世界・海外・国外の文学賞

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クワメ・アンソニー・アピア

クワメ・アンソニー・アピア

Kwame Anthony Appiah

プロフィール

性別
男性
生誕
1954-05-08 (イングランド、ロンドン)
国籍
イギリス, アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ガーナ、クマシ(育成) → イングランド、ロンドン(幼少期) → アメリカ合衆国、ニューヨーク市(マンハッタン) → アメリカ合衆国、ニュージャージー州ペニングトン(自宅・農場)

経歴

職業
哲学者, 作家, 大学教授
活動期間
1981年〜
所属
ニューヨーク大学(教授:哲学・法), プリンストン大学(Laurance S. Rockefeller University Professor of Philosophy), コーネル大学(教員), イェール大学(教員), ハーバード大学(教員), フォーダム大学(Bacon-Kilkenny法教授), ガーナ大学(教員)
所属団体
アメリカ芸術科学アカデミー(会員), アメリカ芸術文学アカデミー(会員、2022年会長), アメリカ哲学会(会員), 王立文学協会(フェロー)
影響を受けた人物
W. E. B. デュボイス, 古代ギリシャの諸思想(例:ディオゲネス)

学歴

クレア・カレッジ、ケンブリッジ大学
哲学
学位: BA (First Class)
期間: 学士課程(年不詳)
国: イギリス
学士(First Class honours)取得
クレア・カレッジ、ケンブリッジ大学
哲学
学位: PhD
期間: 博士課程(〜1981)
卒業年: 1981
国: イギリス
博士論文: Conditions for Conditionals

受賞歴

ハースコヴィッツ賞
1993
対象作品: 『父の家にて:文化の哲学におけるアフリカ』
主催: アフリカ研究協会
結果: 受賞
アニスフィールド=ウルフ賞
1993
対象作品: 『父の家にて』
主催: アニスフィールド=ウルフ賞(クリーブランド財団)
結果: 受賞
ジョセフ・B・アンド・トビー・ギトラー賞
2008
主催: ブランダイス大学
結果: 受賞
アーサー・ロス賞
2007
対象作品: 『コスモポリタニズム』
主催: 外交問題評議会
結果: 受賞
ナショナル・ヒューマニティーズ・メダル
2012
主催: アメリカ合衆国政府(ホワイトハウス)
結果: 受賞
王立文学協会フェロー
2017
主催: 英国王立文学協会
結果: 選出
ジョン・W・クルーゲ人文科学賞
2024
主催: アメリカ議会図書館
結果: 受賞
ニュージャージー人文科学評議会ブック賞
2011
対象作品: 『名誉の法則(The Honor Code)』
主催: ニュージャージー人文科学評議会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: In My Father's House: Africa in the Philosophy of Culture

    文化哲学の観点からアフリカの文化とアイデンティティを論じ、文化的多様性と理論的枠組みを探る理論的研究。

    文化哲学の観点からアフリカの文化とアイデンティティを論じる。

    256ページ
    文化哲学アイデンティティアフリカ研究

作品

代表作

『父の家にて:文化の哲学におけるアフリカ』

1992年 学術書(文化論・哲学)

アフリカの文化とアイデンティティに関する哲学的考察。植民地化とポストコロニアルな文脈での文化論を展開する。

文化アイデンティティポストコロニアリズム
翻訳
  • 『In My Father's House』(邦訳情報不確定)

『カラーモラリティ(共著)』

1996年 政治哲学・倫理

人種と政治的道徳を論じ、公共政策と正義の観点から人種問題を検討する。

人種正義公共政策

『アイデンティティの倫理』

2005年 倫理学・哲学

個人の自己概念と社会的アイデンティティが倫理に及ぼす影響を検討する。

アイデンティティ倫理自己
翻訳
  • スペイン語訳: 『La Ética de la identidad』

『コスモポリタニズム:見知らぬ者の世界の倫理』

2006年 倫理学・政治哲学

コスモポリタン的視点から普遍性と文化差異の関係を論じ、人間の相互義務について考察する。

コスモポリタニズム普遍性と差異倫理
翻訳
  • スペイン語訳: 『Cosmopolitismo: la ética en un mundo de extraños』

『実験としての倫理』

2008年 倫理学

倫理理論に対する実証的研究(心理学・実験)の関連性を検討する。

倫理学実証研究道徳心理学

『名誉の法則:道徳革命はどう起こるか』

2010年 文化史・倫理

道徳的変化(名誉観の変化)が社会でどのように起こるかを歴史事例から分析する。

道徳革命名誉社会変化

『結びつける嘘:アイデンティティの再考』

2018年 社会哲学・思想

信条、国籍、肌の色、階級、文化といったアイデンティティを再検討し、それらがどのように人々を結び付け/分断するかを論じる。

アイデンティティ社会結束多様性

全著作

  • 『Assertion and Conditionals』
  • 『For Truth in Semantics』
  • 『Necessary Questions: An Introduction to Philosophy』
  • 『父の家にて:アフリカの文化の哲学』
  • 『Color Conscious』
  • 『Cosmopolitanism: Ethics in a World of Strangers』
  • 『Experiments in Ethics』
  • 『The Honor Code』
  • 『The Lies That Bind』
  • 小説『Avenging Angel』『Nobody Likes Letitia』『Another Death in Venice』

翻案

  • ドキュメンタリー出演(例:Examined Life 等)

作家による翻訳

  • 『Bu me b?: Proverbs of the Akans』(共編)邦訳情報不確定

作品の翻訳

  • 『コスモポリタニズム』(スペイン語訳等)
  • 『アイデンティティの倫理』(スペイン語訳等)

作風・主題

文体
学術的でありながら平易な説明を重視するエッセイ的文体哲学的論証と文化的事例の併用
頻出モチーフ
アイデンティティ人種と文化コスモポリタニズム

評価・遺産

アピアは現代の倫理・政治哲学、とくにアイデンティティとコスモポリタニズムの議論に大きな影響を与えた公共知識人である。学術書のみならず一般向けの著作や媒体出演を通じて広く知られている。

関連学会

  • アメリカ芸術科学アカデミー
  • アメリカ哲学会
  • アメリカ芸術文学アカデミー
  • 王立文学協会

大衆文化への影響

  • PBSドキュメンタリー『Prince Among Slaves』へ寄稿
  • Astra Taylor監督ドキュメンタリー『Examined Life』に出演
  • The New York Times Magazine コラム『The Ethicist』の寄稿・執筆

引用

  • ポストモダン文化とは、さまざまなポストモダニズムが作用する文化であり、時には協調し、時には競合する。現代文化はある意味で越境的であり、ポストモダン文化はグローバルである ― とはいえそれが世界中のすべての人の文化であるということではない。
    出典: 論文・エッセイ(発表年: 2009頃) (2009年)

豆知識

  • 2016年にガーナの伝統的長官としてNkosuaheneに任じられた(enstooled)。
  • 1997年にアメリカ市民権を取得した(帰化)。
  • パートナーはヘンリー・ファインダー(The New Yorkerの編集ディレクター)。ペンシルベニア近郊に小さな羊農場を持つ。