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第3回(1976年) 受賞受賞作: Dragonwings(ドラゴンウィングズ)
20世紀初頭のサンフランシスコを舞台にした歴史小説。中国から移民した父子が差別や貧困に直面しながらも、夢と技術への憧れで結びつく姿を通して、中国系アメリカ人の体験と家族の絆を描く児童向けの長編。
中国系アメリカ人移民家族歴史小説
ローレンス・マイケル・イェップ(葉祥添)
ローレンス・イェップ
Rōrensu Yeppu
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1948-06-14 (アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ(チャイナタウン))
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 宗教
- カトリック
- 居住地歴
- カリフォルニア州サンフランシスコ(チャイナタウン) → カリフォルニア州モントレー郡(パシフィックグローブ)
経歴
- 職業
- 作家, 劇作家, 児童文学作家
- 活動期間
- 1973年〜
- 所属
- カリフォルニア大学バークレー校(教員), カリフォルニア大学サンタバーバラ校(教員)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| セント・イグナティウス・カレッジ・プレパラトリー | — | — | — | 〜1966 | アメリカ合衆国 |
| マルケット大学 | — | — | — | 1966–1968 | アメリカ合衆国 |
| カリフォルニア大学サンタクルーズ校 | 文学部 | 英文学科 | B.A. | 1968–1970 | アメリカ合衆国 |
| ニューヨーク州立大学バッファロー校 | 大学院(文学系) | 英文学 | Ph.D. | 不明 | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1975 | ニューベリー名誉賞 | ドラゴンウィング(Dragonwings) | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | 受賞(Newbery Honor) |
| 1994 | ニューベリー名誉賞 | ドラゴンズ・ゲート(Dragon's Gate) | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | 受賞(Newbery Honor) |
| 1977 | ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞(児童文学部門) | フクロウの子(Child of the Owl) | Children's Fiction | Boston Globe–Horn Book Awards委員会 | 受賞 |
| 1995 | フェニックス賞 | ドラゴンウィング(Dragonwings) | — | Children's Literature Association | 受賞 |
| 2005 | 児童文学遺産賞(Children's Literature Legacy Award) | — | — | アメリカ図書館協会(ALSC) | 受賞(生涯貢献) |
| 1976 | カーター・G・ウッドソン書籍賞 | ドラゴンウィング(Dragonwings) | — | Carter G. Woodson Award委員会 | 受賞 |
| 1989 | ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞(ランナーアップ) | ザ・レインボー・ピープル(The Rainbow People) | — | Boston Globe–Horn Book Awards委員会 | ランナーアップ |
受賞・候補エディション
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第55回(1976年) 候補受賞作: Dragonwings
20世紀初頭の米国を舞台に、中国からの移民の父と子の物語を通じ、夢の実現と差別、家族の絆を描く作品。父が飛行機を作ろうとする姿と少年の成長が交錯する感動的な歴史フィクション。
20世紀初頭の米国を舞台に、中国からの移民の父と子の物語を通じ、夢の実現と差別、家族の絆を描く作品。父が飛行機を作ろうとする姿と少年の成長が交錯する感動的な歴史フィクション。
移民家族夢と技術差別
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第23回(1976年) 栄誉受賞作: Dragonwings
20世紀初頭のアメリカを舞台に、中国からの移民とその家族の夢や苦闘を描く歴史小説。父子の絆や差別、希望と失望が交差する物語で、移民史を子どもにも伝わる形で語る。
移民家族アジア系アメリカ人夢と挫折 -
第25回(1978年) 受賞受賞作: Child of the Owl
アジア系アメリカ人の少年少女を主人公に、過去世代の記憶や文化的断絶と再生を織り交ぜながらアイデンティティ探求を描く物語。家族の歴史や世代間の理解が重要なテーマとなる。
移民アイデンティティ家族多文化共生
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第15回(2005年) 受賞受賞作: 生涯業績(代表作: Dragonwings)
20世紀初頭の移民経験と親子関係を描いた『Dragonwings』をはじめ、民族的背景や世代間の葛藤を繊細に描く作品群が評価された。歴史的文脈と個人の物語を結びつける筆致が特徴。
移民家族歴史アイデンティティ
作品
代表作
ドラゴンウィング(Dragonwings)
1975年 児童文学 / 歴史小説20世紀初頭のサンフランシスコを舞台にした家族と移民の物語。父子関係、差別、夢見る技術者としての成長が描かれる。
- [舞台(戯曲)] ドラゴンウィング(舞台版)
ドラゴンズ・ゲート(Dragon's Gate)
1993年 児童文学 / 歴史小説『ゴールデン・マウンテン・クロニクル』の一作で、19世紀中頃の中国移民と鉄道建設に携わる労働者たちの苦難と連帯を描く。
フクロウの子(Child of the Owl)
1977年 児童文学中国系アメリカ人の少年を主人公に、文化的断絶や自己理解の模索を描く青春物語。
シーグラス(Sea Glass)
1979年 児童文学 / 家族小説『ゴールデン・マウンテン・クロニクル』に連なる作品で、1970年代の若者たちと家族の葛藤を描く。
ザ・サーペントズ・チルドレン(The Serpent's Children)
1984年 歴史小説 / 児童文学『ゴールデン・マウンテン・クロニクル』シリーズの一作。19世紀半ばの移民史を背景にした家族物語。
ドラゴン・ロード(Dragon Road)
2007年 児童文学 / 歴史小説シリーズの一作で、20世紀前半の移民たちの苦難と強さを描く物語(旧題:The Red Warrior)。
ドラゴンズ・オブ・シルク(Dragons of Silk)
2011年 児童文学 / 長編シリーズの完結に位置づけられる作品で、1835年から現代にかけての家族史を扱う。
スウィートウォーター(Sweetwater)
1973年 ヤングアダルト / SFイェップの初期のSF作品で、若年層を対象にした長編。初期の作家としての出発点となった作品。
全著作
- ドラゴンウィング
- ドラゴンズ・ゲート
- フクロウの子
- ザ・レインボー・ピープル
- スウィートウォーター
- ザ・ロスト・ガーデン(自伝)
- タイガーの弟子(The Tiger's Apprentice)
- シティ・オブ・ドラゴンズ
- ドラゴン・オブ・ザ・ロスト・シー
- ドラゴン・スティール
- ドラゴン・コールドロン
- ドラゴン・ウォー
- 蛇の子たち
- マウンテン・ライト
- ドラゴン・ロード
- シーグラス
- ハーツの泥棒
- シルクのドラゴン
- カーンの娘
- 魔法の筆
翻案
- ドラゴンウィング(舞台化)
- タイガーの弟子(長編アニメ映画、ワールドプレミア 2024)
作風・主題
- 文体
- 叙情的で描写に富む文体民話や中国神話の要素を現代的に取り入れる児童・YA向けにわかりやすく構成された語り
- 頻出モチーフ
- 文化的疎外感とアイデンティティの探求家族の絆移民と労働の歴史伝説・神話の比喩的な使用
評価・遺産
ローレンス・イェップは、アメリカ児童文学における重要な声であり、特に中華系アメリカ人の経験を描いた作品群(ゴールデン・マウンテン・クロニクルなど)で知られる。文化的疎外とアイデンティティの問題を深く掘り下げ、児童文学界に長期的な影響を残した。
関連学会
- Children's Literature Association
- アメリカ図書館協会(ALSC)
資料所蔵先
- アメリカ議会図書館(関連資料)
- 出版社アーカイブ(Harper & Row / HarperCollins)
大衆文化への影響
- 映画『タイガーの弟子』(アニメ、2024年リリース)
引用
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「チャイナタウンに溶け込むにはあまりにアメリカ人で、どこにも完全には合わないほど中国人でもあった。」
出典: インタビュー(Seattle Post-Intelligencer, 2001) (2001年)
豆知識
- 1984年にジョアン・ライダーと結婚した。
- 幼少期は家族経営の食料品店で働き、人間観察を学んだと語っている。
- 18歳でSF雑誌に初めて作品を発表した。
- モントレー郡(パシフィックグローブ)に在住。