世界・海外・国外の文学賞

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ルイーズ・ボーガン

ルイーズ・ボーガン

Ruīzu Bōgan

プロフィール

性別
女性
生誕
1897-08-11 (メイン州リバーモアフォールズ)
死没
1970-02-04 (ニューヨーク市, ニューヨーク州, アメリカ合衆国) 72歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
メイン州リバーモアフォールズ → ニューヨーク市 → ウィーン(短期間滞在)

経歴

職業
詩人, 批評家, 翻訳者, 文芸評論家
活動期間
1920年〜1970年
所属
ワシントン大学(シアトル)客員教授, シカゴ大学 客員教授, アーカンソー大学 客員教授, ブランダイス大学 客員教授
所属団体
アメリカ芸術文学アカデミー会員
影響を受けた人物
ゲーテ(翻訳を通じて影響), 同時代の形式主義者(例:マリアンヌ・ムーア)
影響を与えた人物
セオドア・ロエスキー(支援・助言を行った), 後続のアメリカ女性詩人たち

学歴

ガールズ・ラテン・スクール
期間: およそ5年間
国: アメリカ合衆国
恩人の支援で通学し詩作を始めた
ボストン大学
期間: 1916(フレッシュマン在学後退学)
国: アメリカ合衆国
フレッシュマン課程修了後に退学

受賞歴

米国図書館会 詩の顧問(Poet Laureate/Consultant in Poetry)任命
1945
主催: アメリカ議会図書館
結果: Appointed
ボリンゲン賞
1955
対象作品: 詩集『Collected Poems: 1923–1953』
主催: イェール大学
結果: 受賞
Academy of American Poets の賞
1959
対象作品: 詩集『Collected Poems: 1923–1953』
主催: Academy of American Poets
結果: 受賞
グッゲンハイム奨学金
主催: グッゲンハイム財団
結果: フェローシップ(複数回受給)
グッゲンハイム奨学金(別回)
主催: グッゲンハイム財団
結果: フェローシップ
ナショナル・エンドウメント・フォー・ザ・アーツ 金銭的支援
主催: National Endowment for the Arts
結果: 助成

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 生涯業績

    短詩の緻密な構成と抑制された情感表現を通して、日常の中に潜む複雑な心理や美を描き出す作品群が評価された。詩評活動も含めた総合的業績が受賞理由とされる。

    抑制の美学観察内面言語の精度

作品

代表作

Body of This Death

1923年 詩集

初期詩集。孤独や喪失、個人的経験を抒情的に表現した作品群。

孤独喪失抒情

Dark Summer

1929年 詩集

1920年代末の作品集。形式を重んじた抒情詩が中心。

形式性個人的葛藤

Collected Poems: 1923–1953

1954年 詩集(全集的編集)

1923年から1953年までの主要詩を収めた編集詩集。批評家や同時代の詩人から高い評価を受けた。

時間裏切り女性の経験

The Blue Estuaries: Poems, 1923–1968

1968年 詩集(回顧的編集)

1923年から1968年までの詩を収めた回顧的詩集。代表作「The Dream」「Women」などを収録。

回想女性性時間感覚
映像化・舞台化
  • [声楽(歌曲)] To Be Sung On The Water(歌曲化) (1968)

全著作

  • Body of This Death (1923)
  • Dark Summer (1929)
  • Collected Poems: 1923–1953 (1954)
  • The Blue Estuaries: Poems, 1923–1968 (1968)
  • 散文・批評・翻訳(複数)

翻案

  • サミュエル・バーバーによる詩の歌曲化("To Be Sung On The Water" を1968年に歌曲化)

作家による翻訳

  • ゲーテ、エルンスト・ユンガー、ジュール・ルナール等の翻訳

作風・主題

文体
形式を重んじる抒情詩簡潔で厳しい表現
頻出モチーフ
孤独裏切り時間女性の経験

健康

  • うつ傾向(記述による)
    生涯を通じて断続的
    個人的な苦悩や孤独感が詩作に影響を与えたとされる

評価・遺産

20世紀アメリカの主要な抒情詩人の一人。形式的な詩を擁護し続け、The New Yorker の詩担当評論家として長年影響力を持った。ボリンゲン賞受賞などで評価を確立した。

関連学会

  • アメリカ芸術文学アカデミー

資料所蔵先

  • アマースト大学アーカイブ(Louise Bogan Papers)
  • プリンストン大学図書館(Louise Bogan Papers, 1936–1954)
  • ニューハンプシャー/University of New England(Louise Bogan Collection, 1934–1985)
  • ワシントン大学セントルイス図書館(Louise Bogan Papers)
  • アメリカ議会図書館(朗読録音などの資料)

大衆文化への影響

  • エリザベス・フランクによる伝記『Louise Bogan: A Portrait』は1986年にピューリッツァー賞を受賞
  • 作曲家サミュエル・バーバーが詩 "To Be Sung On The Water" を歌曲化
  • Ruth Anderson によるサウンド・ポエム『I Come Out of Your Sleep』はボーガンの詩を素材に構成

引用

  • 「私はこの不可解な宇宙が苦しみを軸に回っているとは信じられない;世界の奇妙な美しさはどこかに純粋な喜びとして存在しているはずだ!」
    出典: ジョン・ホール・ウィーロック宛ての手紙(抜粋) (1953年)

豆知識

  • 1945年にアメリカ議会図書館のConsultant in Poetry(のちのPoet Laureateに相当)に任命され、同職を務めた最初の女性。
  • サミュエル・バーバーが彼女の詩を歌曲化した(1968年)。
  • エリザベス・フランクの伝記が1986年にピューリッツァー賞を受賞した。