世界・海外・国外の文学賞

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M・J・ハイランド(マリア・ジョーン・ハイランド)

エム・ジェイ・ハイランド(マリア・ジョーン・ハイランド)

M. J. Hyland (Maria Joan Hyland)

ペンネーム: M・J・ハイランド出版名義

プロフィール

性別
女性
生誕
1968 (ロンドン、イングランド)
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ロンドン、イングランド → マンチェスター、イングランド → ブリスベン、オーストラリア(滞在/レジデンシー)

経歴

職業
小説家, 講師
活動期間
2000年〜
所属
マンチェスター大学 新しい創作文学センター(Manchester Centre for New Writing)

受賞歴

ホーソーンデン賞
2007
対象作品: Carry Me Down
主催: Hawthornden Prize(主催団体)
結果: Winner
Encore賞
2007
対象作品: Carry Me Down
主催: Encore Prize(主催団体)
結果: Winner
ブッカー賞(Man Booker Prize)
2006
対象作品: Carry Me Down
主催: Man Booker Prize(主催団体)
結果: Shortlisted
Commonwealth Writers' Prize
2004
対象作品: How the Light Gets In
主催: Commonwealth Foundation
結果: Shortlisted
Commonwealth Writers' Prize
2006
対象作品: Carry Me Down
主催: Commonwealth Foundation
結果: Shortlisted
The Age Book of the Year Award
2004
対象作品: How the Light Gets In
部門: Fiction
主催: The Age(オーストラリア)
結果: Shortlisted
Orange Prize(Women's Prize for Fiction)
2007
対象作品: Carry Me Down
主催: Women's Prize for Fiction(主催)
結果: Longlisted
Orange Prize(Women's Prize for Fiction)
2010
対象作品: This Is How
主催: Women's Prize for Fiction(主催)
結果: Longlisted
International Dublin Literary Award
2009
対象作品: This Is How
主催: International Dublin Literary Award(主催)
結果: Longlisted
Pushcart Prize
2008
主催: Pushcart Press
結果: Nominated
BBC ナショナル・ショートストーリー賞(BBC National Short Story Award)
2011
対象作品: Rag Love
主催: BBC
結果: Shortlisted
BBC International Short Story Prize
2012
対象作品: Even Pretty Eyes Commit Crimes
主催: BBC / 国際ショートストーリー賞
結果: Shortlisted
Sunday Times Short Story Award
2014
対象作品: Other People's Beds
主催: The Sunday Times
結果: Longlisted
William Hazlitt Essay Prize
2013
対象作品: Hardy Animal
主催: William Hazlitt Essay Prize(主催)
結果: Shortlisted

受賞・候補エディション

アンコール賞 1回登壇
  1. 受賞作: Carry Me Down

    少年の視点で家族の不協和音や大人社会の矛盾に向き合う成長小説。父子関係や嘘・真実の問題を通して、自己認識の揺らぎと孤立が繊細に描かれる。

    家族成長真実と嘘アイデンティティ
Hawthornden Prize 1回登壇
  1. 受賞作: Carry Me Down

    幼い少年の視点で語られる成長小説。主人公が自らの特別な能力(真偽を見抜く力)を信じることで家族の秘密や大人社会の矛盾が浮かび上がり、真実と嘘、信頼の脆さと成長の痛みを鋭く描き出す。ダークなユーモアと繊細な心理描写が特徴。

    成長小説家族真実と嘘心理子どもの視点

作品

代表作

How the Light Gets In

2004年 小説

家族や成長の問題を扱う初期長編。読み手に鋭い視点を向ける作品。

家族成長アイデンティティ

Carry Me Down

2006年 小説

声のトーンを抑えた語りで描かれる、不穏さとユーモアを併せ持つ物語。主要作品の一つで各種賞にノミネート・受賞。

道徳的複雑さ家庭内の緊張子どもと大人の視点

This Is How

2009年 小説

犯罪を主題にしつつ、犯人の内面や同情を描く冷徹だが慈悲深い作品。現在形の緊張感ある語りが特徴。

犯罪道徳同情と冷酷さ

全著作

  • How the Light Gets In(2004)
  • Carry Me Down(2006)
  • This Is How(2009)
  • 短編・中編作品(例:Even Pretty Eyes Commit Crimes、Rag Love 等)

作風・主題

文体
抑制の効いたトーン簡潔で緊張感のある現在形の語り(作品による)観察に基づく冷徹さとユーモアの併存
頻出モチーフ
道徳的ジレンマ家庭と孤立子ども/大人の視点差

健康

  • 多発性硬化症
    2008–present
    2008年に診断。執筆・活動に影響を与えつつも創作と教育活動を継続。

評価・遺産

M. J. ハイランドは抑えた文体と道徳的複雑さを描く作家として評価され、多数の主要文学賞でノミネート・受賞歴を持つ。教育者として若手作家の育成にも貢献している。

引用

  • 「彼女はそれをとても簡単に見せる――一音節の言葉で、ほとんど感情のない文体で。しかしその達成は決して単純ではない。」
    出典: New York Times(書評) (2009年)

豆知識

  • 元弁護士であり、2000年代以降に小説家として活動を開始した。
  • 2008年に多発性硬化症と診断された。
  • マンチェスター大学で創作講義を行い、Martin Amis、Colm Tóibín、Jeanette Winterson らと共にワークショップを運営した経験がある。
  • 短編作品がGrantaやNarrative Magazineなどに掲載されている。