世界・海外・国外の文学賞

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劉心武

リウ シンウ

Liu Xinwu

ペンネーム: 劉浏一部作品で使用したペンネーム, 趙壯漢歴史的・政治的題材で用いたことのある別名

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-06-01 (中華人民共和国 四川省 成都市)
国籍
中国
言語
中国語(標準中国語)
居住地歴
四川省成都市(生誕地) → 北京市(1950年以降長らく居住)

経歴

職業
小説家, 短編作家, 児童文学作家, 編集者
活動期間
1977年〜
所属
『人民文学』などの編集職
所属団体
中国作家協会
影響を受けた人物
周汝昌(紅学研究者との交流)

受賞歴

茅盾文学賞(第2回)
1985
対象作品: 『婚礼』
主催: 中国作家協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

茅盾文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: The Wedding Party (钟鼓楼)

    北京の鐘鼓楼周辺を舞台に、ひとつの結婚式の日に集まる人びとの暮らしを細やかに描く長編。

    北京のある一日を切り取り、四合院の暮らしを立体的に映す。

    北京都市生活家族社会変化中国小説

作品

代表作

『班主任』

1977年 短編小説

文化大革命期の出来事とその帰結を描き、公権力の過剰さを批判した短編。1977年に発表され、ポスト毛沢東時代の文学潮流の先駆けとされる作品の一つ。

文化大革命公権力批判教育と世代
翻訳
  • 英訳: 「The Class Teacher」などの英語アンソロジーに収録

『婚礼』

1984年 長編小説

北京市民や周縁の人々の生活を描く長編で、社会変動と個人の運命を主題とする。1985年に茅盾文学賞(第2回)を受賞した。

都市の群像家族と伝統社会変動
翻訳
  • 英訳: Jeremy Tiangによる英訳版が存在

全著作

  • 『班主任』
  • 『婚礼』
  • 『黑墙』および短編集(英語訳: Black Walls and Other Stories)
  • アンソロジー収録: Prize-winning Stories from China, 1978-1979 等

作品の翻訳

  • 『婚礼』 → 英訳 The Wedding Party(Jeremy Tiang翻訳)
  • 『班主任』 → 英訳 The Class Teacher(各種アンソロジー)

作風・主題

文体
現実主義的描写社会批評的な視点傷痕文学と位置づけられる要素(議論あり)
頻出モチーフ
北京の庶民生活周縁化された人物像文化大革命の記憶紅学(『紅楼夢』研究)への関心

評価・遺産

劉心武は1970年代後半以降の中国現代文学における重要な作家であり、文化大革命の記憶を描く作品群や北京の庶民を描写する作風で知られる。紅学研究にも取り組み、学術的論争を呼んだ。彼の作品は英語などに翻訳され国際的にも流布している。

関連学会

  • 中国作家協会

豆知識

  • 1942年6月生まれ。四川省成都市出身で、1950年以降は北京市で長く生活。
  • 1977年発表の短編『班主任』は文化大革命の批判的描写を含み、ポスト毛沢東期の重要作とされる。
  • 1980年代に『人民文学』などで編集職を務めたが、政治的圧力により1987年に編集職を解かれた。
  • 1989年の天安門事件後、公示的な立場からの嫌がらせを受けたため政府職を辞し、以後執筆活動に専念。
  • 1990年代以降、紅学(『紅楼夢』研究)に取り組み、『秦学』という視点を提唱した。