世界・海外・国外の文学賞

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ラース・サービー・クリステンセン

ラーズ・サービー・クリステンセン

Rāsu Sābī Kurisutenzen

プロフィール

性別
男性
生誕
1953-09-21 (オスロ)
国籍
ノルウェー, デンマーク
言語
ノルウェー語
居住地歴
スキッレベッケ(オスロ) → ソルトラント(ソルトラント自治体、北ノルウェー) → ブリンドーン(オスロ大学周辺)

経歴

職業
作家, 詩人, 劇作家, 脚本家, 詩の朗読・音楽活動(バンドメンバー)
活動期間
1976年〜
所属
Det Norske Akademi for Sprog og Litteratur(ノルウェー語・文学アカデミー)
所属団体
Det Norske Akademi for Sprog og Litteratur(ノルウェー語・文学アカデミー)
ノミネート
国際ダブリン文学賞(ショートリスト) 2005(作品: Halvbroren)

学歴

オスロ大学
文学部等 / 文学、ノルウェー語、美術史、思想史
期間: 1970年代(在籍年代不詳)
国: ノルウェー
大学で文学・ノルウェー語・美術史・思想史を学んだとされるが、学位・卒業年は資料により不明。

受賞歴

タルイ・ヴェサース新人賞 (Tarjei Vesaas' debutantpris)
1976
対象作品: Historien om Gly
主催: ノルウェーの文学関係団体
結果: 受賞
カッペレン賞 (Cappelen-prisen)
1984
主催: Cappelen出版社関連
結果: 受賞(共同受賞)
リヴェルトン賞 (Rivertonprisen)
1987
対象作品: Sneglene
主催: ノルウェー推理文学関連団体
結果: 受賞
ノルウェー批評家賞 (Norwegian Critics Prize for Literature)
1988
対象作品: Herman
主催: ノルウェー批評家協会
結果: 受賞
ボクハンドラー賞 (Bokhandlerprisen)
1990
対象作品: Bly
主催: ノルウェー書店関係団体
結果: 受賞
アマンダ賞 (Amandaprisen)
1991
主催: ノルウェー映画産業
結果: 受賞
ドブロウグ賞 (Dobloug Prize)
1993
主催: スウェーデン・アカデミー(授与)
結果: 受賞
リクスモール協会文学賞 (Riksmålsforbundets litteraturpris)
1997
主催: Riksmålsforbundet
結果: 受賞
ブーケンダー賞 (Bokhandlerprisen)
2001
対象作品: Halvbroren
主催: ノルウェー書店関係団体
結果: 受賞
ブラージェ賞 (Brage Prize)
2001
対象作品: Halvbroren
主催: Brageprisen運営
結果: 受賞
デン・ノルスケ・レセルプリーセン (Den norske leserprisen)
2001
対象作品: Halvbroren
主催: 読者投票による賞
結果: 受賞
北欧理事会文学賞 (The Nordic Council's Literature Prize)
2002
対象作品: Halvbroren
主催: 北欧理事会
結果: 受賞
コマンドール(聖オラフ勲章)
2006
主催: ノルウェー王室
結果: 授与
芸術文化勲章(シュヴァリエ)
2008
主催: フランス政府
結果: 授与(シュヴァリエ)
アマンダ名誉賞(Amandaprisen 名誉賞)
2018
主催: アマンダ賞運営
結果: 受賞(名誉賞)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Herman

    1960年代のオスロを舞台に、少年ハーマンの成長を描く長編。家族や友情、音楽や社会の変化が絡み合い、ユーモアと哀感を交えて青春の揺らぎを繊細に描写する作品。

    青春家族都市生活成長
  1. 受賞作: Halvbroren (The Half Brother / ハルヴブローレン)

    世代をまたいだ家族の物語を中心に据えた長篇で、愛憎、秘密、トラウマが積み重なっていく。主人公の成長とともに、戦後から現代に至る社会変動が家族の軋轢と和解に影響を与える様を描き出す。豊かな人物描写と時にユーモアを交えた筆致が特徴。

    世代をまたいだ家族の物語を中心に据えた長篇で、愛憎、秘密、トラウマが積み重なっていく。

    682ページ
    家族記憶成長戦後社会

作品

代表作

Beatles

1984年 小説(成長小説)

1960年代のオスロを舞台に、青年たちの友情、音楽、成長を描く長編小説。作者の代表作の一つであり、広く評価された。

若者文化友情音楽成長
翻訳
  • 英語訳(2001): Beatles(Don Bartlett 翻訳)

Halvbroren

2001年 小説(家族小説)

第二次大戦後のノルウェーを背景に、家族の秘密と個人のアイデンティティを描いた長編。多くの文学賞を受賞し、国際的にも評価された。

家族記憶アイデンティティノルウェー社会
翻訳
  • 英語訳: The Half Brother

Herman

1988年 小説

主人公ヘルマンを中心とした物語。批評家から高い評価を受けた作品。

個人の孤独成長
翻訳
  • 英語訳(2005): Herman

Sluk

2012年 小説

中年期の孤独や日常の崩壊を扱った作品。後に映画化された。

孤独日常の崩壊
映像化・舞台化
  • [映画] The Middle Man / Bent Hamer (2021)

全著作

  • Historien om Gly (1976)
  • Amatøren (1977)
  • Grønt lys (詩集、出版年不詳)
  • Beatles (1984)
  • Sneglene (1987)
  • Herman (1988)
  • Bly (1990)
  • Gutten som ville være en av gutta (1992)
  • Halvbroren (2001)
  • Maskeblomstfamilien (2003)
  • Modellen (2005)
  • Sluk (2012)
  • Byens spor(三部作、2017–2019)
  • その他多数の詩集・戯曲・児童書

翻案

  • Sluk → 映画『The Middle Man』(監督: Bent Hamer、2021)

作品の翻訳

  • Beatles — 英語訳(2001、Don Bartlett)
  • Herman — 英語訳(2005)
  • Modellen — 英語訳(2007: The Model)
  • Halvbroren — 英語訳(The Half Brother)

作風・主題

文体
叙情的リアリズム都市生活の細部を丹念に描写する文体時にユーモアとブラックユーモアを含む
頻出モチーフ
オスロと北ノルウェーの風景家族と記憶音楽(特にロック)青春と成長

健康

  • 椎間板ヘルニア
    2017–2019
    治療を受けながら作品を発表。身体的制約が創作活動に影響を及ぼした可能性がある。
  • 骨髄がん(資料では bone marrow cancer と記載)
    2017–2019
    治療期間中に執筆活動を続けたが、治療の影響で創作と公の活動に制約があった。

評価・遺産

ラース・サービー・クリステンセンはノルウェー現代文学を代表する作家の一人であり、多作かつ受賞歴が豊富である。都市と家族を描く力に定評があり、国際的な翻訳や映像化も行われている。

関連学会

  • Det Norske Akademi for Sprog og Litteratur(ノルウェー語・文学アカデミー)

資料所蔵先

  • ノルウェー国立図書館(所蔵・デジタル化資料あり)

大衆文化への影響

  • 小説の映画化(例: Sluk → The Middle Man)

豆知識

  • 父方か母方の系でデンマークの血を引き、ノルウェーとデンマークの二重国籍を保持している。
  • 1993年以降、詩の朗読・音楽活動でバンド「Norsk Utflukt」のメンバーとして4枚の録音を発表している。
  • 2006年にノルウェー王立聖オラフ勲章(コマンドール)を授与された。
  • 2008年にフランス政府より芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受章した。
  • 代表作『Halvbroren(The Half Brother)』は多数の賞を受賞し、国際的にも評価された。