年に手術を受けたが合併症により回復せず死去

評価・遺産

1960年代のカウンターカルチャーと接続した代表的作家であり、『カッコーの巣の上で』は社会批評とポピュラーカルチャー両面で長く影響を残した。Merry Prankstersを通じて音楽や若年文化に影響を与えた。

資料所蔵先

  • オレゴン大学(Ken Kesey papers)

大衆文化への影響

  • Tom Wolfe『The Electric Kool-Aid Acid Test』によるMerry Prankstersの記録
  • 『カッコーの巣の上で』の映画化(1975年、アカデミー賞主要部門受賞)
  • 2011年ドキュメンタリー『Magic Trip』などでの映像資料の公開
  • ユージーンのケーシー・スクエア(Kesey Square)に名を残す

引用

  • 私はビートニクには若すぎ、ヒッピーには年を取りすぎていた。
    出典: Robert K. Elderとのインタビュー(1999年) (1999年)

豆知識

  • スタンフォードでの実験でCIAのMKULTRA関連の薬物投与を受けたことがある(本人の知らないところで行われたとされる)
  • 1965年にマリファナ所持で逮捕され、偽の自殺を演じて一時逃亡したことがある
  • Merry Prankstersを主導し、Acid Testsを主催してグレイトフル・デッドらと関わった
  • 息子ジェド(Jed)は1984年に交通事故で死亡し、ケーシーはその追悼や支援活動を行った
  • Carolyn 'Mountain Girl' Adamsとの間に娘サンシャインをもうけた(養育は主にAdams側で行われた)