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第5回(1997年) 受賞受賞作: Dulce compañía
ラウラ・レストレポ
ラウラ・レストレポ
Laura Restrepo
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1950-01-01 (コロンビア、ボゴタ)
- 国籍
- コロンビア
- 言語
- スペイン語
- 居住地歴
- コロンビア(ボゴタ等) → スペイン(マドリード) → アルゼンチン → メキシコ(亡命期) → アメリカ合衆国(滞在・講義) → デンマーク(短期) → カリフォルニア(短期)
経歴
- 職業
- 小説家, ジャーナリスト, 政治活動家, 大学講師
- 活動期間
- 1975年〜
- 所属
- Semana(雑誌), スペイン社会労働者党(在籍歴), コーネル大学(Andrew D. White Professor-at-Large 2007–2013), セビリア大学(非常勤講師)
- 所属団体
- スペイン社会労働者党(在籍歴)
- 影響を受けた人物
- ウィリアム・サロヤン, ジョン・スタインベック, ニコス・カザンザキス, ガブリエル・ガルシア=マルケス(知遇のある人物)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロス・アンデス大学(University of the Andes) | 哲学 | — | 学士(哲学) | 在籍年不詳(若年に入学) | コロンビア |
| ロス・アンデス大学(または同等の機関、詳細不明) | 政治学(大学院) | — | ポストグラド(政治学) | — | コロンビア |
ロス・アンデス大学(University of the Andes)
哲学
学位:
学士(哲学)
期間:
在籍年不詳(若年に入学)
国:
コロンビア
若年で入学し哲学を専攻。後に政治学のポストグラド取得と記載あり。
ロス・アンデス大学(または同等の機関、詳細不明)
政治学(大学院)
学位:
ポストグラド(政治学)
国:
コロンビア
正確な取得大学・年は資料により明確でないため不明。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1997 | ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス賞 | ドゥルセ・コンパニア(Dulce Compañía / The Angel of Galilea) | — | グアダラハラ国際書籍見本市 | 受賞 |
| 2002 | アルツォビスポ・サン・クレメンテ賞 | エル・レオパルド・アル・ソル(El Leopardo al Sol / Leopard in the Sun) | — | 受賞団体不明(資料により表記) | 受賞 |
| 2004 | アルファグアラ小説賞(第VII回) | デリリオ(Delirio / Delirium) | — | アルファグアラ(出版社) | 受賞 |
| 2006 | グリンザーネ・カヴール賞(外国文学部門) | — | 外国文学(Best foreign fiction) | グリンザーネ・カヴール財団 | 受賞 |
| 2007 | グッゲンハイム奨学金 | — | — | グッゲンハイム財団 | 受賞(フェローシップ) |
| — | プリ・フランス・カルチュール(Prix France Culture) | ドゥルセ・コンパニア(Dulce Compañía) | — | France Culture(ラジオ文化機関) | 受賞 |
ソル・フアナ・イネス・デ・ラ・クルス賞
1997
対象作品:
ドゥルセ・コンパニア(Dulce Compañía / The Angel of Galilea)
主催:
グアダラハラ国際書籍見本市
結果:
受賞
アルツォビスポ・サン・クレメンテ賞
2002
対象作品:
エル・レオパルド・アル・ソル(El Leopardo al Sol / Leopard in the Sun)
主催:
受賞団体不明(資料により表記)
結果:
受賞
アルファグアラ小説賞(第VII回)
2004
対象作品:
デリリオ(Delirio / Delirium)
主催:
アルファグアラ(出版社)
結果:
受賞
グリンザーネ・カヴール賞(外国文学部門)
2006
部門:
外国文学(Best foreign fiction)
主催:
グリンザーネ・カヴール財団
結果:
受賞
グッゲンハイム奨学金
2007
主催:
グッゲンハイム財団
結果:
受賞(フェローシップ)
プリ・フランス・カルチュール(Prix France Culture)
対象作品:
ドゥルセ・コンパニア(Dulce Compañía)
主催:
France Culture(ラジオ文化機関)
結果:
受賞
受賞・候補エディション
作品
代表作
エストゥピダド・デ・ウン・エントゥシアスモ(Historia de un Entusiasmo / Story of a Fascination)
1986年 ノンフィクション/政治回顧録コロンビア政府とゲリラ間の和平交渉に関する本人による記録。迫害や亡命の経緯も扱う。
和平交渉政治亡命記憶
情熱の島(Isla de la pasión / Isle of Passion)
1989年 歴史フィクション/小説メキシコ革命と第一次世界大戦期に無人島で暮らす軍人と家族を描く歴史に基づく小説。
孤立サバイバル人間関係
太陽の豹(El Leopardo al Sol / Leopard in the Sun)
1993年 社会派小説コロンビアの二つの家族の抗争と麻薬取引に絡む暴力の歴史を描く物語。
暴力家族麻薬
ガリレアの天使(Dulce Compañía / The Angel of Galilea)
1995年 フィクション(宗教的/風刺)スラム街で現れた“天使”をめぐる騒動と、それに伴うユーモア、宗教観、フェミニズム的視点を織り交ぜた作品。
宗教社会風刺フェミニズム
暗い花嫁(La Novia Oscura / The Dark Bride)
1999年 ジャーナリスティック・フィクション小さなコロンビアの町を舞台に、娼婦サヨナラの生涯と地域社会の物語を記者風の語りで描く作品。
社会の周縁記者の視点アイデンティティ
放浪する群衆(La Multitud Errante / A Tale of the Dispossessed)
2001年 社会派小説避難民を受け入れる修道院を舞台に、再会と喪失、約束の地を探す人々の物語が展開する。
避難民再会喪失
見えないバラの香り(Olor a rosas invisibles / The Scent of Invisible Roses)
2002年 恋愛小説数十年の時を隔てた男女の再会と秘められた愛を描く郷愁的ラブストーリー。
禁じられた愛再会追憶
デリリオ(Delirio / Delirium)
2004年 心理小説妻の発作的な狂気に直面した夫が、妻の過去と家族の秘密を追うことで真相に近づく物語。
狂気家族の秘密記憶
翻訳
- 英訳版あり
デマシアドス・エロエス(Demasiados héroes / Too Many Heroes)
2009年 政治的/歴史的フィクションアルゼンチンの独裁政権を背景に、親子関係と政治運動の記憶を巡る多層的な語りを展開する作品。
独裁政権記憶家族
ホット・サー(Hot Sur)
2013年 移民/異文化小説アメリカ合衆国を舞台にした作品で、コロンビア人女性の視点から異邦での生活と記憶を描く。
移民アイデンティティ記憶
全著作
- Historia de un Entusiasmo(エストゥピダド・デ・ウン・エントゥシアスモ)
- Isla de la pasión(情熱の島)
- Las vacas comen espaguetis(子供向け)
- El Leopardo al Sol(太陽の豹)
- Dulce Compañía(ガリレアの天使)
- La Novia Oscura(暗い花嫁)
- La Multitud Errante(放浪する群衆)
- Olor a rosas invisibles(見えないバラの香り)
- Delirio(デリリオ)
- Demasiados héroes(デマシアドス・エロエス)
- Hot Sur(ホット・サー)
作品の翻訳
- Delirio(デリリオ)
- La Novia Oscura(ラ・ノビア・オスクラ)
- El Leopardo al Sol(エル・レオパルド・アル・ソル)
作風・主題
- 文体
- 報道(ジャーナリズム)とフィクションの融合(いわゆるリポート調)政治・社会問題を織り込んだ写実的な文体
- 頻出モチーフ
- 悲劇・喪失記憶と過去の暴力亡命・強制移動家族関係と連帯
評価・遺産
ラウラ・レストレポはジャーナリズム的調査と小説的創作を融合させた独自の文体で知られ、コロンビア現代文学における重要な作家。政治的テーマや社会的周縁を描いた作品は学術的にも広く参照される。
引用
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「私は事実を少しだけ侵すことを許す公式が必要だった。個人的解釈が攻撃的にならないようにするためだ。」
出典: インタビュー(BOMB Magazine, Jaime Manrique 2002) (2002年)
豆知識
- 祖父は独学で6言語を話した。
- 若年期に家族とともに各地を移動し、公立学校に通った日数が非常に短かった。
- 1980年代に和平交渉の委員として活動し、その後、死の脅迫を受けてメキシコへ亡命した。
- 2007年から2013年にかけてコーネル大学のAndrew D. White Professors-at-Largeを務めた。