世界・海外・国外の文学賞

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ルイ・ド・ベルニエール

ルイ・ド・ベルニエール

Rui do Bernieres

プロフィール

性別
男性
生誕
1954-12-08 (ウールイッチ(ロンドン))
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
サリー(育成) → ウールイッチ(出生) → バンゲイ、サフォーク(在住) → コロンビア(英語教師として滞在)

経歴

職業
小説家, 作家
活動期間
1990年〜
所属
王立文学協会(Fellow)
所属団体
王立文学協会(Fellow)
影響を受けた人物
ガブリエル・ガルシア=マルケス, ラテンアメリカ文学一般(マジックリアリズム)
ノミネート
1994年 サンデー・エクスプレス・ブック・オブ・ザ・イヤー(候補)

学歴

グレンハム・ハウス・スクール
国: イギリス
初等教育(準備学校)
ブラッドフィールド校
国: イギリス
寄宿学校での教育
マンチェスター大学(ヴィクトリア大学)
国: イギリス
高等教育を受けたが詳細不明
ロンドン大学教育研究所(UCL Institute of Education)
国: イギリス
教師養成等に関連する在籍
デ・モントフォート大学(名誉学位)
学位: 名誉博士
卒業年: 2008
国: イギリス
2008年に名誉博士号を授与

受賞歴

コモンウェルス作家賞(最優秀作品)
1995
対象作品: 『カプリーニのマンドリン』
部門: 最優秀作品
主催: コモンウェルス作家賞運営団体
結果: 受賞
王立文学協会フェロー選出
2006
主催: 王立文学協会
結果: 選出
名誉博士号(授与)
2008
主催: デ・モントフォート大学
結果: 授与

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Señor Vivo & the Coca Lord

    ラテンアメリカ的な舞台で政治的暴力や魔術的要素を交えて描く小説。社会の混乱と個人の物語が並走する。

    魔術的リアリズム政治社会風刺
  2. 受賞作: Captain Corelli's Mandolin

    第二次世界大戦期のギリシャの島を舞台に、占領下で芽生える愛と文化摩擦、戦争の影響を描いた感動的な長編。

    戦争占領文化摩擦
ラナン文学賞 4回登壇
  1. 受賞作: ラナン文学賞(フィクション部門)

    国際的な題材と物語性を持つ創作活動への評価としての受賞。

    歴史ユーモア国際性
  2. 受賞作: ラナン文学賞(フィクション部門)

    国際的な題材と物語性を持つ創作活動への評価としての受賞。

    歴史ユーモア国際性

作品

代表作

『ドン・エマニュエルの戦争』

1990年 小説(マジックリアリズム的歴史小説)

ラテンアメリカ風の舞台で展開する初期長編。政治的混乱と奇想を織り交ぜた物語。

政治マジックリアリズム社会

『セニョール・ヴィーボとコカの王』

1991年 小説(マジックリアリズム)

ラテンアメリカを舞台に、政治風刺と幻想的要素を織り交ぜた物語。

権力風刺地域社会

『法王グスマンの厄介な子孫たち』

1992年 小説(ラテンアメリカ風)

家族と宗教、社会の変動を描いた作品。

家族宗教社会変動

『カプリーニのマンドリン』

1994年 歴史小説(戦争小説)

第二次世界大戦期のケファロニア島を舞台に、イタリア軍の士官と島の住民との関係を通して愛と戦争を描く物語。

戦争文化衝突音楽
映像化・舞台化
  • [映画] 『カプリーニのマンドリン』 / John Madden (2001)
翻訳
  • 複数言語に翻訳

『レッド・ドッグ』

2001年 ノンフィクション風小説/物語

オーストラリアのピルバラ地方を舞台にした、実在の犬をモデルにした心温まる物語。像に触発されて執筆された。

友情郷愁共同体
映像化・舞台化
  • [映画] 『レッド・ドッグ』 / Kriv Stenders (2011)
  • [映画(前日譚)] 『Red Dog: True Blue』 / Kriv Stenders (2016)

『翼のない鳥たち』

2004年 歴史小説

トルコの小さな村を舞台に、オスマン帝国末期から第一次世界大戦・アナトリアの動乱を背景に多様な人々の悲劇を描く。

民族戦争喪失近代化

『ノットウィズスタンディング』

2009年 短編集

架空の英村ノットウィズスタンディングを舞台にした短編集。幼少期の自伝的要素を含む作品もある。

田舎社会風刺日常の奇妙さ

ダニエル・ピット三部作(代表作群)

2015年 歴史小説(トリロジー)

第一次世界大戦の飛行士ダニエル・ピットを中心に20世紀を描く三部作(2015–2020)。家族と時代の変遷を追う。

戦争家族史記憶

全著作

  • 『ドン・エマニュエルの戦争』 (1990)
  • 『セニョール・ヴィーボとコカの王』 (1991)
  • 『法王グスマンの厄介な子孫たち』 (1992)
  • 『カプリーニのマンドリン』 (1994)
  • 『レッド・ドッグ』 (2001)
  • 『翼のない鳥たち』 (2004)
  • 『A Partisan's Daughter』 (2008)
  • 『The Dust that Falls from Dreams』 (2015)
  • 『Blue Dog』 (2016)
  • 『So Much Life Left Over』 (2018)
  • 『The Autumn of the Ace』 (2020)
  • 『Light Over Liskeard』 (2023)
  • 短編集『Notwithstanding』 (2009)
  • 短編集『Labels and Other Stories』 (2019)
  • 戯曲『Sunday Morning at the Centre of the World』 (2001)

翻案

  • 『カプリーニのマンドリン』(映画, 2001)
  • 『レッド・ドッグ』(映画, 2011)
  • 『Red Dog: True Blue』(映画, 2016、前日譚)

作品の翻訳

  • 少なくとも11言語以上に翻訳されている作品あり

作風・主題

文体
マジックリアリズムの影響を受けた語り叙情的で音楽的な描写歴史的・地域的背景に根ざしたリアリズム
頻出モチーフ
音楽戦争とその影響共同体と家族文化的交差

健康

  • ジストニア
    不明
    楽器演奏に影響を与えたと本人が述べている

評価・遺産

『カプリーニのマンドリン』の成功により国際的な名声を得、作品は多言語に翻訳され映画化もされている。ケファロニア島の観光業への影響や、イギリス現代文学における重要な声としての評価がある。

関連学会

  • 王立文学協会

大衆文化への影響

  • 『カプリーニのマンドリン』によるケファロニア島の観光化
  • 映画化作品による一般的認知の拡大

引用

  • 「英国は本当に巨大な精神の病棟だ。…奇行を許容する権利を信じている」
    出典: 『Notwithstanding』のあとがき (2009年)

豆知識

  • 若い頃士官学校(サンドハースト)に入校したが4か月で退校した。
  • グランタの「20 Best of Young British Novelists」に1993年に選出された。
  • 多くの楽器(フルート、マンドリン、クラリネット、ギター)を演奏するが自らは素人と称する。
  • 息子と娘がおり、2009年にパートナーと別居したが後に共同親権を得たと報じられている。